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6.78点(レビュー数:14人)

作者青木雄二

巻数19巻 (完結)

連載誌モーニング:1990年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:40:47

あらすじ 商人の町大阪を舞台に、マチ金(消費者金融)会社「帝國金融」の営業マン灰原達之と、借金にまつわる因業深い人間模様を描いた作品。

備考 1992年講談社漫画賞、1998年手塚治虫文化賞マンガ優秀賞受賞。

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ナニワ金融道のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全14 件

8点 朔太さん

青木雄二さんの独特の世界感をベースに、続編の
カバチタレ!他、数十年継続して受け継がれた
裏金融漫画の原点がこれですね。

青木雄二さんの功績は、その後の原作者を育ててきたことでしょう。
本作品が世に出た時点では、全く従来になかった
裏金融漫画であったと想像できます。
世の中の裏側では、金融やくざや今で言う半ぐれの
シノギの事情を世に伝えてくれた功績も大きいと思います。

借金の有無で人生が大きく変わっていく怖さに対して、
自分がこのような苦境にあった時の解決策を知りたい
という欲求がこの漫画を読ませる強い動機になっています。

漫画としての独特の個性があって、強い魅力を感じます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-05-22 06:56:54] [修正:2020-05-22 06:56:54] [このレビューのURL]

7点 三助さん

画力はウンコです。はっきり言って。
でもこの漫画で色々学べる。借金の怖さ、金の恐ろしさ、etc。

ただし法改正されていて現在では一部通用しないものがあります。
昔はノンバンクであろうが銀行であろうが
抵当権はあくまで債務不履行時に債権分を回収できるだけで
妨害排除請求権の行使はできませんでした。しかし現在では認められています。
古い作品なので当然作中の情報も古く、それらを留意して読む必要があります。

それよりも問題なのは非常に下品な表現が多いこと。
絵が下手なので笑える内容になりますが、
正直品性下劣と言わざるをえない場面が多々見られます。
ただ、勉強になる漫画ということは間違いありません。たぶん。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-04-15 23:32:07] [修正:2016-05-19 01:09:57] [このレビューのURL]

8点 ty720さん

「保証人だけは絶対になってはいけない」と小さなころから親から言われてきたが、金の怖さを分かりやすく教えてくれる。

そういった意味で親になったら子供に読ませたい漫画。

主人公や金融会社の先輩などのキャラが良く、悪人だが人間味があるので感情移入できる。

絵はヘタだがそれで敬遠するのはもったいない作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-22 13:35:25] [修正:2012-04-22 13:36:32] [このレビューのURL]

5点 あおはなさん

漫画としての面白さと価値はいまだに失われているとは全く思わないのですが、もし今から初めて本作品をお読みになる方が法律的な知識を得る目的でいわゆる薀蓄まんが的に本書をお読みになろうとするならば注意が必要なことこの上なしです。本作の法律知識は法改正などで現在では完全にその効力を失っているものが多い。例えば抵当権に基づく短期賃貸借やテキ除はいまでは代替制度が制定され存在しません。また金利やみなし金利についても全く現在は異なります(武富士が破綻した理由ですわ)このあたり結構注意して読まないとえらい赤っ恥かいちゃう恐れありです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-06 20:05:49] [修正:2010-11-06 20:05:49] [このレビューのURL]

8点 そのばしのぎさん

以前クイズ番組で「保証人」と「連帯保証人」の違いを街頭アンケートで答えさせていた。その番組では社会人でも結構区別ついていない人が多かったが、実際どうなんだろう?
世の中「知らなかった」では済まない問題も多く、そこにつけこむ輩もゴマンといる。自分が不幸になるだけならまだしも、両親や子供、親類まで不幸に巻き込む事になってしまう。

それにしても、絵がねぇ・・・実に残念。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-15 17:55:01] [修正:2010-09-27 10:24:10] [このレビューのURL]

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