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7.42点(レビュー数:21人)

作者高橋ツトム

巻数19巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:1992年~ / 講談社

更新時刻 2011-01-12 12:56:12

あらすじ 高橋ツトムのデビュー作。
新宿警察署の刑事・飯田は日本、そして海外を舞台に凶悪犯罪に立ち向かう…
凶眼の刑事・飯田響也が見据える人間の”生”と”死”、そして”犯罪”という”本能”??。

備考 文庫版の一巻には幻のデビュー作が収録されている。

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地雷震のレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全18 件

6点 たにやんさん

一話完結もので、どの巻からでも入っていけるのはいいね。
確かに一話一話練られており、それなりのクオリティー。

特筆すべきは主人公・飯田のかっこよさ。
この漫画は飯田のかっこよさを追い続ける漫画です。
そしてキョーコさんも綺麗です。


周りの人間が不幸になりすぎ!
&銃撃ちすぎ!

ってのが気にはなりまんた。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-18 21:39:37] [修正:2008-02-18 21:39:37] [このレビューのURL]

9点 souldriverさん

ある重要人物の死を境に前半と後半でかなり話の見せ方が変わっており、それに伴って話の主題も変化している特殊な作品。(ちなみに絵柄も同じ時期を境にかなり変化している)

前半は主人公である飯田が積極的に捜査に関与しているため主観的に話が進んでおり、また扱う事件も犯罪者の異常心理や麻薬、催眠といった「犯罪色」の強いものが多い。
この時期の事件内容自体は比較的ありがちとも言えるが、飯田が犯人を追い詰める過程にハードボイルド小説的な面白さがある。

後半は飯田が捜査そのものに絡むことは少なくなり、犯罪者自身やそれに関わる第三者を中心として、より客観的に事件が展開する。扱うテーマは連載当時の時代背景を反映した「社会問題」が意識的に取り上げられており、作者の関心の高さが伺える。
虐待が虐待を呼ぶ悪循環、いじめ問題、自殺の美徳化、酒鬼薔薇聖斗事件を思わせるような未成年者による惨殺事件、脳死や魂の在り処…といった非常に現実味のある問題が独自の切り口で描かれている。
特にこの後半に多く見られる「セリフ」ではなく「空気」にものを言わせる描写の鋭さは圧巻の一言。

どのエピソードも重い内容ながら、少なからず現代社会に身近に存在する「心の闇」について考えさせられる。一見大人向けの作品だが、ぜひ高校生ぐらいの人に読んでもらいたい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-21 06:57:34] [修正:2007-06-21 06:57:34] [このレビューのURL]

5点 swallowさん

主人公がどのような人物なのか理解できませんでした
もう少し主人公の過去の話を描いて欲しかったです
最初から説明なしであんなキャラだったので、お前は何なんだって始終???が頭にありました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-05-13 16:31:42] [修正:2007-05-13 16:31:42] [このレビューのURL]

8点 Dr.Strangeloveさん

話は薄いがアフタヌーンに数多い雰囲気マンガの中でもBLAME!と並ぶ傑作。

漫画における「カッコよさ」、「迫力」をとにかく追求した漫画。
見開きの圧倒的なヴィジョンは身震いするほど。

最初の頃はまだ絵が未熟でそこまで大したことはないが
6巻から画力がぐんぐん上がっていくので、合わない人も8巻あたりまでは読んでほしい。
ストーリーも重厚なものが多く、多少の破綻があっても勢いで読まされてしまう。
そして飯田は今まで読んできた漫画の中でもベスト3に入るぐらいカッコいい主人公だ。
9点つけたいところだが、皆が言ってるようにちょっと飯田が銃撃ちすぎなので8.5点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-04-01 16:23:17] [修正:2007-04-01 16:23:17] [このレビューのURL]

7点 カルマさん

人間の奥底にある心理を巧みに表現した作品。

話の構成が上手く、全体的にクオリティが高いですね。
作品を包み込むダークな雰囲気も魅力的。
そして何より飯田がカッコイイです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-03 01:16:07] [修正:2007-02-03 01:16:07] [このレビューのURL]

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