北斗の拳のレビュー
6点 ROADRUSHさん
連載開始当時、ジャンプの漫画の中では「恐怖漫画なのか?」と思わせるくらい異色で衝撃的な作品でした。
丁度その頃は、映画「マッドマックス」の影響で、映画にもかなりひどい暴力描写が描かれるようになる過渡期でしたし、一方でTVは香港のカンフー映画を連日のように放送しており、子供達にカンフーが大ブームの時期。
まさに時代の申し子のような漫画でした。
頭が破裂したり手が人間を串刺しにしたりと、黒澤明の時代劇映画のような容赦ない描写も、今となっては当たり前ながら当時の少年誌では画期的。
にもかかわらず勧善懲悪がしっかりしており、「必殺!仕事人」的なカタルシスが実に面白いのです。
おそらくこの作品はそんなに長編にするつもりもなく、シンとの対決で終わりにするはずだったのでは?
ジャンプの悪いクセで、人気が出ると敵をどんどんインフレ化して、無限に続かせるのも考え物です。
ジャギが登場するところくらいまでは非常に名作ですが、だんだん三国志や史記のようなお話になってくるとおかしなことになってきます。
内容はあくまで娯楽。
「ダークグリーン」や「ブラックジャック」のような考えさせられる作品とはまったく違います。
しかし、一度は絶対に呼んでおいた方が良いオモシロ作品です。
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[投稿:2010-10-02 15:49:30] [修正:2010-10-02 15:49:30] [このレビューのURL]
2点 不知火舞さん
内容は薄っぺらいです。
絵は好みにもよりますけど、すきになれませんでした。
読んだら疲れる漫画でした。
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[投稿:2010-05-03 05:14:41] [修正:2010-08-04 14:50:47] [このレビューのURL]
6点 1111さん
後の漫画・アニメ・ゲーム等のジャンルに多大な影響を与えたと言うことは誰も否定できない名作です。
しかし、あえて思い出補正や後への影響力を無視して、純粋にひとつの漫画として評価すれば、このぐらいでしょう。
と、言うのも露骨過ぎる後付けや設定の矛盾、行き当たりばったりの展開と、週刊少年ジャンプゆえのデメリットがあまりに顕著に出てしまっているからです。
それでも、週刊少年ジャンプにあって死んだキャラを蘇らせることをあまりしなかったのは評価できますし、
北斗神拳というアイデアや、笑える悪党、偉大なライバルと見事にツボを抑えている良作です。
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[投稿:2010-03-28 01:52:37] [修正:2010-03-28 01:52:37] [このレビューのURL]
6点 かずーさん
やはり何度読んでもラオウの昇天までですね。
そのラオウ昇天までも伏線と回収に無理がある点は散見されるが、
以降はちょっと酷いなあ。ドラゴンボールのようなギャグ要素が
ないだけに、ちょっと嫌悪感が残る。
全体的な評価は素直に楽しめる良作、というのが妥当に思えます。
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[投稿:2010-02-16 19:31:07] [修正:2010-02-16 19:31:07] [このレビューのURL]
8点 s-fateさん
今のマンガに比べて、展開が速い。読み返すと、「あれ?こいつこんなに速い段階で出てきたっけ?」と思うことがたびたび。特に前半。密度が高い。今なら各キャラもっと掘り下げて50巻ぐらいに話を薄く伸ばされても許されるんじゃないか?と思ったらやってますね、今。
とにかく名作ですので、読んでおいて損はないです。特に沢山マンガ読む人には何かの元ネタが隠れていることが多いのでお勧めです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-11 00:59:53] [修正:2010-02-11 00:59:53] [このレビューのURL]
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