殺し屋1(イチ)のレビュー
7点 Leonさん
とにかく「痛み」の表現が凄まじ過ぎて怖さが伝わってくる。
ラストの1と垣原の狂人同士の戦闘は手に汗を握るくらい
面白い。「ホムンクルス」は後半から失速したけど、
こちらは最後まで勢いを保ったまま終われたのは良かった。
ただエログロが凄まじいので子供には見せられないか。
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[投稿:2022-09-19 20:02:48] [修正:2024-05-31 08:44:27] [このレビューのURL]
7点 フィロさん
泣き虫で気が弱いのに潜在的Sの殺し屋イチと、 どMゆえに痛みに強く嗜虐性のあるヤクザ垣原が徐々に接近していくバトル漫画……ではなく、愛の漫画です。
すべての人を冷徹に駒とみなすジジイを黒幕として進んでいく話には、サスペンス要素があり面白かったです。
殺し屋のお話なので残酷に人が殺されるシーンが多いのですが、むしろ一筋縄ではいかない人の心理について色々考えさせられる部分がありました。
人の見ちゃいけないところを覗き見ているような背徳感に、お前はどうなんだ?と何か突きつけられているような気さえしました。
究極のSとMの邂逅というのを疑似体験できた気分でした。垣原のキャラが際立っていて最高。少しひねくれたものが好きな人にはオススメの漫画です。
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[投稿:2017-03-25 21:34:24] [修正:2017-03-25 21:34:24] [このレビューのURL]
8点 shunさん
グロテスクな描写を娯楽として受け止めれる数少ない作品。
基本的には異常な性癖やトラウマを持つ登場人物たちの活躍に焦点を当てた内容だが、
敵である垣原の異常性が右肩上がりに上がっていき、この世界では異常性=強さであることから、
最強の敵となって物語の柱となった。敵ながら魅力的な第2の主人公と言える。
最強のMだから強い、というのは理屈は通っていないが説得力が十分にあった。
主人公は、トラウマと現実の融合による悲しみとも言える憎悪が強さの裏付けとなっていくが、
その描写の変質性は作品に引きこむ力が十分にあり、読者はコンダクターであるおっちゃんとともに
イチと垣原の接近を楽しみに読み進めることとなる。
緊迫感と期待で最後まで読ませてくれた。
画力は高く、変態性が損なわれず描写できている。
他では見ないようなサド描写やマゾ描写は、耐性がなければキツイが
人間の秘部を見たように思えて痛快。
構成は見事の一言、歌舞伎町の異常なビルを舞台によくまとめあげたと思う。
終盤はここまで濃いストーリーを展開した割に、あっさりとした結末。
ドギツい読後感がなく、この作品にあったラストだと感じた。
良質なキワモノ作品として、いつまでも忘れないだろう。
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[投稿:2014-11-06 18:13:57] [修正:2014-11-06 18:13:57] [このレビューのURL]
7点 fooさん
ど変態
とくにリョナ要素が強いですかね
あとドMの向こう側?
漫画なのはわかってるんですが、妙な説得力がありました。
新宿ってこわいなーとか、ドMの求めている事とか、
クライマックス面白かったです!
一気に夢中で読んでしまった
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[投稿:2013-09-29 22:52:46] [修正:2013-09-29 22:52:46] [このレビューのURL]
6点 pazzoさん
ホムンクルスでは物語性を考えすぎて投げっぱなしジャーマンになってしまったが、殺し屋1とのぞき屋は普通に楽しんで読める。
どれも心の闇を描いているマンガだから、あまり考えすぎるのも良くないのかもしれない。
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[投稿:2013-08-29 10:29:39] [修正:2013-08-29 10:29:39] [このレビューのURL]
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