「sigure」さんのページ

総レビュー数: 15レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年04月19日

[ネタバレあり]

作者自身がキャラについて試行錯誤しながらの連載だったため
1巻〜2巻序盤において絵柄の入れ替わりがあり、
最初はとっつき難いかも知れないが、話自体は普通に面白い。
世界観・機体設定もかなり凝っていて、時には
「現実に巨大ロボットが居たらこんな感じなのだろうか」と思わせられるほど。

欠点は「血続」の登場。
これが元祖リアルロボット物であるガンダム系列に存在する
ニュータイプ・強化人間等の「特別な存在」を連想させてしまい、
漫画の現実味が極端に薄れてしまったのが痛い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-20 23:23:15] [修正:2005-04-20 23:23:15] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

話だけならワンパターン通り越してマンネリなので4点、
では何がこの漫画を8点にしているのか、それは作者の高い描写力です。
序盤は普通に面白く、作中でのセルフパロディ描写も面白い。
でも、人気が出れば話を引き伸ばす事になるのは当然、
それにより普通なら話が進む毎にマンネリを感じざるを得ないのだが、
作者独特のノリがそのマンネリ感を薄れさせている。
加えて気付きにくい所で『ギリギリのパクリ』が詰まっていて、
元ネタを知っている者ならば思わず笑ってしまうのも特徴。
漫画としての面白さと元ネタを探す面白さを味わえる作品。

他の作家には無いこのノリは
三大週刊誌しか読まない人にとっては新鮮のはず。
吉崎観音ワールド、ぜひ一読あれ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-19 15:11:55] [修正:2005-04-19 15:11:55] [このレビューのURL]

6点 ONE PIECE

[ネタバレあり]

少年漫画ならコレ、とも言うべき王道作品。
子供にも大人にも読み易く構成されていて、話自体も非常に分かり易い。
個性に関してだけなら『HUNTER×HUNTER』以上のものがある。
が、話が分かり易過ぎるのも問題。
読み易さ・人気を考慮し過ぎているあまりか、
最近は特に「安易な御涙頂戴モノ」に留まる傾向があり、
ワンパターン感が否めない状態になっている。

『ドラゴンボール』と同様、
ジャンプ作品故に終わる時期を逃してしまった漫画と言える。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-19 14:41:02] [修正:2005-04-19 14:41:02] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

主役・脇役共に個性的なキャラに溢れ、
話の盛り上げ方に関しては優秀と言っても過言ではない。
この時点までなら8点を付けられる作品だが、
それはあくまでハンター試験終了直後までの話。

強さのインフレはジャンプ作品ならではなので仕方ないにしても、
念能力が登場してからは説明重視の物語になり、
イマイチ読み応えの無いものになってしまっている。
加えて、毎回最低レベルの描写レベルを維持できていない現状では、
途中から入り辛い作品として評価を下げさせてもらった。

補足ではあるが、今作の主要メンバー4人は
『幽々白書』の主要メンバーと似通っている所がある事も挙げておく。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-19 14:27:59] [修正:2005-04-19 14:27:59] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

オタクの3〜5人に1人は「そうだった頃」の自分を
思い出すんではないでしょうか?
オタクだと言う事を隠しがちな主人公が自分より濃いオタクと出会って、
自分もその域まで上り詰める(=堕ちる?)成長振りは、
経験した人なら納得する内容かも。
その点も含めて、良い意味でも悪い意味でもイタイ作品。
ただ、普通のオタクである主人公の物語なのに、
サークル参加の話はオタクとしての話というより
創作者としての話になりがちだったので、
そこだけは個人的にあまり好きでは無かったです。
イタイのが好きな人にはオススメだし、そうでない人には向かないです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-19 14:13:14] [修正:2005-04-19 14:13:14] [このレビューのURL]

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