ドラゴンクエスト -ダイの大冒険-のレビュー
7点 鋼鉄くらげさん
正直な話、当時この作品がジャンプで掲載されていた頃、自分はあまりこの作品に共感できずにいました。その理由を一言で言ってしまうと、「問題解決の方法論に共感を得なかった」からです。
物語に起承転結の起伏がある以上、主人公がピンチになり、そこからの大逆転を経て物語がハッピーエンドの方向へと収束していくという過程は至極当然であるため、そこに異論の余地は無かったのですが、そこに辿り着くための方法論がどうしても自分の中で納得のできないものばかりだったのを記憶しています。
その方法論を相撲で例えるとします。ある力士が、ここからここまでしか範囲がない土俵の瀬戸際で相手力士に追い込まれています。するとその力士は突然、無理矢理外周の円を足で押し広げて、円をはみ出させてその場を耐え凌いでしまいました、といった具合の方法論を繰り返し取っているように思えたんですよね。つまり無理矢理ルールを拡張させてしまっているような。
勿論これは、物語の意外性という言葉で表現される部分でもあるため、これを意外性と取るか、ズルいと取るか。これは完全に好みの問題です。が、少なくとも自分はあまり納得できませんでした。
最近改めて読み直してみて、確かに話としてはまずまず面白いと思えたんですけど、やはり要所ごとの判断が自分とは噛み合わないなと。そんなことを感じさせられた作品でした。
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[投稿:2011-02-11 22:49:47] [修正:2011-02-11 22:49:47] [このレビューのURL]
7点 あおはなさん
この漫画、自分の中では途中までは並みのありがちなヒーロー漫画くらいのノリで読んでいたのですが、ポップが「覚醒」してからラストまでが異常なほど盛り上がっていったので今でも王道漫画の中では上位に位置づけてしまう作品。厳密に言えば「アバンのしるし」にまつわるテーマが普遍性を与えていて、本作を単なる王道漫画以上のものにしているのだろうとあとで理解できてきたのですが、当時はそれにまつわる話のなかでポップの覚醒とその後の活躍があまりに強烈だったのでその周辺からの印象がね。いま読んでも全然平気ですね。耐久力あります。個人的にはロン・ベルクのファンでしたがね。
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[投稿:2010-11-04 16:49:50] [修正:2010-11-04 16:51:14] [このレビューのURL]
4点 ひとだまさん
正統派の少年漫画とは思うけども
やっぱり誰も死なない冒険というのもなんか微妙
後付け設定が相当多いのでちょっとお腹いっぱい
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[投稿:2010-06-06 09:43:37] [修正:2010-06-06 09:43:37] [このレビューのURL]
5点 稲崎さん
名場面も多く、色んなキャラに見せ場があってまさに王道一直線の冒険バトル漫画です。
単行本で一気に読むとダレずに楽しく読めます。
正々堂々というか、真っ向勝負を重んじる作風だったので、別にそこまでひどい事してないザボエラがゴミ扱いされてたのは残念でしたけどね。
あとポップは結局あまり好きになれませんでした。むしろ序盤の方が好きでしたよ。
終盤はちょっと作者の寵愛が過ぎて過剰優遇状態でしたから。
あとアバン先生やらの死ぬ死ぬ詐欺は賛否両論ありますが俺はあまり気になりませんでした。元々ザオリクとかあるゲームの話なんでね。
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[投稿:2010-04-24 02:07:37] [修正:2010-04-24 02:07:37] [このレビューのURL]
7点 8さん
正統派で 少年マンガらしい
魔王と繰り広げられる戦いは、昔読んでいてワクワクしたのを覚えている
ポップの成長もこのマンガの魅力の一つ
自分にとってはなかなかの良作
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[投稿:2010-01-13 03:01:12] [修正:2010-01-13 03:01:12] [このレビューのURL]
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