武装錬金のレビュー
5点 チーズカバオさん
GUN BLAZE WESTで手痛い打切りを食らった和月伸宏が、当時のジャンプのカラーで戦うために全力で創り出したと思われる作品。
特に自分の弟子であった尾田栄一郎や武井宏之といった所謂「和月組」がジャンプの主力となり、彼らの作風が紙面全体に波及していった中で、
意外と頑固な創作スタンスを貫いていた和月が、プロとして生きるために過去の自分の作風を越えようとしたことが見て取れる。
結果として一線級の作品には及ばなかったものの、独特の味がある一作になったと思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2021-10-03 22:37:53] [修正:2021-10-03 22:37:53] [このレビューのURL]
6点 gundam22vさん
ボーイ・ミーツ・ガールの王道少年バトル漫画としてテンポ良く話が進むし、全10巻(読み切り飛ばすと9巻半)で話を畳んで良く出来ていた方ではないかと。画力がそこそこ高いですし、先が気になる引き、能力バトルの駆け引きあり。主人公が自分は偽善者かもと悩むことに意義があったのは良いと思います。ただ個性ある蝶野やヴィクターのような敵役が可哀想な面が強調され最後にあっさり和解してラスボスになり得なかったのが、盛りあがりを欠いたなとの思いはあります(蝶野なんてご都合的に人間達にアイドル的に受け入れられるというおかしな終わり方ですし)。最後は巨大な敵を倒すという終わり方であって欲しかったなと。目立った要素はない作品ですが、総じて同作者で有名な「るろうに剣心」よりはイライラすることもなく、中だるみ感なくすっきり終わるので良いのではと思いましたが。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2014-09-04 02:13:19] [修正:2014-09-04 02:13:19] [このレビューのURL]
7点 三助さん
意外に面白いと思います。
主人公の能力が終盤になればなるほどショボすぎて悲しくなりますが、
打ち切られるほどつまらないとは思いませんでした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-11-04 19:29:19] [修正:2013-11-04 19:29:19] [このレビューのURL]
7点 勾玉さん
常にタイムリミットを意識させられるスピーディーなストーリー展開が好印象。
ただ当時は、前作ガンブレイズウエストが打ち切りだったこともあり
「この急ピッチな展開の連続は、もうすぐ打ち切りなんじゃないか?」と
別の意味でもハラハラドキドキして読んでましたw
まあ結局、打ち切り終了にはなってしまったんですが
最後はそれを感じさせないくらい綺麗な大団円で終わってます。
あとは、蝶野にしてもヴィクターにしても、
根っからの悪ってのがあまりいないのが好きでしたね。
特に蝶野は、何者にも縛られない唯我独尊な性格や、言葉選びのセンス、
そしてカズキとの決着にこだわる一本気なところなど、蝶サイコーな敵役でした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-01-22 17:51:37] [修正:2013-01-23 16:13:38] [このレビューのURL]
8点 kagehiensさん
レビューにバレなし設定のものが多いからかどうかわからないけど、
斗貴子さんに言及しているコメントが全然ないのが信じられない(あとカズキの妹と)。
そこだけで2点は加点されるだろうと。
( < つまり自分は斗貴子さんボーナスを抜くと6点の評価をしてる。)
最後gdったのは残念だけど、本誌の外で好き放題なエンディングをやれてるんだから、ある意味あれはあれで出し切れたんじゃないかと思うのだが、本誌で大団円になるのと同じ展開を期待していた人が多かったということなのかもしれない。
(ジャンプ本誌で連載が納得のいく形で完結してるのなんてまずみたことないのに)
あとは、アニメ本編を見ずに「真赤な誓い」だけ聞いてコミック読めば、最上級に近いエンターテイメントを提供してくれていると言ってもいい。何か過剰な期待をして読んでしまった人が多いのかなぁ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-05-14 02:41:13] [修正:2012-05-14 02:41:13] [このレビューのURL]
PR