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7.37点(レビュー数:16人)

作者伊藤悠

巻数14巻 (完結)

連載誌月刊!スピリッツ:2009年~ / 小学館

更新時刻 2011-04-04 21:45:59

あらすじ 13世紀初頭。史上最強のモンゴル軍に「悪霊」と恐れられた女戦士がいた。 戦士の名はシュトヘル。彼女と、一族を敵に回したモンゴルの皇子の壮大な物語。

備考 「ビッグコミックスピリッツ」にて不定期連載されていたが、2010年から「月刊!スピリッツ」に移籍した。  第16回手塚治虫文化賞新生賞受賞。

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シュトヘルのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全16 件

6点 pocky285さん

 西夏国に強い恨みを持ち、西夏の文字を焼き払おうとするモンゴルの大ハン、チンギス・ハンから西夏の文字を刻んだ玉音同を守る戦いを描いている。現代日本の高校生の魂が乗り移るところから物語が始まる。つまり西夏人の女戦士である悪霊=シュトヘルには男子のスドー、西夏の王子で実はチンギス・ハンの血を引くユルールには女子のスズキさんが乗り移る。
 壮大な設定と西夏文字のなんとも言えないデザインにひかれる。発想がすごい。ただしあまりにモンゴルや西夏のシーンが長く激しすぎて、結局スドーとスズキさんのキャラには感情移入できず。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-10-21 19:31:09] [修正:2017-10-21 19:31:09] [このレビューのURL]

5点 gundam22vさん

西夏や文字というマイナー題材に注目しているところ、文字の大切さを訴えるテーマ性は素晴らしいのですが、前作でのハラハラや戦記感が失われた気がします。繰り返し訴えられるそのテーマ、逃避や個人バトルが中心となって、盛りあがりに欠けているように思えました(バトルが絵的に見にくいのも)。大モンゴルが絡むに関わらず、戦記的に盛りあがらなかったのがどうしても惜しいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-05-26 23:30:16] [修正:2017-05-26 23:30:16] [このレビューのURL]

9点 デビルチョコさん

面白い。
昔のモンゴルから現代の日本へ急にシーンが変わったりするが、
そのタイムリープが絶妙にストーリーに絡んでいて続きが気になる。

格闘シーンは迫力があり、心理描写も丁寧。
物語の構成や展開も良く、ストーリーにのめり込みます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-12 22:04:02] [修正:2015-03-16 12:55:50] [このレビューのURL]

5点 asd5さん

面白いですが、どうしても前作と比較してしまいますね。特に前作の部隊戦から個人戦になったため、
ただでさえ寄り気味のカメラが更に引かなくなり絵がわかりづらくなってしまいました。
「文字による救い、希望」というテーマはすごく良いです。ありそうでなかった極上のテーマだと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-02-13 18:38:57] [修正:2013-02-13 19:27:56] [このレビューのURL]

7点 臼井健士さん

「皇国の守護者」が評価の高い伊藤氏の歴史もの。
珍しいモンゴル帝国時代を舞台にしている点が新鮮。

西夏の文字を巡る「チンギス・ハン」の息子の逃避行。
付き従うのは「悪霊」と恐れられる女戦士である。

時代背景に関する説明がやや少ないため、背景が分り辛いが絵は流麗。
史上最大の帝国を築いた男・蒼き狼が何故、西夏の文字を憎み滅ぼそうとするのか?

全く無関係のようだが、実はこの数世紀後にモンゴル帝国は日本へと侵略してきて「元寇」が起きるのである。
日本軍が大苦戦した彼等の強さを目の当たりに出来るのであろうか?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-08 20:34:36] [修正:2012-09-08 20:34:36] [このレビューのURL]

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