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7.33点(レビュー数:3人)

作者野村亮馬

巻数3巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:2008年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 00:46:17

あらすじ 地球の危機もゆる〜く解決。緊張感とは無縁のお気楽のほほんSF。

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ベントラーベントラーのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

7点 gundam22vさん

本格的なSF要素を交えながら、ゆるりとした世界観で地球を訪ねる
宇宙人のトラブルを解決する一話完結話。絵の感じといいアフターヌーン連載らしさ
があり、安心して読めます。マイナーですが藤子SF辺りが好きなら相性がかなり
良さそうな隠れた良作だと思います。相棒の宇宙人クタムがエグい外見ながら
主人公(こっちはもっと美人で良かったかも)との掛け合いが楽しく
話に比例して親しみが持てて来るのが面白いです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-12-19 18:26:44] [修正:2016-12-19 18:26:44] [このレビューのURL]

8点 雫結晶さん

ゆるーい日常系漫画の皮を被った硬派SF漫画。
全体として流れている雰囲気はまったりとしているのだが、出てくる外星人や様々な未来的アイテムはかなりしっかりとしたSFの体をしている。
日常なんだか非日常なんだかよく分からないこの絶妙な空気感はなかなか他にない。
ある程度SFものを好む人なら間違いなく妙な魅力にハマると思うし、そうでない人にもSF的世界観に触れてみる作品としてはかなり良質な部類に入るのではないかと思う。
あまり知名度はないが、もっと多くの人に読んで欲しい漫画。
作者の今後に期待。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-08-17 23:47:58] [修正:2011-08-17 23:49:15] [このレビューのURL]

7点 Mサトゥーさん

全3巻通読

首都圏民営警察外星生物警備課の面々が外星生物絡みの事件を解決するために、自称”善良な外星人”のクタムさんの協力を得つつユル〜く頑張る漫画。

良質なSFってのはこういう作品のことを言うんでしょうね。
宇宙人やらほんの少し未来っぽい小道具なんかのSFな要素が風景の中にうまく溶け込んでいます。

「侵略するでもなくお説教するでもなく、かといって純粋無垢でもない(第1巻あとがきより)」
そんな宇宙人たちのいる日常が、イイ感じに力の抜けた(ただし外星人に関しては緻密な)絵柄で描かれていてすごく心地良い作品です。

ラストは少しビターなハッピーエンドって感じで、締めるところはきっちり締めてます。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-06-28 01:52:20] [修正:2010-07-06 23:57:44] [このレビューのURL]


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