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7.53点(レビュー数:214人)

作者鳥山明

巻数42巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:1984年~ / 集英社

更新時刻 2012-10-15 02:26:08

あらすじ 7つ集めて「神龍(シェンロン)」を呼び出すと、どんな願いも1つだけ(後に3つ)叶えてもらえるという、『ドラゴンボール』をめぐる冒険活劇。

備考 完全版も全34巻で発売中。

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ドラゴンボールのレビュー

点数別:
31件~ 35件を表示/全195 件

10点 じじじさん

今から書かせて頂く内容はストーリーや画力、構成力などではなく
漫画を読ませる能力についてです。

「週刊少年ジャンプ」と聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょう?
私がまず思うのは「人気漫画の引き伸ばし」です。物語を作る上でこれほど
難しい問題もないでしょう。ジャンプで連載している人気漫画と呼ばれる
作品はすべからくこの問題に直面します。回避するには作者特権で無理やり
止めるか(スラムダンクなど)人気作家になり引き伸ばしを拒否もしくは
打診されない力を持つか(だいたいの人気作家は他誌へ移ってしまう)
あるいは富樫さんの様にフリーダムに生きるしかありません(笑)
さて前フリが長くなりましたがドラゴンボールについて話させていただきます。
長期にわたり引き伸ばしを強制されてきた事で有名ですが、皆さんは
どのあたりまでが鳥山先生の思うドラゴンボールだったかご存知でしょうか?
実はピラフ一味を打倒する所までで7巻に収めるつもりだったと言われています
背表紙で7巻までで神龍が完成している事も確認できます。
それでは今現在連載されている人気漫画を想像してみてください。
7巻で終了するような構成で連載開始している物は一つも無いでしょう
10巻以上もしくは20巻をも視野に入れた組み立て、世界、設定で
描かれています。あくまで個人的な意見ですがそれだけの用意があったにも
かかわらず引き伸ばしを受けた後確実におもしろさが落ちています。
現在連載中の作品が受けている引き伸ばしなどせいぜい10巻から20巻です
35巻もの引き伸ばしを受けた後半のドラゴンボールの方が今の漫画より
確実に読ませるチカラは上でした。キャラクターにしても人気のある
クリリンやピッコロ、ベジータも引き伸ばし後に生まれたんです。
ドラゴンボールは昔の方が面白いと言う言葉を良く耳にしますが、
私の回りで途中で読むのを止めた人は一人もいません
なんだかんだ言いながらも最後まで読んでしまっています(笑)
そして皆味わうのです42巻分の思い出ともう会えない寂しさを・・・

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-11-23 10:07:20] [修正:2011-11-23 10:10:29] [このレビューのURL]

8点 ぺぺさん

「おらの全てをこの拳に賭ける!!!!!」

極端だけど、ピッコロ大魔王編が個人的なピーク。

親友を亡くし(個々で作品のトーンが急に変わった)、敗北。
仲間もどんどん死んでいき、与えられた試練。

「つえー奴と戦いたい!」少年・悟空の背負うものが増えていき、ボロボロになって、やっとのことでの勝利。

確か、うれし涙さえ流している。
(うろ覚えだけど、悟空が涙したのはピッコロ大魔王に勝ったときと、孫悟飯と再会したときの2回だけだったと思う)

20年以上前の連載だと思うけど、このピッコロ大魔王編は今でも涙してしまうねぇ。

冷静に考えても、少年漫画の王道として一番バランスが良いのではないか。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-16 19:29:47] [修正:2011-08-16 19:29:47] [このレビューのURL]


昔はDBばっかりみてたなーw
でも大人になってみてみるとひきのばし感がまるっきりわかるので
この点数かな

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-26 21:47:01] [修正:2011-07-26 21:47:01] [このレビューのURL]

8点 拙僧若輩にてさん

 時を経て今なお読まれている不朽の名作。

 フリーザを倒した後からはパワーインフレになってしまいダレてしまったことは否めないが、そこに到るまではゴクウの言うようにワクワクしっぱなしで手垢が付くくらい読み返した記憶がある。

 小学生の頃、早く続きが読みたくて日曜日にジャンプを売っていた駄菓子屋まで、自転車で二時間かけて買いに行っていたのも良き思い出と言える。

 家に誰もいない時にかめはめ波の練習をした。この漫画のファンなら誰しもそんな記憶があるのではないだろうか?
 才能の無い私は一万回やって一度しか出なかったが……

ナイスレビュー: 2

[投稿:2011-06-09 09:30:02] [修正:2011-06-09 12:09:31] [このレビューのURL]

6点 igami3さん

パワーインフレに目を奪われがちだが
なかなか昨今の凡作には無い良さがあった。

この作品で最も面白かったのは
フリーザ、ベジータ、悟飯+クリリン
の3勢力がそれぞれの思惑の元、
三つ巴の戦いを繰り広げるところだと思う。

HUNTER×HUNTERでもGI編で、複数勢力の頭脳戦を
上手く描いていたが、フリーザ編では
よりバトル漫画らしく明快にその面白さを描写できている。

もう1点、この作品で評価したいのはサブキャラの個性
クセの強いキャラが多く、チャパ王などの
いわゆるザコキャラでも根強いファンがいるのは
単に作品の知名度のせいでもあり、キャラの魅力でもあるのだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-07 05:12:25] [修正:2011-06-07 05:12:25] [このレビューのURL]

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