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8点(レビュー数:6人)

作者相原コージ

原作竹熊健太郎

巻数3巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:1988年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:31:17

あらすじ 相原弘治、竹熊健太郎の二人の青年漫画家は「漫画で日本征服」を達成するために日々「ヒットする漫画」を日々研究していた。
そして、少年スピリッツに漫画を持ち込み、そこからスター漫画家になり野望は達成したもの、様々な事情が重なり打ち切られるまでの過程を描いたものである。

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サルでも描ける漫画教室のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全6 件

8点 xenosさん

 漫画の分析、批評においてこの作品の右に出るものは中々無いだろう。
 この作品はかなり漫画業界や漫画の創作作業を鋭利に抉っている。少なくとも表現を志すにあたってこういった作品に触れるのも中々に有用であると思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-21 05:24:32] [修正:2010-06-21 05:24:32] [このレビューのURL]

7点 s-fateさん

マンガの中の世界に浸りたい人は読まないほうが良いかもしれません。知らないほうが幸せなこともあると思います。ここで描かれているマンガの世界は、実際のマンガにも垣間見ることが出来ます。例えばマンガを読んでいて、「この作者、毒電波モードの一歩手前だな」みたいな感覚で見てしまう時があります。うまく話が構成されているので、何度か読まないと理解できないというものでもなく、ストーリーものでもないので、忘れた頃でない限り繰り返し読むということはないので7点。最初に刊行されたコミックは、装丁がチャンピオンコミック調で、しかもうすらでかい上にあの絵だったので、インパクトありました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-04 02:06:37] [修正:2010-04-04 02:06:37] [このレビューのURL]

8点 薫海宏幸さん

大学に入ったら漫画を描きたいと思い、購入し非常に役に立ちました。
1巻はタイトルの通り、読めばサルでもかけるほど良く漫画の描き方の解説が載せられていました。
2,3巻は1巻ほど役には立ちませんでしたが、漫画の裏の面を見れるという点では一見の価値ありです。
あと、とんち番長が思いのほか面白かったです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-28 19:31:05] [修正:2009-12-28 19:31:05] [このレビューのURL]

10点 佐々木裕健さん

連載当時の業界を冷静に分析、批判した結果がそのままギャグとして、作品として昇華している。

漫画業界に携わるものとして、色々理不尽な目にも不条理な目にもあってきただろうに、それをただ怒りで表すのではなく、ネタにして笑い飛ばすその姿勢は、個人的に見習いたいものがある。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-06-16 17:48:07] [修正:2007-06-16 17:48:07] [このレビューのURL]

6点 まれらさん

確かに面白い。
しかし漫画の面白さとは少し質が違うような気がする。例えばジョークや漫才の面白さに近いのかも知れない。ネタ勝負であり、オチを知ってしまったら二度目は面白さが半減する。(もちろんストーリーを読ませる作品ではないのだが。)
力作ではあると思うが、一度読んだら十分と思う方も多いだろうと感じた。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-03-06 19:56:56] [修正:2007-03-06 19:56:56] [このレビューのURL]

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