「コステロガーデン」さんのページ

総レビュー数: 225レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年06月12日

ヤンキーマンガの頂点に君臨していたのも今は昔。。

ギャグとケンカの合わせ技で、何本もの映画がつくられ、
主人公モデルの短ランやボンタンなんかも世に出た、
伝説的なヤンキーマンガ。
ケンカをガンガンやっていた頃は
典型的な展開にもかかわらず、非常に面白く、
魅力ある作品でした。
途中からギャグ色が強くなってきて、
キャラの顔や寸法も、そっちよりの情けない
姿に変わってしまい、魅力さダウン。
さらに連載の長さが手伝って、
あの頃の人気と面白さは今何処?といった感じ。

◇この作品の個人的価値=全48巻で 4000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-06 22:44:11] [修正:2005-07-06 22:44:11] [このレビューのURL]

6点 孔雀王

オカルト宗教エログロナンセンス。

「北斗の拳」の影響を受けているのか、
随所にそれらしき痕跡がうかがえます。
この手の作品ならではのグロさがあり、
時には過剰で、変態チックに見えてしまいます。
萩野氏は、この作品の後にも、似たような作品を描いていますが、
力強い荒々しさを持ったこの作品が一番面白いかな?
ハードコアな音楽が合う、そんな作品。

◇この作品の個人的価値=全17巻で 1700円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-06 22:36:28] [修正:2005-07-06 22:36:28] [このレビューのURL]

5点 犬神

「神の犬」+「寄生獣」+「エヴァ」÷5

思想的な感じを、ミステリアスな雰囲気で、
うまくまとめています。
ちょっと謎が多すぎてわかりにくい点と、
後半の話の展開には、微妙な感じです。
「寄生獣」と類似した点があり、
「パクリじゃん」と突っ込みを入れてしまいます。
でも「寄生獣」ほどの完成度はありません。

◇この作品の個人的価値=全14巻で 2000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-06 22:33:41] [修正:2005-07-06 22:33:41] [このレビューのURL]

水島作品の最高傑作!完成度高し。

ひと癖もふた癖もあるキャラクター達を
とても生き生きと描いていて、好感が持てます。
また、野球における戦略や心理勝負をリアルに描き、
野球の奥深さを改めて感じることができました。
プロの野球選手がこの作品から投球方法の
ヒントを得たあたりは、この作品の質の高さがうかがえます。
間違いなく野球漫画の最高峰でしょう。

◇この作品の個人的価値=全48巻で 12000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-06 22:29:46] [修正:2005-07-06 22:29:46] [このレビューのURL]

野山を駆け、海を渡り、夜空を飛び舞う疾走感。

熱く濃厚なストーリー展開がすばらしい。
犬達を通して描かれる
勇気とは、正義とは、友情とは何かというモノが
ひしひしと伝わってきます。
そして、空気感や冷たさ寒さ、体に受ける風の抵抗、
息づかいや体温、力強さや傷みまで
とにかくリアルに感じることができます。
すごく作品の世界に引き込む力のあるマンガです。
また、登場する犬達も、とても魅力ある戦士ばかりです。

◇この作品の個人的価値=全18巻で 6500円也。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-07-06 22:21:29] [修正:2005-07-06 22:21:29] [このレビューのURL]

やさしさとカリスマ性で世を救う。

2部構成になっているのですが、
読むんだったら1部のみでやめる方がいいかもしれません。
ストーリーの展開上、差しつかえありません。
なぜなら、1部での消化不良の補いがメインですし、
2部を読んだとたん、1部のこれまでのがんばりは
なんだったんだ!と落胆してしまうからです。
戦国の世、あまっちょろい考えで国を救おうとする主人公。
そんな彼のまわりに付き従う力ある者達。
この展開が気に入らない場合のみ、2部を読むことを
お勧めします。
かなり面白い作品ではあるんですがね。

◇この作品の個人的価値=全20巻で4000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-06 22:13:40] [修正:2005-07-06 22:13:40] [このレビューのURL]

ああ!青春の日々よ。

80年代の匂いがする湘南に生きる
ごく普通の青年達の青春モノ。
「湘爆」とは違った青春像があります。
青春時代の匂いとか空気とかが感じられました。
中途半端な終わり方だったのが難点。
「湘南爆走族」の外伝が載っているのでお徳。

◇この作品の個人的価値=全2巻で 400円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-06 21:57:03] [修正:2005-07-06 21:57:03] [このレビューのURL]

すっきり読めるからお茶請けにどうぞ!

浦沢氏の作風は、この頃と今とでは
全くといっていいほど異なってきましたが、
このくらいのラフさの方が、私は好きです。
初期の作品なので、すべてが若い感じですが、
作者の性質がよくでていて好印象。

◇この作品の個人的価値=全1巻で 100円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-06 21:52:21] [修正:2005-07-06 21:52:21] [このレビューのURL]

少女漫画と侮るなかれ!

この作者の作品は一貫として手に汗握るミステリーや
サスペンスですが、その出来栄えはハイレベルです。
そのなかでもこの作品は最高峰。
前半のどんどん追い詰められ、
世界中を敵に回しているような緊張感、圧迫感、恐怖感が
なんともいえず面白かったし、
最後の運命の、宿命の悲しい闘いは、
壮絶で、しかも感動的でした。
少年誌、青年誌にもなかなか無い程の、
スリルを味わうことができました。
力によって、多くのものを手に入れる事ができるのに、
本当に欲しいものは得ることができない、
そんな主人公のひとりが愛おしく思えました。

◇この作品の個人的価値=全18巻で 7000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-06 21:48:51] [修正:2005-07-06 21:48:51] [このレビューのURL]

腕力では無く頭脳。

大暮作品ではこれが一番面白いと思います。
序盤での主人公の兄妹が、その後、あんなかたちの
登場とは思いませんでしたし、
序盤以降の主人公の戦闘スタイルが、
いままでにない、知識を用いてのパターンでしたので
なにげにインパクトのある作品でした。
もう少し続いて欲しかったです。

◇この作品の個人的価値=全2巻で 600円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-03 23:49:27] [修正:2005-07-03 23:49:27] [このレビューのURL]