「korosuke」さんのページ

総レビュー数: 14レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年11月11日

7点 バキ

個人的には前作のグラップラー刃牙で出てきた魅力的なわき役たちにスポットライトを当てるための作品ではないかと思います。
ゆえに外伝的要素が強い。
だからストーリーの設定はすべて彼らが活躍するバトルのためと言っても過言ではないでしょう。
『グラップラー刃牙外伝』、もしくは『グラップラー刃牙サブキャラ列伝』として読むことをおすすめします。
そういう意味で前作と同じくらいおもしろいと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-14 00:20:17] [修正:2008-11-14 00:20:17] [このレビューのURL]

男なら誰しも大なり小なり強いことに憧れますが、この漫画は“強さの美学”を追求した作品です。

個人的な印象ですが、バトル漫画では戦略や戦闘中の急成長で相対的強者を倒すものが多いと思います。
この漫画の他と異なる点はまさにそこで、戦闘能力という意味での『力』の勝るほうが必ず勝ちます。強いから勝つ、勝つから強いって感じです。
戦闘の描写も独特で迫力があり、図抜けています。
そんなバトルの中で、多彩で魅力的なキャラ達が強いとは何か、ってことをカッコいいセリフで語るところがアツい!!

このシリーズでは主人公刃牙の成長する様子を軸として描かれているため、その性質上シリーズでは一番娯楽要素が高いかもしれません。漫画としては、何事もある程度極めてからより、上っていく過程がおもしろいことが多いので。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-13 23:56:40] [修正:2008-11-13 23:56:40] [このレビューのURL]

10点 SLAM DUNK

随所で胸にくるものを感じます。
ひとえに井上雄彦さんのバスケにたいする想いの結晶でしょう。

花道が自分を天才と言う一方で、うまくなる快感や力及ばない自分のふがいなさといったものがとても素朴に、丁寧に書かれています。そういうところが心をつかんで離さないんじゃないでしょうか?

自分の心の中で神格化されてしまうのも名作だからこそ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-11-11 20:00:08] [修正:2008-11-13 20:05:49] [このレビューのURL]

9点 ONE OUTS

渡久地がつねづね言ってるように彼は野球選手ではなく勝負師なので、この漫画も単に野球漫画ではなくギャンブル漫画ともいえると思います。(ただ、決して負けないギャンブルですが)
だから、変わった野球漫画として過大な期待をするのは危険かも。

ただ、純粋にこの漫画は面白いです!何といっても引き込まれます。
渡久地がいかにして勝つか、目が離せません。

漫画にはどうなるか、展開重視のものと、どうするか、過程重視のものがありますが、この作品は後者ではないでしょうか。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-11-11 22:56:18] [修正:2008-11-12 04:58:40] [このレビューのURL]

6点 三国志

まさに三国志はここから、といった作品。もはや伝説的。

基本的に三国演義という小説を漫画化したこと、そのため劉備をもちあげ曹操を貶める脚色がされていること、この2つだけわかって読めば三国志の入門書としてもうしぶんないと思います。

普通に読み物としてもそこそこおもしろい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-12 04:47:35] [修正:2008-11-12 04:47:35] [このレビューのURL]

画に関してはもはや評価することもおこがましい。
最終的には天下無双の剣を描かなくてはいけないわけだから、武蔵や小次郎がどんなふうに動き、それをどう描くか、突き詰めていった結果画に集約されるのがすごく納得いきます。

日本人だからか、黙して語る、そういうところがすごく好きです。
それゆえ小次郎編はほんとにすごいと思います。心情を言葉で表してしまうことで失われる微妙な部分を小次郎はそのまま持ってる。

(原作にあるのかわからないが)ある登場人物がいった「徹しきれぬ者、それは弱き者」って言葉にすごい影響を受けました。
ぐっときた。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-12 03:53:56] [修正:2008-11-12 03:53:56] [このレビューのURL]

なんか猟奇的なとこがあって、無理って人は無理かなと思います。

ただ、読めばその奇妙な世界に引き込まれること請け合いです。
麻薬的なおもしろさがあります。
なんかおもしろい!!って表現が一番しっくりくる感じ。

おもしろい漫画はどれもそうですが、キャラが生きてる感じがします。
また、おもしろい漫画には敵側もかっこいいものが多いですが、この漫画の場合は敵(っぽい)側もなんか憎めない、そんな感じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-12 02:50:14] [修正:2008-11-12 02:53:54] [このレビューのURL]

独特の世界観があり、どっぷり浸かれる作品。
80巻と長いが、6部に分かれているのでそれぞれは間延びした感じはないです。

目を引くのはキャラの濃さ、各部の主人公はじめ、仲間も敵も特徴的でキャラ立てが徹底しています。
ほかの漫画ではみられないセリフ回しやポーズも好きな人にはとても魅力的です。
すべての部を通じてバトルは非常に緻密に組み立てられていて読み応えがあります。
現代を舞台としていてもまったくそんな気になれない、まさにジョジョの世界、そのオリジナル性は高く評価されるべきではないでしょうか。

アメトークで取り上げられたりで注目されもしましたが、独特の世界観をもつという性質上、万人を受け入れる作品ではないかもしれません。でも食わず嫌いしている人がいれば、ぜひ試しに見てほしい作品です。
絵が、、、とか思われがちなのにこれほど支持を集めるだけの魅力が確かにあります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-12 02:27:55] [修正:2008-11-12 02:40:01] [このレビューのURL]

強さ、カッコよさ、アツさの追求を高校生活に凝縮してます。

自分の好きなキャラを応援するのが醍醐味!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-11 22:22:57] [修正:2008-11-11 22:22:57] [このレビューのURL]

独特のタッチで、才能ある人の苦悩と才能ない人の苦悩、ヒーロー観についてペコとスマイル、アクマとドラゴンの比較を中心に描いている。
と、書いても伝わるとは思えないくらいいろんな要素が溶け合って、しかしそれがまとまり凝縮されています。

人物の心情を字として書いたり、直接言わせたりすることがなく、行動、沈黙、雰囲気、独特の言い回しで伝えようとするところが秀逸。(えらそー汗)

逆にそのため1回読んでもわからない点は多かったりするが、読めば読むほど新しい発見や解釈が出てきて奥深さを感じます。
とはいっても、終盤にむけて高まっていくアツさが1番の魅力です!!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-11 21:55:03] [修正:2008-11-11 22:04:43] [このレビューのURL]

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