ヴィンランド・サガのレビュー
4点 wowwow66さん
この作者の漫画はパンクっぽい熱さと青臭さが売りだと思っていたが、今のところそれが感じられない。
鼻についたそれらの要素もいざとって見ると脈絡の無い話という印象しか残らない凡作になってしまっている。
相変わらず緻密な設定だけはすばらしいが。
アフタヌーンという自由な誌面で書くこれからに期待。
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[投稿:2007-06-20 00:37:19] [修正:2007-06-20 00:37:19] [このレビューのURL]
7点 booさん
大分話が分かってきたのでレビューを修正。
第1章では主人公トルフィンが父親を殺されてヴァイキングになった理由とヴァイキングによる陰惨な略奪やイングランド戦争が描かれる。
ここでは多少の葛藤はあるものの父親の仇をとるという目的しか見ていない単純な主人公で、ある意味プラネテスにおける序盤のハチマキみたいなものと考えてくれればいい。
第2章ではトルフィンは仇をとるという目的を失い、自失の中でクヌート王子を傷つけ奴隷に堕ちてしまう。第1章との表情と性格の違いは必見。
ここでようやくトルフィンは本来の自分に戻り、何もない状態から自分の意思で考え始める。奴隷からの脱却というのも意味深だ。ここからトルフィンの目覚めが描かれていくのか?
ちなみに作品中で章が分けられているわけではなく、個人の解釈です。
とりあえず、1章長すぎ!
完璧に8巻までが本筋でこのままの流れで進むのかなと思っていたのに、まさか壮大な前振りだったとは…。ヴィンランド・サガってタイトルなのにヴァイキングものっていうのはおかしいとは感じてはいたけどね。少し驚いた。
ちなみに第1章のヴァイキング編は卓越した画力で描かれるので見ごたえはあるもののそこを抜きにすると普通。神父が愛を語りだす所から王子覚醒までの展開は興味深かった。
第2章以降は最終的にトルフィンがヴィンランドに最終的に移住するまでを描くことになるのだろう。恐らく幸村先生としてもこちらが書きたいことなんだろうな。
魅力がないと評されがちなトルフィンだけど、彼がこれから手に入れるものを強調するためにあえて真っ白に描いてたんじゃないかな。第2章以降の展開やトルフィンの成長でどれだけ彼が魅力的な人物になれるかで評価は決まると思う。まだどう転ぶか分からないので7点のまま保留で。
幸村先生の愛や哲学的なストーリーは好みが分かれる所なのでうまくやってくれることを期待してます。期待と不安が半々ってとこ。
これからが本番ということは確かです。
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[投稿:2007-06-11 21:25:48] [修正:2011-07-24 10:41:12] [このレビューのURL]
7点 milmilky25さん
面白い!
戦闘シーンは迫力満点。画力はやはり凄いですね〜
最初は「え〜バイキングの話か・・・」とあまり気が進まないまま読んだのですが、興味がなくてもハマってしまいます。
これからの展開がかなり気になるところです。
残虐なシーンは目を覆いたくなりますが。
何も悪いことしてない村人達を殺したり食料奪わないでよ〜
人間生きてる以上、生死に関わらなくても似た様な行為は皆やってることになるんだろうけど。辛い。
幸村氏の漫画読んでいると、時々作者の「人格」みたいなものがちらりと顔を覗かせる気がするのですが、私がそれがどうも好きになれません。
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[投稿:2007-06-10 06:16:22] [修正:2007-06-10 06:16:22] [このレビューのURL]
7点 maroonさん
面白いなぁ。
また展開次第で評価が大幅に変わったりしそうだけど。
絵というか雰囲気もすごい好き。
プラネテスも良かったけどキャラとかこっちのが好きかも。
後3巻の最後のユルヴァの話、先は読めてたけどやっぱ感動。
次巻が待ち遠しい漫画の一つ。
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[投稿:2007-01-02 18:52:33] [修正:2007-01-02 18:52:33] [このレビューのURL]
8点 ITSUKIさん
2巻が個人的には凄い面白かった(1巻も良いですが)
「プラネテス」と比べるとマガジンでやっていたからか話もわかりやすく、読みやすいです。
既出ですがオヤジ達が渋くてカッコイイです。
トルフィンが初めて短剣を抜くシーンは、剣の輝きと妖しさ、そしてそれに一瞬心を奪われてみとれるトルフィンの表情が見事に表現されていると思いました
このあと過去の話が終わったらどのような展開を見せていくのか楽しみです。
※追記
クヌート王子覚醒からの面白さが半端ないので8点にします。二部に期待
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[投稿:2005-11-22 17:32:46] [修正:2009-10-23 00:23:12] [このレビューのURL]
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