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7点(レビュー数:3人)

作者太田垣康男

巻数17巻 (連載中)

連載誌ビッグコミックスペリオール:2012年~ / 小学館

更新時刻 2012-10-31 23:29:26

あらすじ 人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させることで始まった「宇宙世紀」。そして宇宙世紀0079年、地球から最も遠い宇宙都市・サイド3が「ジオン公国」を名乗り、地球連邦政府に対し独立を宣言。戦争を挑んだ。開戦から一年近くが経つ現在、大規模な戦争により破壊されたスペースコロニー(人工の大地)や戦艦の残骸が大量に舞う暗礁宙域・通称“サンダーボルト宙域”では、制宙権を握るジオン公国軍と、奪還を目指す地球連邦軍による激しい戦いが行われていた

備考 アニメ「機動戦士ガンダム」を独自の設定を用いて漫画化したもの。

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機動戦士ガンダム サンダーボルトのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

5点 朔太さん

「一平」を連載していた頃に比べて、太田垣氏の画力が一段と増している。
成熟したガンダムとして、あるいは宇宙戦記の進化形として、
大人にも鑑賞に堪えるレベルだ。
特に、戦争ものにつきまとう戦争の是非に関する葛藤や罪悪感の
ような感傷は、主人公二人からは排除されているのがスゴイ。
相当ドライな仕上げになっている。

まだまだ連載が継続中だが、ライフワークになりそうな感じだ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-04-02 10:08:53] [修正:2022-04-02 10:08:53] [このレビューのURL]

8点 臼井健士さん

ガンダム1年戦争末期。アー・バオア・クー要塞への補給ルートに当たる
「サンダーボルト空域」の制圧を目指す地球連邦軍と、それをスナイパー部隊で阻止しようとするジオン軍。

宇宙空間を舞台に繰り広げられる両陣営の人間模様。
制宙権を得ようとする連邦はエースパイロット用の「ガンダム」を一機配備する。
待ち受ける連邦のスナイパーとの対決の行方は・・・・
遠距離攻撃VS接近戦。

コロニーや戦艦の残骸が無数に漂う空間が墓場となるのは果たしてどちらか?

画力は申し分ないのですが、著者の「ムーンライトマイル」が未完のまま、
こちらのガンダムが終わるまで放置されるそうです。それはどうなんですか?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-01 06:48:21] [修正:2012-11-01 06:48:21] [このレビューのURL]

8点 jdf54jさん

1巻発売記念にレビュー。設定だけ借りたオリジナルストーリー。
最初に断っておくが、ガンダムに触れたのは
この漫画が初めてだが楽しめた。
画力がすばらしいのはもちろんの事、コマ割は躍動感に溢れ、
話運びやセリフも堂に入っており、熟練の技術が伺える。
宇宙を彷徨う金属デブリのゴミがフレミングの法則で
帯電しており、その宇宙空間は常に稲光が走っているという
作者オリジナルの世界観が惹かれる。
ジオンと連邦両者の軍がその宙域の取り合いを
している訳で、それぞれの立場に主役がおり、交互にお互いの立場が
描かれている。ガンダムマニアにも
ガンダムオリジン含む数あるどのガンダム漫画より評価が高いようだ。
ガンダムに興味が無い人にもオススメできる。
ほぼ毎回スペリオールの表紙を
飾っている辺りが力の入れ具合が見て取れる
作者は元々ムーンライトマイルでSFを描いていたので、その素養が
いい方向に出てる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-01 02:52:17] [修正:2012-11-01 03:01:05] [このレビューのURL]


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