ヴィンランド・サガのレビュー
8点 punpeeさん
プラネテス同様、この作者は良い意味で読み手を裏切りませんね。
卓越した個性を感じる作者ではないですが、
本当に丁寧なストーリー進行、構成、そして間やセリフ、構図といった演出力が秀逸。
作品に対する真面目さ、真摯さがひしひしと伝わってきます。
何よりも特筆すべきは、
「愛」とは何か、
「死」とは何か、
「何故生きるのか」といった問題提起に対し、一つ一つ解答を提示している。
それもブレの無いプロセスと、秀逸な文章力と演出力を持ってして高い説得力を感じさせる。
少しだけ中弛みを感じなくもない奴隷編に関しては、若干の無駄があったのかどうか、
これから行きつく先次第にはなるが、現在連載中の漫画の中では、トップクラスだと思います。
良質で良心的な良作。
これからの展開や結末次第では、名作と語られる作品にもなり得ると思います。
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[投稿:2016-12-05 20:58:45] [修正:2016-12-05 20:58:45] [このレビューのURL]
9点 テムさん
ハデさはないが、とても真っ当な海賊漫画。
血生臭いヴァイキングの世界で、険しき理想の道を突き進もうとする
主人公トルフィンとこの作品の志がとても気高い。
奴隷編なんて地味の極みのような展開で、普通に描いていたら
退屈すること間違いなしだろうけど、ぶれずに、退屈させずに、
描き切ることが凄い。
なにもかも必要なシーンだったと読者は結果をもって知る。
ゆったりと、期待を裏切られることなく、楽しむことが出来る漫画。
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[投稿:2014-03-09 12:22:08] [修正:2015-03-27 17:16:27] [このレビューのURL]
9点 デビルチョコさん
ヴァイキングの漫画。
この題材だけでもツボだった。
心理描写も丁寧だし、格闘シーンは迫力がある。
ストーリー構成も見事。
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[投稿:2015-02-15 15:35:37] [修正:2015-03-15 11:56:59] [このレビューのURL]
8点 torinokidさん
ヴァイキングを扱った作品ってのは結構珍しいかも。
時代背景とか相当詳しく調べてられており勉強になる。
時折かなり陰惨な描写もあったりするが、
良い意味で力の抜けたセリフ回しのおかげで
痛々しさがうまく中和されている。
※14巻読後追記
ヴァイキング編はお見事な終わらせ方でしたね。
感服いたしました。評価を8点に上げたいと思います。
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[投稿:2010-12-16 13:35:37] [修正:2014-11-14 17:54:19] [このレビューのURL]
6点 ショーンさん
第二章から急に面白くなってさたね。個人的にプラネテスのが好きだけど、内容の芯もしっかりしていて面白い。海賊漫画では、ココに次ぐ良作かと
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[投稿:2010-01-27 22:19:35] [修正:2012-11-27 13:26:13] [このレビューのURL]
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