「摩訶不思議生物」さんのページ
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6点 落下傘ナース
いままで読んだ漫画の中で、かなりサイケデリックな部類に属する漫画
無駄にスプラッタシーンがえぐい
主人公はDVチキンの内弁慶のクソ野郎で、幼馴染のヒロインはキモイン→普通の人→キモイン→ヒドインのサイコ仕様です
ストーリーも意味不明で、コレほどまでに随所に致命的な要素を詰め込んだ漫画は診たことないです 出てくる人間悪人以外ほぼおかしすぎる人間ばっかです
一体敵は他のナースなのか、敵性怪人なのか、病理鞠なのか分からずじまい
ストーリーの迷走具合が読者に伝わってきてしまいます…
ただつまらない訳ではないのに、伏線を回収し切れていないのは少々残念でした
ナースという発想と後半のストーリーはきちんとなってるから、そこは面白いです
なんか敵の攻撃で怪我をした人が後遺症をおったり、無駄にリアルで、かつポップに演出されていて作品のよい箇所だと思います。その作者の作風が上手く出切ってないのが非常に惜しい作品です。
あと最終回のインパクトはすごかったです。ぞわわってなりますね。
あのラストのためにぜひ一読はしてほしい漫画です(暇なら
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[投稿:2010-02-21 04:29:00] [修正:2010-02-28 09:57:25] [このレビューのURL]
6点 遊撃宇宙戦艦ナデシコ
アニメのほうがキレがあった気がします
二つの世界の発想はすごくよかったし、シャーマニックデバイスとかもよかったんだけど・・・やっぱりコメディパートはアニメ版のほうが上手く演出してると思います。
他のエステパイロットとの絡みもあんましないし、ちょっと残念・・・
ただクライマックスの異常な盛り上がり方はやばいです
個人的にはまだつづきがあるんだぜ・・・?的な終わり方は要らないと思います
もしくはきちんと結末まで描いて欲しかったです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-21 04:44:20] [修正:2010-02-21 04:44:20] [このレビューのURL]
6点 エイリアン9
表紙に騙されて軽い気持ちで読んでしまうとハイ、トラウマ な漫画
微妙に愛くるしい容姿のエイリアンや不気味な伏線が読者にも言い得ぬような不快感、嫌悪感を抱かせるのにうまく使われていると思います。
他の二人はあまり怖がっていないのに、主人公だけは襲い来るエイリアンに対して恐れを抱いている
それどころか味方であるボーグにすら、恐怖感を見せている
それがすごいリアルだと思います。
この作品話の展開の解説がほとんどありません・・・
解説がほとんど加えられない漫画の例として
たとえば「最終兵器彼女」は、人間関係に重点おいた作品のため
解説というのはあまり重要な事ではなかったんですが
この本は、少しづつ伏線を自分で拾って読んでいかないと何がなんだか全くわからないです。
結局世界はどうなっているのか分からないし、ほとんどの話が学校で進むという固定的な視点がさらに雰囲気を出すのに役立っています。
続きであるエミュレイターズまで読んでも解明される謎もあれば、謎のままのことも多いです。
面白いけど、人を選ぶのと、普通にキャラクターの顔の見分けができません・・・
SF好きなら取り合えず読んでみてはいかがかと
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-12 02:19:21] [修正:2010-02-12 02:19:21] [このレビューのURL]
9点 脂肪と言う名の服を着て
人の裏側を見せ付ける漫画
コレはすごいと思う
恋愛というなの依存症、食事というなの精神安定剤で壊れていく主人公
人の優しさの向こう側にある打算と欲望を繊細な絵柄で描写しています
登場人物はみな、安心がほしいのだと思います
だけど、誰も救われないし、そのことに気づけもしない
自分には衝撃的でした
鬱レベル高いですが、オススメです
自分的には完全版よりも通常版のがオチが怖いと思う
伏線回収すればいいってわけじゃないから、完全版の終わり方は
逆にもったいないと思いました
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-12-09 01:44:08] [修正:2010-02-12 01:35:21] [このレビューのURL]
6点 誰かがカッコゥと啼く
正直作者のほかの作品はどうも読む気にならないんですが、コレはこのカルトっぽい感じがストライクでした
恐怖の対象が単純に化物とかじゃなくて人、子供、己の中の負の感情であるのはある意味リアルだな、と思いました
カタルシスへと向かう流れは駆け足気味ながらも、だらだらと謎の解明に時間をかけるよりも展開がよく、こういうのでよくある読者置いてけぼりはあまり感じませんでした
作品に狂気があるというより、作者の演出とかに狂気がにじみ出てます
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-12-13 02:41:48] [修正:2010-02-11 05:17:43] [このレビューのURL]
8点 探偵綺譚 石黒正数短編集
石黒さんは、本当にストーリーを構成するのがうまいですな。
話を読んでてもこんなにオチまで持ってのが上手い漫画家はなかなかいないと思います。
まさにいつ読んでも何度も読んでも楽しめる本だと思います
persentformeの方は、比較的作品の方向性がまとまってると思うんですが、こっちの方は作者が遊んでる印象があって、作品ごとに結構絵柄や雰囲気も違います、表題作の探偵綺憚の絵柄は普段とぜんぜん違ってびっくりしました。
これに収録作のカラクリはかなりレベル高いです。
どことなく懐かしく切ない作風で、誰に意思感化されたわけでもない、自分で知って自分で感じて自分で変わっていく展開が非常によく完成されています。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-11 05:10:49] [修正:2010-02-11 05:10:49] [このレビューのURL]