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7.77点(レビュー数:48人)

作者芦奈野ひとし

巻数14巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:1994年~ / 講談社

更新時刻 2011-01-12 13:08:16

あらすじ 舞台は、文明がほぼ滅びた近(?)未来。
のんびりとした時が流れ、のちに”夕凪の時代”と呼ばれる時代。
とある片田舎(神奈川県・三浦半島近辺)の西の岬で、小さな喫茶店を経営する主人公ロボット、アルファと、彼女を取り巻く人々との、穏やかな穏やかな物語。
(はてなダイアリーより)

備考 2009年10月より新装版が発売。

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ヨコハマ買い出し紀行のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全46 件

5点 勾玉さん

まず絵が綺麗、緻密なタイプの絵ではないが
湿度を含んだ空気感や、草木の香りを伴う風の心地良さ、
暗がりを照らす淡い光源など、空気や匂い、光といった形無いものを
モノクロで表現出来る稀有な作家さんです。

ストーリーの方は取り留めの無い淡々とした日常を描いている為、
作中の登場人物、とりわけ主人公のアルファさんに
どれだけ感情移入出来るかが評価のポイントになりそう。

自分はこの作風に適合出来なかった為、アイドルの私生活を追った
プロモーションビデオでも観ているような気分になってしまいましたが、
フィーリングの合う読者ならアルファさんと同じ目線に立って
この世界に入り込み、黄昏れたり感傷的になったり出来るのだろうと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-05-21 23:18:03] [修正:2016-05-21 23:18:03] [このレビューのURL]

7点 punpeeさん

一見、SF設定の、日常ほのぼの系漫画。
ただ、そこで終わっていたら、私も大して評価は出来ないんですが、
この作品は、終盤で、時の流れを感じた主人公の寂しさや切なさを描いているのが、良かったです。

時の流れがある為、一話一話の地味な点が、最後には繋がった線となり、物語になっています。

なんとなくでコーヒーも読みたくなる漫画です。

作者も主人公も、「人によっては何でもない、意味や価値があまり感じられないものを楽しむ」感性に訴える作品なので、
読み手もそういうタイプかどうかで、完全に評価が分かれると思いますね。


完全版が出たので、買い直した作品です。
カラーページが多い点も満足しています。

ちなみに、この作者の別の作品は、どれも地味過ぎて好きになれませんでした。笑

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-02-20 22:09:25] [修正:2016-02-20 22:09:25] [このレビューのURL]

8点 Leonさん

本作を一言で表すなら「ほのぼの世紀末」。
ほのぼのとした日常の中にどこか残酷で切ない感じがする。
巻数が進むにつれ時の流れを意識させられる。
徐々に年を取る登場人物とアルファさんをはじめとするアンドロイドの
対比に心に来るものを感じた。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-11-02 23:31:02] [修正:2022-03-30 07:41:29] [このレビューのURL]

0点 うどんげさん

よつばと や ARIAが好きな人におすすめとネットで書かれていてよんだのですが
面白さが何一つわかりませんでした。
中身のないよ〜な話がずっと続く。そんな漫画です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-03-13 02:14:07] [修正:2015-03-13 02:14:07] [このレビューのURL]

9点 森エンテスさん

文明の限界を超えた後は、このようにゆっくりと滅びを待つような世界になるのだろうか・・・・。

この作品は典型的な雰囲気漫画と言えますが、世界観がしっかりしているので安心して読むことができます。

個人的には最終巻近辺の主人公と人間達の時間軸の差に切なさを強く感じました。

主人公の性格をどのように受け取るかで好みは分かれそうですけど、こういう漫画作品があって、それなりの評価されているのは素晴らしいと感じます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-01-12 23:43:10] [修正:2015-01-12 23:47:56] [このレビューのURL]

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