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7.83点(レビュー数:61人)

作者浦沢直樹

原作勝鹿北星

巻数18巻 (完結)

連載誌ビッグコミックオリジナル:1988年~ / 小学館

更新時刻 2012-08-21 12:46:35

あらすじ ロイズの保険調査員(オプ)である平賀・キートン・太一は、元SAS(英国特殊空挺部隊)のサバイバル教官であり、また、オックスフォード大学を卒業した考古学者でもあるという複雑な出自を持つ日本人(父太平は動物学者)とイギリス人のハーフ。本人は内心、考古学の道を進みたく思っているが、過去の経歴の優秀さからいろいろな調査依頼が舞い込んでくる。冷戦前後の社会情勢、考古学、そしてキートンをめぐる人々のドラマが絡み合った秀作である。(Wikipediaより)

備考 余談だが、原作者の勝鹿北星はほとんどこの作品に関わっておらず、ストーリーはほとんど浦沢直樹と長崎尚志が考えていた。なお、この作品は長らく絶版となっていたが、2011年から完全版の刊行が開始された。

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MASTERキートンのレビュー

点数別:
31件~ 35件を表示/全61 件

5点 bugbugさん

一話一話の構成力が高く
感心してしまいます
非常に幅広い知識を背景にしているので、お話を考えるの大変だろうな〜というのが素の感想

ただ、強引にストーリーに引きずり込む力は感じませんでした
暇つぶしくらいかな

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-26 18:57:05] [修正:2009-01-30 16:49:49] [このレビューのURL]

9点 Kino.さん

MONSTERや20世紀少年と比較すると分かりやすいストーリーと心温まるストーリーが魅力的です。パイナップルARMYの影響を受けつつも、さらにストーリーが登場人物の温もりが感じられるほどにまで昇華されています。
冷戦前後の社会情勢、考古学、そしてキートンをめぐる人々のドラマが絡み合ったという紹介文のとおり、さまざまな背景を持つ登場人物たちとキートンの交流が淡々と描かれています。彼ら登場人物はみなどこか癖がありますが、憎めないという特徴があります。自分はこの作品は登場人物の描写のうまさと、作品自体を一つの詩のようにまとめる浦沢先生の技量がいかんなく発揮された名作だと感じました。何度も楽しめるというのも好印象です。読むたびに新たな発見があります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-30 12:58:49] [修正:2008-10-30 12:58:49] [このレビューのURL]

8点 Sealさん

久々に本棚の奥から引っ張り出して見た。
やっぱり面白い。
浦沢漫画の中では一番好き。
人物設定が面白いし、ストーリーも比較的分かり易い。
独特の淡々とした味があるが、時には淡白に感じることも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-16 20:13:50] [修正:2008-10-16 20:13:50] [このレビューのURL]

10点 ずんどこponさん

少年の頃の約束、淡い恋心、裏切り、赦し。
科学、戦争、政治、スポーツ。
民族間の憎悪と友情。
ロマン、冒険、信仰。
エトセトラ、エトセトラ、エトセトラ・・・

手塚治虫はマンガのおよそ全てのネタを描いてしまっていると思うが、このマンガは18冊と小規模ながら同じような事をやっている。しかもキートンの人生の旅の1ページとして短編達がアルバムの様にまとまっている。(他の登場人物の番外編もあり)
個人的には調子に乗るじじいとかばばあが好き。憎めないし、一緒にのんびり過ごしたら意外に有意義な時間になりそう。

こんなもん手元に置いとけないので売っぱらいました。
いつまでも読んじゃうし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-09-29 23:45:03] [修正:2008-09-29 23:45:03] [このレビューのURL]

7点 萌えっ子さん

ストーリーが秀逸
けど、SAS、夢見る考古学者、人間性(弱さも含めて)
…と格好良すぎるキャラ設定が鼻につく面も

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-08-10 01:04:32] [修正:2008-08-10 01:04:32] [このレビューのURL]

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