「drop it」さんのページ
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- 子供の頃からこの年まで、病気のときも元気なときも、飽きずにずっと読み続けている漫画って、ほんとに奥が深いなーと思います。

8点 ゴリラーマン
いわゆる不良漫画は結構好きで色々読んでいますが、この作品が一番です。
登場人物のセリフ・リアクションがミョーにリアルで良いですね。特に前半、劇画(?)タッチの時期は、リアルさが半端じゃない。そんな中、主人公のみ無表情かつ喋らないシュールな状況が、却って作品としての面白さにつながっています。
後半になると絵柄が一気に見やすくなってしまうのでリアル感も半減するのですが、まあ後半は喧嘩モノとして読めばそれとして楽しめます。
ワンパンチで人が彼方へ吹っ飛ぶシーンなど、後の漫画へも多大な影響を与えた不良漫画の名作。
「ザッワナニーナウ フリーダアムッ」最高です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-05-12 10:56:10] [修正:2011-05-12 10:56:10] [このレビューのURL]
7点 MONSTER
率直に、とても面白い漫画です。
導入部で一気に引き込まれ、中盤に散りばめられるエピソードも心温まるものから切ないものまでバリエーションがあり、だれることなく楽しめます。
終わり方については賛否両論あるようですが、私は肯定派ですね。というかあれでなくてはならなかったと思います。最終話では鳥肌が立つほど恐怖を感じました。「モンスター」=ヨハンだと思っていたのが、あっ違ったのか、と。全く予想していないところに恐怖の対象があったので、衝撃的でした。(あくまで個人的解釈ですが)
中盤までなら6点ですが、最終話が素晴らしいので+1点です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-05-12 09:52:13] [修正:2011-05-12 09:52:13] [このレビューのURL]
6点 BIOMEGA
やはり絵柄や物語の分かりにくさから非常に人を選ぶ作品だと思います。
私は1巻を読み終えた時点ですっかりはまってしまい、一気に最終巻まで読破してしまいました。スマートなセンスの良さだけでなく、グロを混ぜたショッキングなかっこよさにも魅力を感じる人はこの作品も好きなんじゃないでしょうか。
ただ、作品全体に陰鬱な雰囲気を漂わせているので、読んで元気になれる作品ではないと思います。音楽で言えばtoolとかcompany flow的な感じかと・・
そのため万人にお勧めできる作品ではありませんし、(良作とはいえ)私自信、何度も読み返したいとまで思いませんので6点です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-05-11 18:10:46] [修正:2011-05-12 09:35:30] [このレビューのURL]
7点 柔道部物語
こちらのサイトで評価が高かったので購読。
まさに王道ですね。貧弱だった主人公がどんどん強くなっていく。よきライバルと切磋琢磨しながら、最強の敵を打ち倒す。パターンと言えばそれまでですが、一気に読ませるだけの迫力がありますし、何より無駄なエピソードを廃し面白いところだけギュッと濃縮して描いているため、中だるみすることがありません。
よく漫画で描かれる「努力こそ大切」という教訓も、押し付けでなくさらっと描いているため素直に納得ができます。少年たちにも安心しておすすめできる良作だと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-05-12 09:32:37] [修正:2011-05-12 09:32:37] [このレビューのURL]
3点 BLEACH
みなさんと同様、この一言に尽きる。
「薄い」
中身ぺらぺらです。
少年漫画は何らかの形でカタルシスを感じさせないと魅力にならないと思うんですが、この作品はまーったくそれが存在しません。言葉は過激ですが、ホント作者の“事故”満足ですね。
ただ、内容が無く絵はそこそこ上手いだけに、かえって暇つぶしとしての機能は果たしているかと。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-08 21:53:27] [修正:2011-05-11 17:39:35] [このレビューのURL]
9点 SLAM DUNK
今更ですが一応。傑作と言うしかないでしょう。
1,2巻は方向性の定まっていない感もありますが、バスケットボールがメインになって以降の展開は感動をおぼえます。特に、山王戦は涙なくしては読めない。これほど「セリフの無いシーン」を効果的に使った漫画を私は知りません。
また、桜木の努力が必ず結果として現れることや、天才であるはずの流川が自己暗示をしている描写から、自分を信じることの強さを教えてもらった作品でもありました。
楽しく読めて泣ける、しかもポジティブな意味で泣ける。やっぱり傑作というしかありません。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-08 22:09:16] [修正:2011-05-11 17:38:46] [このレビューのURL]
8点 ジョジョの奇妙な冒険
自分にはドストライクです。
50巻を超える漫画で唯一全巻所持している作品。
とにかく表現力がすごい。他の漫画ではまず見られない奇抜なアングルからのカットを多用していますがその構図のすばらしさには感動してしまいます。また、効果音やセリフもいちいちクセがあり、それがまた読み手のテンションを上げてくれます。
ところどころ設定に破綻している部分もあるのですが、それを作品の持つカリスマ性がカバーして余りあるという(笑)稀有な漫画です。
作中(第5部)で言及のある「どうしようもない状況」については深く考えさせられました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-09 21:56:26] [修正:2011-05-11 17:38:04] [このレビューのURL]
6点 ONE PIECE
この作者の最もすごいところは「想像力」だと思います。
キャラクターの数はかなり多いですが、外見はほとんどかぶっていません。また物語に登場する世界(島)も、そこに登場する道具も、よくまあそんなに色々考え付くもんだ、と感心してしまうほど多種多様です。またそれらが強烈に特徴付けされ、とても分かりやすいため少年からすれば、それこそ目をキラキラさせながら読める作品だと思います。
いい年になった私もこの作品世界は好きですし、これからも読み続けたい漫画ではあるのですが、唯一の欠点はその想像力故かページ毎の情報量が多すぎることです。軽い気持ちで流し読みしようとすると、1ページの3割ぐらいしか描かれている情報があたまに入ってきません。
どんな作品でも読みはじめれば夢中になれた子供時代と違い、今の私には読むために少し気合が必要な漫画です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-08 22:30:31] [修正:2011-05-11 17:37:06] [このレビューのURL]
宇宙兄弟が「今の宇宙」、プレネテスが「未来の宇宙」を描いているとしたら、この作品はその間にある、人類宇宙進出の過渡期を描いている感じでしょうか。
過渡期と言えば変動の時代ですから、戦国時代や明治維新と同様劇的な展開が多く、物語として面白いのは当然なわけで。ただ、既に起こったことでなく、これから起こりうることを描くのは非常に難しいと思うのですが、それをやってのけたのがこの漫画だと思います。
まだ完結はしていませんが、マクロな視点で描かれる国家レベルの争闘と、ミクロな視点で描かれる人間ドラマを同時に楽しませてくれる、SF漫画の名作と位置づけても良いでしょう。
それにしても、まさか親子2代に渡って物語が続くとは・・。思っていた以上に壮大なドラマになりそう。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-24 19:26:34] [修正:2010-11-24 19:26:34] [このレビューのURL]
8点 ドラゴンボール
言わずもがな、な有名漫画。
私は、鳥山明の作品は物語の展開に興奮したり、登場人物の心情に共感する類のものではないと思っていますので、その辺りを重要視する現在主流の漫画と並べて語ることはできません。
ではこの作品の何が魅力的かと言うと、キャラクター・道具・乗り物のデザインなど創造的な部分ではないでしょうか。敵としては大きく分けてピッコロにフリーザ、セル、ブウの4人が出てきますが、漫画好きなら(ドラゴンボールが好きでなくても)おそらくほとんどの人がその外観を知っているでしょう。ポイポイカプセルやスカウターはアイディアとして秀逸だと思いますし、筋斗雲やサイヤ人の宇宙船も一目でそれと分かるシンプルでインパクトの強いデザインをしています。孫悟空の武道着やサイヤ人の戦闘服もすごく印象深いですよね。
その辺りの創造力は、率直に言うとワンピースより格段上だと思います。「想像力」は尾田栄一郎の方がすごいと感じさせますが・・・。
もともと何かを訴えかけるといった作風ではないので、読んで衝撃を覚えるような体験はできませんが、子供のころあれだけ読んだのに今ふと読み返しても楽しめる、飽きの来ない名作です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-11-23 20:00:53] [修正:2010-11-23 20:11:51] [このレビューのURL]