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7点 機動警察パトレイバー
少年誌に載せるには、ちょっと大人び過ぎた作品だったかな?
特別熱いバトルは少ないし、超展開なレベルアップもない。
しかし、近未来の警察の仕事をリアリティたっぷりに描き、
さらにスパイ小説さながらの企業の暗躍を描くなんてところは
大人を飽きさせない魅力的な設定で楽しませてもらいました。
またこの作者さんの得意分野である、コミュニティ内の
ほのぼのとした掛け合いなんてのは、十分楽しめるレベルです。
ちょっと終わりが尻切れトンボな感じは否めないので、
ぜひ「続・パトレイバー」として続編連載を期待したいところです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-08-10 02:19:38] [修正:2011-08-10 02:19:38] [このレビューのURL]
10点 アドルフに告ぐ
手塚作品では、ブラックジャックと甲乙付け難い作品として
自分はとらえています。
大河ドラマになってもいいような素晴らしい歴史ストーリーですが、
単に歴史を追うのではなく、フィクションながらもヒトラーが
ユダヤ人だった?というショッキングなテーマを背景に、
アドルフと名付けられた2人の友情と敵対、それを作品を通して
見守る峠という日本人の物語を上手く絡めた展開には脱帽です。
長さもだれることなく丁度よかったと思います。
マンガファンだけでなく、すべての人に読んで欲しい名作ですし、
ぜひ映画化なんてしてほしいと思ってるんですが、
テーマ(ヒトラーとユダヤ人)がテーマだけに難しいのだろうなぁ・・・
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-08-10 02:41:53] [修正:2011-08-10 02:41:53] [このレビューのURL]
人も馬も「双子の生き方」というのが一つのテーマになってる作品。
あとは、規定路線の人生から努力や意思で脱却することの素晴らしさ
みたいなところがテーマなのでしょうかね。
難しいこと以外では、ギャグや上手くいき過ぎる展開は
マンガの上でなら・・・と割り切って、感情移入して読めました。
それと、ゆうきまさみ先生の読みやすい画力が素晴らしい。
個人的に、劇画調でリアルすぎるのも、ギャグデフォルメすぎるのも
苦手で、ゆうきまさみ先生の作品ぐらいの描写が、マンガとして最も
自分に合った表現の度合いだと感じています。
あとは、最終的にみんながハッピーになる作品なのも、
自分的には合っていました。大好きな作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-08-10 01:58:11] [修正:2011-08-10 01:58:11] [このレビューのURL]
10点 漂流教室
マンガの凄さを痛感した作品です。
初めて読んだときは、頭を殴られたようなショックでした。
SF的な超展開はもちろん凄いのですが、そのときに人物たちが
どのような行動をするかをきちんと描き分けているところが
トリハダもののリアリティーをもたらしてくれます。
子供のときに読んだのですが、そのときは小学生に感情移入
してしまいましたが、大人になって読むと、大人たちの行動にも
共感できるところがあり、さらにじわじわと楽しめました。
恐いマンガですが、それ以上に凄いマンガとして心に刻まれています。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-08-10 01:43:43] [修正:2011-08-10 01:43:43] [このレビューのURL]
8点 め組の大吾
現実的な職業をモチーフにしたマンガの成功例としては
消防士を扱ったという点でユニークではありますが、
防災救急といった観点から読者にとって身近な緊張感を
うまく引き出せたところが素晴らしいと思います。
また登場人物の性格の熱さが、その仕事の性質からうまく
読者の共感を引き出せたという点もあるのではないでしょうか。
主人公が成長していく過程を考えると、ややリアリズムに欠ける
面はありますが、現実の職業をモチーフにしている強みでしょうか、
けして嫌な感じを受けずに読むことが出来ました。
これも読み始めると止まらないマンガでした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-08-10 01:32:26] [修正:2011-08-10 01:32:26] [このレビューのURL]
8点 みどりのマキバオー
この作品も、絵の印象で敬遠していました。
読む前は単純にシモネタ満載のギャグマンがと思っていましたが、
実際はスポコンマンガでした。
主人公の馬と一部の脇役はギャグ仕立てのデフォルメですが、
他はまさにスポコンものにふさわしい描写になっていること。
ストーリーも熱く、読んでいてだれない長さや終わり方です。
ギャグ要素と熱血要素がうまく調和しているあたりは、
スポーツジャンルは違いますが「はじめの一歩」あたりに
共通するものを感じます。
とにかく何度読んでも読み始めると止まらない作品でした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-08-10 01:21:56] [修正:2011-08-10 01:21:56] [このレビューのURL]
7点 ジョジョの奇妙な冒険
これだけ長くシリーズとして続けながら、各部ごとに工夫を
こらして読者を飽きさせないことに敬意を表したいです。
ただ基本的に面白かったのは3、4部が最高で、
次が1、2部あたり・・・5,6部はちょっとダレました(笑)
それぞれの部をタイムリーに別の作品として見れば楽しめるかも
しれませんが、どうしても前の部と比較してしまうこともあり、
新鮮味を感じられなくなってしまいました。
しかし数々の名言や、「スタンド」という設定でキャラクターに
別な人格を持たせるなど、斬新な試みが成功しているという点で
名作と言えると思っています。
あと個人的には、タロットカードを使ったスタンドの設定や、
ロック歌手をイメージしたキャラの設定が面白くて楽しめました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-08-10 01:11:22] [修正:2011-08-10 01:11:22] [このレビューのURL]
10点 ブラック・ジャック
今更何を言うのもおこがましいほどの金字塔だと思いますが、
点数だけというわけにも行かないので一言。
これが30年以上も前に書かれていたとは信じられないほどの
新鮮さをもって今でも読めます。ドラマとしての完成度が抜群。
ほとんど1話完結の形も読みやすいですが、全体を通しての
話の流れ(設定)もあるので飽きさせませんね。
神業を持つ天才外科医だが悪どい顔も見せる、それでも病気や
生命のジレンマに苦しみながら格闘していく・・・なんていう設定は
その後の医療マンガの多くに大きな影響を与えていますね。
もはや文芸作品の一つとして後世に残っていくことでしょう。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-08-10 01:02:47] [修正:2011-08-10 01:02:47] [このレビューのURL]
2点 レベルE
ネット上で評価が高かったので読んでみましたが・・・
期待はずれというか、私には合いませんでした。
しいてよい点を上げれば、画力はかなり高度だと思いますが、
問題点として、
説明に使う活字文章が多すぎて興冷める。マンガを読んでる気がしない。
主人公の気まぐれな行動の動機が多く、全く共感できない。
自虐的なギャグも多いが、まったく笑う気が起きない。
オムニバス形式なのだが、登場人物にやっと慣れた頃に話が変わり、新たな人物や場面設定に追いつくのに疲れる。
一部の話の展開に「?」と疑問が出るような説明不足のところが
あり、読了感がよくない。
実験的なマンガということで、斬新さを求める人には合うのかも
知れませんが、リラックスしてストーリーに溶け込みたいと思う
私には、ある程度オーソドックスな方がいいのかな?と確認できた
ことはありがたいと思いました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-08-09 22:50:06] [修正:2011-08-09 22:50:06] [このレビューのURL]
10点 お茶にごす。
絵がヤンキーっぽくて敬遠していましたが、読んでみて目から
ウロコでした。
ジャンルからすれば、学園ものほのぼの系ギャグまんがですかね。
細かいギャグや笑いを取る仕掛けがうまいです。
キャラクターの魅力的な描き分けもよくできています。
最大のテーマは、「優しさ」という哲学的なものですが、
鼻につく理屈っぽさではなく、魅力的なキャラの織り成すドラマで
語らせているところです。
勧善懲悪的な要素も多く、読んでいてスカッとする場面も豊富。
10点は「漫画というメディアを超え・・・」という評価だそう
ですが、あえて「肩肘張らず、マンガとして受け止められる最高の作品」として10点入れたいと思います。
素晴らしい作品だと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-08-09 22:39:44] [修正:2011-08-09 22:39:44] [このレビューのURL]