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8.1点(レビュー数:321人)

作者井上雄彦

巻数31巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:1990年~ / 集英社

更新時刻 2012-07-26 21:18:02

あらすじ 中学3年間で50人もの女性にフラれた高校1年の不良少年・桜木花道は背の高さと体格からバスケットボール部の主将の妹、赤木晴子にバスケット部に入部を薦められる。彼女に一目惚れした「超初心者」花道は彼女目当てに入部するも、練習・試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚めていき、才能を開花させていく。(Wikipedia)

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SLAM DUNKのレビュー

点数別:
26件~ 30件を表示/全283 件

8点 佐々木裕健さん

巻が進むごとに(試合が進むごとに)密度が高まってくる。しかしラストは高まりすぎではないだろうか。

一般的に高評価の山王戦だが、私にとっては、その前くらいのインターハイ予選くらいの濃さが一番読んでいて楽しく、ラストはまるでカルピスを原液で飲んでいるような、重たすぎる感じがして、あまり好きではない。

力が入っているのはよく分かるし、それが今の『バガボンド』『リアル』につながっているのだろうが、もう少し遊び心があった頃(ドリブルシュートを「庶民シュート」と命名してしまう感覚)がなつかしく、大切にしてもらいたかったと思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-16 21:07:14] [修正:2007-06-16 21:07:14] [このレビューのURL]

10点 roiさん

90年代に中高生時代を過ごした人間にとってはまさに青春のバイブル的作品。マイケル・ジョーダン全盛期と相まって日本にバスケブームを巻き起こし、幽遊白書と連載期が重なったおかげで週刊ジャンプの女性読者層を格段に増やし、ついでに各地でバッシュ盗難騒動を起こしたりとまあ、とにかくその爆発的人気ぶりは社会現象にまでなりました。
主人公の桜木が次第にバスケにのめり込んでいくのと同様に、作品それじたいもまるでのめり込んでいくように、バスケ以外のことはどんどん削り取っていき、最後には科白や効果音まで捨てちゃいましたが、“シンプル・イズ・ザ・ベスト”とはまさにこのこと。山王戦、ラスト数十秒のシーンはスポーツ本来の、剥き出しの面白さが圧倒的迫力で伝わってきます。(この点、最近ますます演出過多になっていくスポーツ中継番組にも見習ってほしいです!)
60〜70年代には『巨人の星』や『あしたのジョー』などの劇画調スポ根漫画の良作が溢れ、80年代にはキャプテン翼が日本サッカーの隆盛を促し、90年代にはこの作品がスポーツ漫画を牽引していましたが、2000年代も少年たちの心を熱く躍らせる作品が早く出てきてほしいものです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-12-19 18:11:43] [修正:2005-12-19 18:11:43] [このレビューのURL]

8点 beeさん

読むとバスケット面白い!って言いたくなります。
選手は皆練習したから上手になってて、
だから桜木も練習すれば上手になるって信じて読んだし、
対戦した敵チームや才能ある選手が優位にたってもずるいーー!と思わずに
頑張れ頑張れって応援しながら読んでました。
皆バスケットが好きで、大人の嫌な悪意が無いところがいいなと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-13 00:15:42] [修正:2005-05-13 00:15:42] [このレビューのURL]

10点 丸山奈緒美さん

私の人生に多大な影響を与えた作品です。
私の学生時代の経歴ではスポーツをやっていませんでしたが、
バスケが素人だった桜木が基礎から努力して湘北に必要なメンバーになったり、湘北メンバー同士で衝突しながらもお互いを尊敬しつつチームとして力を合わせていく姿は、まさに私が理想とするチーム像だと気づかされました。

単なるバスケットボールのスポ根漫画だけでなく、人生の大事さを教えてくれる作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2024-04-17 08:28:35] [修正:2024-04-17 08:28:35] [このレビューのURL]

8点 佐田敏樹さん

バスケットボールへの興奮と主人公の成長に心燃やされます!
桜木花道が初めてバスケットボールに触れ、成長していく様子に引き込まれます。
私自身も地元の山梨での学生時代はテニスをやっていましたが、SLAM DANKを読んでバスケも熱中させられました。

熱い試合や仲間たちとの絆を通じて、スポーツの魅力や友情の尊さを伝えてくれます。
人材に関する仕事をしてきましたが、チームスポーツをやってきた人が営業でも成績を上げやすいように感じます。

登場人物たちは個性的で魅力的であり、それぞれが成長や挫折を通じて深みを増していきます。作者の井上さんのバスケットボールに対する情熱が伝わってきます!
また、コミカルで笑える場面も多いです。

僕はパティシエをやっていましたが、1つの事に対して情熱をもって取り組むことは、この漫画から学んだように思います。

美しいアートワークと共に描かれる熱いバスケットボールの試合は、迫力十分です。『SLAM DUNK』はスポーツ漫画の金字塔だと思います!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2024-01-11 00:20:41] [修正:2024-01-11 00:20:41] [このレビューのURL]

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