「左手」さんのページ
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「良い漫画には漫画としての"喜び"がある」
点数は高めですが、それぞれの漫画には必ず面白い所があるのでそこを自分なりの読み方が伝われば嬉しいです。
気になること&共感してほしいこと:女性漫画家の描く漫画の登場人物で漫画家や小説家など物書きが出てくる確率が異常。
赤ちゃんと僕の藤井君の母、彼氏彼女の事情の井沢、モテキのオム先生、だぁだぁだぁの漫画家、こどものおもちゃのサナの母、姫ちゃんのリボンの姫子の母、水色時代の主人公など。
これの現象は作中のキャラクターに自分を投影しているのだろうか・・・

1点 新・花マル伝
「全体的に杜撰過ぎ」
前作の花マル伝までは中学生として頑張っていて良かったのですが、新になってからはレベルが一気に世界になり、バトル漫画でありがちな強さがインフレし、ライバルの天才・木元と戦うためには世界大会の決勝まで負けてはいけなくなり、最後の決勝までの全ての戦いが無差別級の世界レベルなのに、まるで消化試合。読んでいてやめてやろうかと何度も思ったことか
その消化試合も杜撰(ずさん)の一言です。柔道での勝ち負けは柔道自体の強さによるものなのに、毎試合前には花マルは相手の選手のことを思っては、落ち込み、今までに捨ててきたものや背負っているもの違いに試合中までも引きずり、結局はその試合の途中で吹っ切れて勝つ。
大前提として花マルは木元と戦うまでは負けられないことになっていることから生じるひずみが全体のバランス崩壊とインフレを起こしている。
中学で強かった選手などの高校編での活躍が見たかったし、新キャラはとってつけたようなのばっかりだし、成長物語で主人公とその周りの登場人物のみが世界の中心という考えのこの手の漫画は作者の漫画の下手さを露呈しています。
(例外でバキなどでは行き当たりばったりが良いところであるので新・花マル伝の場合は失敗ということです。)
ラストのとってつけた感も杜撰すぎます。
中学生編の花マル伝は読み返してもいい位なのですが、新のほうはもう読むことはないでしょう。
読者の私が言うのもなんですが、花マルが世界で一度負けてからの高校生編で金鷲旗が見たかったです。
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[投稿:2011-04-17 16:22:49] [修正:2011-04-17 16:22:49] [このレビューのURL]