「コステロガーデン」さんのページ

総レビュー数: 225レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年06月12日

海賊マンガの金字塔的作品。

最高の海賊漫画です。
伏線がとてもいい。0巻の番外編は特にしびれました。
全体的に王道なストーリーなのですが、
なのにすごく面白い。
作者が構成やキャラに十分に気を使って
描いていたからだと感じました。
そしてラストの終わり方も、
今までみた数百の漫画の中でも
トップレベルのすばらしい終わらせ方でした。
ホント読みごたえ十分な傑作です。?

◇この作品の個人的価値=全29巻+番外1巻で 8000円也。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-06-03 23:51:18] [修正:2005-11-06 21:50:36] [このレビューのURL]

9点 SLAM DUNK

スポーツ漫画のエポックメーカー的作品。

バスケット漫画を描くと
「人気が出ない」「打ち切りになる」
といわれ、タブーされた時期に
その法則をブチやぶるかのごとく
連載当初から抜群の面白さとかっこよさで
今だにトップレベルの人気を誇る秀作。

バスケをあまり知らない人でも、
所々に入る解説のおかげで、物語に自然にのめりこんでいけます。
ひと試合がやたらと長いので、
当時、週刊で読むのはかなり辛いものがありましたが、
バスケ特有の臨場感と細かな描写を駆使することで
だらけたり、飽きたりといった
散漫した内容になることはありませんでした。
逆にこの作品をスピーディーに読みたいと思い、単行本を買うに至る訳です。
ラストが個人的には気に入りませんが、
それはきっと連載終了することが残念で残念でならなかったからでしょう。

このレビューをご覧になっている方達は
ほとんどの方がもう読んでいる作品ではあると思いますが、
もう一度、読み返してみるのも一興かと。

◇この作品の個人的価値=全31巻で 12000円也

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-07-24 16:37:52] [修正:2005-09-21 21:45:56] [このレビューのURL]

この奇妙さ、このセンスは世界一イィィィィィィーーーーー!!

長沢節とTony Viramontesを足したようなスタイリッシュな絵!
独特のポージングや「ゴゴゴ」や「ウィリィー」などに代表される擬音使いや台詞まわし!
ブランド名、アーティスト名、楽曲名などを元にネーミングした登場人物やスタンド!
パイオニア的戦闘アイデアと、特殊能力の連続攻撃!

随所に映画や小説ネタが存在し、まんまパクリ(メメントネタとか)もあるんですが、
元ネタを遥かに超えたパワーと「世界」がこの作品にはあるんです。
これぞ荒木ワールド!

どんどんその世界にはまっていく自分を
もう押さえる事はできませんでした。
みなさんも、肩までどっぷり浸かって読みませう!

個人的には
1位=第1部 巧みなストーリーで読ませる力作。すばらしいの一言。
2位=第4部 荒木氏の才能がついに開花したと感じる天才的な世界観。
3位=第3部 王道ともいえるスタンドバトルはジャンプ色強し。
4位=第2部 緊迫感と力強さで最も印象に残った究極生命体とのバトル。
5位=第6部 完成された世界観はハリウッド映画並の出来ばえ。
6位=第5部 スタンドの複雑化で、見た事のないバトルの連続。

ちなみに好きなキャラはワムウと岸辺露伴です。

◇この作品の個人的価値=全80巻で 30000円也。

ナイスレビュー: 4

[投稿:2005-05-29 14:38:50] [修正:2005-09-14 19:21:50] [このレビューのURL]

爽やかさとコミカルな笑いでおくるスポーツ漫画。

体操というスポーツを通して、心の成長が
それはそれは爽やかに描かれています。

主人公が、とにかくまっすぐで素直なキャラなので、
読んでいて本当に気持ちがいい。
その分、面白みに欠ける部分もありますが、そこを補うのが
3バカトリオといわれる先輩キャラの存在。
心地よいクスクス笑いを提供してくれます。

私は体操に全然興味がないのですが、
技の解説や、その難易度の解説がとても丁寧なことと、
練習の成果やそれに伴ったステップアップが手に取るようにわかる題材なので
とても楽しく読む事ができ、
大会などで難易度の高い技が決まる度に
胸が熱くなり、感動に包まれました。

邦画の「ウォーターボーイズ」や「シコふんじゃった。」
洋画では「クールランニング」や「サトリ−レック」
なんかが好きな人はきっと面白いと
思っていただけるんじゃないかなぁ。。。

◇この作品の個人的価値=全34巻+外伝1巻で 12000円也。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-29 15:54:58] [修正:2005-09-14 19:17:52] [このレビューのURL]

掟破りの凄まじいストーリーに衝撃と戦慄が走る!

物語のパターンやセオリー、少年誌の慈悲などは、まるで無いです。
あるのは、壮絶なる残酷な描写と狂気。
人間の持つ本質を容赦なく独特の荒々しいタッチで描き、
残虐なシーンは、恐怖からトランス状態に陥る人々の狂気を見事に描写。
そのパワフルかつ異常なまでのグロさに圧倒されました。
全5巻、連載期間1年ほどと短いながら、
かなりの破壊力を持った濃密な作品です。

恐怖に混乱した人間がたどる姿とデビルマンは、
心の部分で相対するものとして描かれ、
悪魔の心を持ってしまった人間と人間の心を持ち続ける悪魔それぞれが、
破滅の中で何を考え、どういう行動を起こすのかは見物。
善悪とはなにか?その境界線は?我々人間がするべきことは?
さまざまな疑問を投げかけてきますが、
私には、重すぎて、深すぎて、すべて受けきれませんでした。

この作品を読んで痛烈に感じたことは、
「この世で一番恐ろしいものは人間。この恐怖にかなうものはなし。」

◇この作品の個人的価値=全5巻で 2000円也

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-08-16 00:37:56] [修正:2005-08-16 11:17:12] [このレビューのURL]

9点 AKIRA

緻密な世界観はSFの王様。

SF漫画の超大作。
これほどまでに綿密な描写と世界観は
他に類を見ない程の出来ばえ。
その存在するかのような世界で生きる登場人物達もまた、
存在するかのような完璧な人間像で描かれています。
途中のショックを受ける程のグロさと後半の哲学的な展開を除けば、
限り無くパーフェクトな偉業傑作だと思います。

◇この作品の個人的価値=全6巻で 9000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-11 22:43:48] [修正:2005-07-14 22:11:33] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

まさに荒木ワールドォォォォォ!!

この独特の奇妙さ、世界観、相変わらず最高です。
岸辺露伴や吉良吉影が出てくるので、
ジョジョの番外編という感じです。
ちょっと高い本なのですが、
ジョジョファンなら、本作と同等の面白さを
味わえます。

◇この作品の個人的価値=全1巻で 1200円也。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-07-03 23:44:41] [修正:2005-07-03 23:44:41] [このレビューのURL]

手塚治虫は漫画界のダヴィンチだ!

死というものを日常の中で体験することが少ない現代では、
なかなか知り得ない、
死を目して、生きることを学ぶということを、
この作品で、得る事ができます。
近年やっと証明されるようになってきた事柄が、
数十年も前に、作品の中に描かれているという事が
なによりビックリです。
BJの矛盾した心の葛藤も永遠のテーマ。
一家に一冊ブラックジャック!

◇この作品の個人的価値=全25巻で 9000円也。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-06-18 23:27:38] [修正:2005-07-03 22:22:40] [このレビューのURL]

歴史のはざまに修羅が在る。

なかなか難しい歴史とのコラボですが、
見事に陸奥と絡み合うストーリーは秀逸で、
外伝とは名ばかりの本作を超える、
大変面白い作品になっています。
インディオ編と幕末編が特に良かったです。
あと源平編の設定には度胆をぬかれ、
信長編の裏にはニヤリとさせられました。
時には地味な編もありますが、
トータル的に満足いく作品達です。

◇この作品の個人的価値=全14巻+裏1巻で 6000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-12 16:56:10] [修正:2005-07-03 22:21:10] [このレビューのURL]

等身大の青春ッス!

地味な普通の日常の設定で、
ありがちといったらありがちの
ラブコメな青春ドラマですが、
まわりのキャラ達のがんばりで、
パワーのある、とても面白いものになっています。
特にレイ子と杉ちゃんのコンビには
大変笑わせていただきました。
よくある展開もこの作品ではマンネリ感がなく、
作者のみせ方がとても上手いと感心しました。
センスの良い絵も好感が持てます。
文句なく面白い傑作です。

◇この作品の個人的価値=全10巻で 6000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-11 15:22:30] [修正:2005-07-03 22:19:06] [このレビューのURL]

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