ドラゴンボールのレビュー
10点 gundam22vさん
作者本人すら飽き飽きする引き伸ばしはありましたが、それでも
質の維持に粘って、落ち気味程度で完走した凄い作品だと思います。
やはり絵柄が良いですね。丸みを帯びた親しみ易い絵柄ですし、
それで画力が高くて、絵の見易さすらあります。
バトルは迫力満点でもあり。初期のギャグ冒険からバトル漫画
に移行しますが、読んでいる時は違和感感じなかったですし。
後付け設定も連発ですが、初見なら斜め上を行くのが多くて、
「もう詰んじゃったな・・・」と何度思っても、それを切り抜けさせる上手さも凄いです。これによって次回が気になりましたし。
後付けに関しても、悟空、ピッコロの正体など上手く繋げたな
と思われるものも多いです。
他の漫画色々当たって、ドラゴンボール読み返すとその凄まじさ
が改めて分かるような気がします。売り上げは絶対的指針でないと
思いますが、この作品はそれが作品の良さそのものに直結している
と考えても良い作品かと。
ナイスレビュー: 7 票
[投稿:2010-12-14 01:30:19] [修正:2010-12-14 01:30:19] [このレビューのURL]
10点 十歩神拳さん
この作品は理屈抜きにして、エンターテイメントとしてそのスケールと迫力を楽しむべき作品だと思います。
よくストーリー性の低さを指摘される方もいますが、確かに近年のジャンプの看板漫画であるワンピースやその他の多くの重厚なストーリーを持つ作品と比較すれば、その面での完成度は劣っていると言えます。
しかしドラゴンボールは複雑な複線などを一切排除したからこそ、鳥山先生の能力をフルに生かした極上のエンターテイメントとして完成されているのではないでしょうか。
また、作者の価値観や思想、感動などを読者に押し付ける場面も皆無で、読者は自然に感じたままにワクワクしたり感動したりできることも魅力の一つだと思います。そこに物足りなさを覚える方も多いかと思いますが、少なくともドラゴンボールにおいてはその淡白さがストーリーのシンプルさと調和して、絶妙なバランスを保っているように思います。
もし他の漫画家がこのようにエンターテイメントに徹したシンプルなバトル漫画を作ろうとしても、おそらくドラゴンボールには及ばないはずです。
ドラゴンボールは単純にして唯一の、純粋なアクション漫画の金字塔なのです。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2009-11-28 12:33:07] [修正:2010-02-10 10:35:54] [このレビューのURL]
10点 チーズカバオさん
ゴッド・オブ・コミックである。
ストーリーがどうだとか、伏線がこうとか、そんな観点で昨今の漫画と比べて優劣を論じることすら馬鹿けている。
あまつさえ、ドラゴンボールに『今読んだら普通』みたいな評価を下すことは愚の骨頂だ。
手塚治虫神が基本を造り倒し、藤子不二雄や石ノ森章太郎、永井豪、松本零士ら数多の天才が発展させまくった漫画というメディアを、この作品が究極の娯楽にまで進化させたことは間違いない。
この漫画がやったことは謂わば、漫画の概念や、表現の天上を吹っ飛ばしたに等しい。
漫画界だけに留まらず、あらゆるクリエイター達の礎となり、全ての創作物の表現レベルを爆発的に押し上げた、漫画界至高の遺産である。
しつこいようだが、そんな本作に『今読んだら普通』など………!
古今東西未来に至るまで、本当の意味でこれを超える漫画は存在しないだろう。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2017-10-04 13:17:08] [修正:2017-10-04 14:34:55] [このレビューのURL]
10点 dai.sさん
連載終了からすでに何年も経っているのに未だに色褪せない作品。
最初に購入した漫画であり、思い入れも深い。
私は今まで孫悟空のようなかっこいい主人公に、他の漫画で出会ったことがない。
強く、優しく、そして温かい。
誰もが憧れるヒーロー、それが「孫悟空」であると私は断言できる。
まだ読んだことがない人は絶対読んでおくべき漫画。
この漫画をまだ読んだことのないすべての人に読んでもらいたい作品。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2009-04-10 02:08:02] [修正:2009-05-11 16:30:17] [このレビューのURL]
0点 理不尽みるくさん
思い出補正のおかげで上位にいるだけ。
絵が上手いだけで中身スッカラカン。
自分の戦いたい欲求のために他者を犠牲にするような奴が主人公の漫画に
点数はあげられない。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2008-07-31 19:56:41] [修正:2008-07-31 19:56:41] [このレビューのURL]
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