「Suzz」さんのページ

総レビュー数: 112レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年02月05日

見せ方と間の取り方は上手いものの、何も起こらない。
日常の風景を描きたかったというのもあるのでしょうが、それにしても何も起こらない。
何も起こらないのを逆手に取った、無言でいられる仲間のエピソードくらいかなぁ、心に残りそうなの。

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[投稿:2010-03-21 02:42:24] [修正:2010-03-21 02:42:24] [このレビューのURL]

5点 大奥

設定の妙と、辻褄合わせが上手いので妙な説得力はあるものの、コマ割りの平凡さや、書き分けの温さも目に付く。
話自体は整合性の高いものではあるものの、話自体に抑揚がなく、大きな感動もない。
ただ淡々と進む感じが強すぎて、一般的な歴史モノの枠から飛び出してない印象。
三国志のような話が好きな人、もしくは江戸時代にもっと詳しい人が読めば楽しめるのかも?

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[投稿:2010-03-21 02:34:19] [修正:2010-03-21 02:34:19] [このレビューのURL]

一応ギャグ漫画?なんだと思うし、実際マンガ喫茶で余裕で吹いたのですが、それよりも何よりも発想の斬新さに驚かされる。
技術とかコマ割りとかは二の次。十分上手いですけども。

個人的にタイムスリップって手法は古今東西を問わずよく使われる手法だと認識しているのですが、このマンガの中での用いられ方は最終的には現代に何気なく存在するものが「何故良いか」「いいものはいいんだ」という現代を賛美する方向に進められる点が非常に興味深い。

そしてなんでだろうね、温泉に行きたくなるんです、これが。
こんなライトな読み口の漫画なのに、人に影響を及ぼす。そんなパワーが魅力。

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[投稿:2010-03-17 01:38:51] [修正:2010-03-17 01:38:51] [このレビューのURL]

主人公(とその一家)を文字通りのマスコットキャラとして描き、現実感から切り離した上で、ドがつくほどの現実を見せ付ける手法が斬新。
文字をビジュアルとして見せたりと、一風変わった事を数多く取り入れているので普通のマンガという固定観念持ってると痛い目にあうかも。

「プンプンかわいい☆」だとか「プンプンかわいそう★」とかそんな感想が狙いなのではなく、あんな非現実的に見える物体に現実を突きつけて、ただ現実を受け入れるのか、ただ奇麗事・固定観念に走るのか、それとも別の結論を見出すのか。
読者がそこに現実にある存在としてイメージしていくのが狙いだと感じる。

そして、僕はその結論が気になってやまない。

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[投稿:2010-03-17 01:25:56] [修正:2010-03-17 01:25:56] [このレビューのURL]