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7.68点(レビュー数:22人)

作者佐々木倫子

巻数12巻 (完結)

連載誌花とゆめ:1988年~ / 白泉社

更新時刻 2012-01-19 13:35:09

あらすじ H大学獣医学部に通う主人公西根公輝とそれを取り巻く動物やら友人やらの日常を描いたコメディタッチの作品。

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動物のお医者さんのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全22 件

6点 シドさん

個性的な人物と動物たちが織りなす日常を描いた作品で、ハスキー犬チョビをはじめとする動物たちが可愛いです。動物たちの考えていることが本当かは分かりませんが、個性を表現できています。
笑いのポイントとしては理不尽な点が目立つのですが、何とも憎めない理不尽さが和ませてくれる感じがします。
作品を通したほのぼの感とギャグのセンスが、佐々木ワールド全開ですね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-11-02 00:00:35] [修正:2012-11-02 00:01:32] [このレビューのURL]

8点 columbo87さん

H大学を舞台に獣医の卵ハムテル達の日常が淡々と、それでいて適度なドタバタとで展開される。
結構専門的な部分に触れる漫画なのだが、とても読みやすい、初見は小学生のころでしたが、それでもすんなりと読めて笑えるのは、佐々木倫子先生の構成、絶妙なバランス感覚のなせるところだなぁ、と。
人間も動物の対等な、友達とか家族といった感じの関係性にはほのぼのとさせられる。
キャラクターの造詣も素晴らしく、私は大体の漫画は登場人物の名前をあんまり覚えてないタイプなのですが、まるで知り合いのごとくこの漫画の登場人物の名前は思い出せる、そのくらい各々キャラが立っている(それでいて派手すぎもせず)漫画です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-04 17:58:52] [修正:2011-06-04 17:58:52] [このレビューのURL]

9点 codyさん

僕が生物学を好きになったきっかけの漫画であり、今でも読み返しています。
なによりも西根家やH大の生徒たち、教授たちのキャラがいきいきとしているところが魅力だと思います。
狙っているわけではないけどクスッと笑ってしまうこともあり、そのシュールな笑いのセンスはとても好きです。
そしてリアルに描かれた動物たちがかわいいのなんの。
そういった点ではキャラ萌え漫画なのかもしれないですね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-08-06 22:58:35] [修正:2010-08-06 22:58:35] [このレビューのURL]

10点 臼井健士さん

下手したら「お涙頂戴的なお話」になりがちな動物ものをコメディ風に味付けした点を評価。

個性的な登場人物に加え、少女漫画扱いにもかかわらず「恋愛要素なし」という徹底さ(笑)。
主人公が一番「普通の人」でやや目立たない。
設定を考えたらエンドレスで(登場人物が年をとらない)永遠にも続けられそうな感じもしたが、意外なほどアッサリ終了させた潔さ。

この漫画でハスキー犬がブームになったそうだが、無責任な人間が犬を飼い始めて途中で捨てる・・・・という事件もおそらくはあったのだと思う。「熱しやすく、冷め易い」ブームの際の日本人の特徴は絶対に出てはいけないパターンと認識しておかなければいけないと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-27 11:01:52] [修正:2010-06-27 11:01:52] [このレビューのURL]

8点 s-fateさん

借りて読んで、気付いたら自分でも買っていました。獣医学部と言う希有設定、リアルなのにかわいい動物、登場人物がみんなそこはかとなくずれていて、妙な笑いを誘う。そして取材をしているせいかしっかりした背景を持っている。サラッと後味の良いプロの仕事を感じさせる良作です。

蛇足ですが、変な人が多いのでわかりづらいですが、登場人物が最近のマンガに多い、「最初から実力はある」人が多いです。天然の菱沼さんでさえ、海外相手に論文競争を展開している。海外の学会だと、英語が下手、ってだけで内容以前の問題でダメだし喰らうこともあるので、これはすごいことです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-11 01:58:24] [修正:2009-12-11 01:58:24] [このレビューのURL]

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