大東京トイボックスのレビュー
5点 朔太さん
ゲームクリエータと業界の実態が良く分かります。
聞きしに勝る時間との闘い、体力の凌ぎ合いの世界のようです。
仕様変更や販売方針の変更が日常的ですので、
その辺りが精神を消耗させるのでしょう。
新しい修羅的ビジネスの最前線として取り上げた感じです。
私はゲームクリエータとしてゲームをとにかく作りたい
モモや天川よりも、現代の「海賊と呼ばれた男」とも
言える御堂や仙水、須田にむしろ共感を覚えました。
敵役は最後までキーマンとなりましたが、
それほどのインパクトもなく終わりましたが。
娯楽作品としての評価は、それほどでもなく、というところです。
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[投稿:2018-09-29 13:31:23] [修正:2018-09-29 13:31:23] [このレビューのURL]
4点 デビルチョコさん
物作りの裏側を描いている。
良くも悪くも綺麗に仕上がったストーリー。
しかし綺麗過ぎた。
開発者達はもっと泥臭く、エゴイストで、
理想と現実の葛藤と常に闘っている。
そういった描写やキャラがこの作品にはなかった。
だからセリフに重みがなく、厚みもなかった。
絵は上手く読み易かったです。
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[投稿:2015-02-13 11:12:32] [修正:2015-03-15 12:16:42] [このレビューのURL]
7点 森エンテスさん
前作の『東京トイボックス』と合わせての評価となります。
個人的にはモーニングで連載されていた前作が非常に好みで8点、今作が6点で間で7点という計算です。
描いている内容は今作の方が深いですし、実験的な部分もありますし、漫画作品としてのグレードは高いんですけど、「読みやすさ」は正直前作の方があったし、シンプルに楽しめたように思います。
これが出版社のメジャー・マイナーの影響なのかなと思ったりします。
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[投稿:2015-02-06 19:44:54] [修正:2015-02-06 19:44:54] [このレビューのURL]
0点 うどんげさん
3巻まで読んでみたのですが、まったく面白くありませんでした
そこらへんにある漫画と同じぐらいのつまらなさでした
調べてみたところ、同じようなタイトルで出したものが打ち切りになっていたのですね
なぜこんな高得点なのでしょうか
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[投稿:2015-02-01 02:43:00] [修正:2015-02-01 02:43:00] [このレビューのURL]
5点 DEIMOSさん
ゲーム業界を風刺した職業マンガの一つ。
この漫画は比較的高い評価を受けているようであるが、読みやすさ・エンターテイメント性・登場人物の魅力等の点で、正直、イマイチ。
職業マンガが熱いのは当たり前。その業界の魅力を掘り下げることこそが職業マンガの本質であり、「熱い」ことそれ自身だけでは名作たりえない。
漫画家マンガであれば、燃えよペン、G戦場ヘブンズドア、まんが道、編集王等の熱さと本作を比べれば、「熱さ」それ自身に大差はない。広義の職業マンガというものでいえば、海猿、夏子の酒、め組の大悟(というか曽田漫画全般)、その他スポーツマンガ全般、等々熱いマンガを挙げればキリがない。
要は、プロフェッショナルorものづくりに対する熱いこだわりというテーマを描くためのストーリー、キャラクター性によって良いマンガかどうかが決まる。
その点、大東京トイボックスは、ストーリーやキャラクター性が「ぼんやり」している印象が否めない。一話完結ではなくストーリーものになっている割に、山谷がなく、一本調子で淡々と出来事を消化していくだけ。登場人物がやたらに多く、中心人物不在のため、誰にも共感できない。天川太陽に作品への熱さを注入しているのであれば、より太陽中心に話を転がすべきであるのに、やたらに周辺の人物の出来事を描きすぎていて、落ち着いて読めない。結局、何の作品でしたっけ??と途中でなってしまう。
他方、数多ある職業マンガの一つとしてゲーム業界の内情を知るための薀蓄マンガとして一定の価値はあったので、5点の評価まで。
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[投稿:2013-02-10 20:44:29] [修正:2013-02-10 20:44:29] [このレビューのURL]
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