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6.31点(レビュー数:16人)

作者芳崎せいむ

巻数16巻 (完結)

連載誌月刊IKKI:2004年~ / 小学館

更新時刻 2010-01-24 23:57:57

あらすじ 「思い出の漫画」を持つすべての人、そしてまんがばかのための漫画。実在の漫画を素材にした古書店物語。

備考 前作「金魚屋古書店出納帳(上・下)」の続編。2014年月刊IKKI休刊に伴い、終了。

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金魚屋古書店のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全16 件

8点 ワタソンさん

この人の絵はそこまでうまくないかもしれません。
ただ、「漫画力」はかなりのものだと思います。

漫画馬鹿の漫画馬鹿による漫画馬鹿のための漫画。
一話~三話完結で軽いのでちょっとなにか読みたいなって時にはオススメです。

どことなくレトロな感じもあるし展開もそこまで目新しくはありません。
ですが、これを読むとつくづく漫画って素晴らしいと思えるのです。

漫画の保存法とか知識もつきます。
後ろのコラムも必読。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-18 17:56:03] [修正:2010-07-18 17:56:03] [このレビューのURL]

6点 bugbugさん

安定していて面白くはあるんですが
いまいち突き抜けない

ちょっといい話の人情モノとして小道具に漫画を用いるタイプの作品は
あまり数が多くないので、その点では貴重であろう

「佳作」と形容するのがしっくりくる作品
買ってまで読むものではないが、読んでみても損はない

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-06-04 20:15:40] [修正:2009-06-04 20:15:40] [このレビューのURL]

8点 橙木犀さん

私の場合、本は2種類に分けられます。
1度読むとお腹いっぱい。素晴らしい内容だけど、読み返したいとは思わない作品。
そしてもう一つは、何度でも手にとって読み返したくなる作品。
味わいがあり、読み返すたびに新しい発見や感傷に浸ることが出来るお話。

私にとって、金魚屋古書店は後者の作品です。
ほのぼのと穏やかな日常が流れ、漫画が大好きな人達が繰り広げる、思わず笑ってしまいそうな騒ぎの数々。
『ああ、私も金魚屋古書店の常連になりたいな〜』
この作品を読むたびに、いつもそう思います。

どちらかと言えば、あっさりとした話運びではあります。
これからの人間関係の展開次第では、ちょっと味わいが変わってくるかも。
でも、この漫画は「愛すべき漫画バカ達と漫画」が主軸の物語。
そこだけは変わらず、持ち味を大事にしていって欲しいです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-09 23:49:26] [修正:2007-06-09 23:49:26] [このレビューのURL]

5点 朔太さん

漫画好きのマニア向けの薀蓄が多く、それなりの方々には
一種のノスタルジアや共感を与えて頂けるのでしょう。
私も相当の漫画好きですし、登場するマニアックな方々
にも通じる知識と愛も持ち合わせているつもりですが、
感情移入できるエピソードはあまりありませんでした。

何かが足りないのです。
そう、漫画のどの部分にどう影響されたのか、
共感できるリアルさがないのですね。
そうそう影響力のある作品には巡り合えないものです。
毎号毎号、目に涙を浮かべられても、疑問がわきます。

設定自体には、興味が湧きますし、こんな古本屋さんが欲しいとも思います。
やや勿体ない感がしてしまいますが、2巻までで撤退します。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-01-19 07:25:19] [修正:2019-01-19 07:25:19] [このレビューのURL]

5点 yiconさん

漫画を紹介するのがメインの漫画。もっと大げさに言うと今はそこそこ見られる「実在のもの(お店でも人物でも商品でも)を取り上げるタイプの作品」の先駆けとも言えるんでしょうかね。

連載当時は読みふけっていましたし、作中で取り上げられている作品にも手を出したり、といったこともしていました。
しかし、ここまで漫画がメジャーになった現在となっては漫画への過大評価ぶりというか持ち上げっぷりに若干引きますし、セミプロみたいなレビューブログなんかも出てきてしまっていますから今あえて読む意義は薄いかなと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-06-11 20:59:24] [修正:2018-06-11 20:59:24] [このレビューのURL]

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