「tamajiro」さんのページ

総レビュー数: 18レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年11月17日

はい。それでは前回に引き続き、ゲーム「ひぐらしのなく頃に」の漫画版序章です。
「その?」
といったところでしょうか。けどまあ、序章のうちは特に読む順序は気にしなくて良いのかなと思います。

この回は綿流し編ということで、まあ表紙を見て頂ければわかることなんですが園崎の御嬢さんがメインとなっております。

鬼隠し編と比べると、この綿流し編は「これだけでチンプンカンプン」といった感じになるかと思います。
鬼隠し編はまあ、言ったらあれだけでも十分一つの完結した話にもなるんですよね。こういう風に続編が出たり、これは謎なんだとさえ言われなければ別にこれはこれで「これがひぐらしのなく頃にという作品です」と出しても別にすんなり受け入れられそうなものなんです。
しかしこの綿流し編に関しては度々意味深なセリフが出てきます。
なのでこの綿流し編を読んで初めて「ひぐらしの世界には何か謎があるんだ」ということが実感できると思います。

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[投稿:2012-08-13 20:02:16] [修正:2012-08-13 20:02:16] [このレビューのURL]

暑い夏に丁度良い涼しさを皆さんにお届け!というつもりで今回のレビューです。

ゲーム「ひぐらしのなく頃に」の漫画版序章ですね。

まあこの段階ではただの怖い話って感じですけど、これちゃんと話続くんで、これだけで切って全部読んだ気にならないで下さいねw

まあ、これだけ読んだイメージとしては「ヲタクウケしそうな怖い話作ってみた」という感じで良いと思います。
ただ「ひぐらしのなく頃に」を全体で捉えた時には、まだ「ホラー」なのか「サスペンス」なのか「ミステリー」なのかはわからないと思います。まあ、ほんと始まったばっかなのでw

怖い演出というのはもうこの段階でグイグイ来ます。僕も最初はこの鬼隠し編をブッ○・オフで立ち読みするところから始まったのですが、びっくりしましたw

なんせ、最初僕はこれがそんな話じゃないと思っていたので。
「ほのぼの学園ラブコメとかかと思ってたのにどうしちゃったの!?」って感じでしたw
でもあまりに興味を惹かれたので即買いでしたね。
なにより怖い見せ方が上手い。そこがやはりこの作品の持ち味でしょう。

批判面について言うと、やっぱりアキバ系の色が強いので、ある程度事件としてノッてきたら気にはならないと思うんですが、免疫ない人は日常描写で苦戦するかもしれないですね。

女子の感じとか、良くわからない私服とか。

でも怖さで言ったら、漫画にしては結構いい線いってると思うので「ジャンル問わず」という人にはお勧めできると思います。

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[投稿:2012-08-11 00:18:27] [修正:2012-08-11 00:18:27] [このレビューのURL]

えっと、この作品に原作があるというのは漫画購入後に知ったんで、原作は未読なのですが宜しくお願いします。

作品の印象としては「暗め」ですね。若干ホラーの要素があるので、仕方のないところではあるんですが、出てくる人間出てくる人間みんな鬱入っちゃってるんで
「現代の高校生は大変だな」なんて勘違いしてしまいそうでしたw
特に女性陣に関しては嫉妬に自傷行為に売春に。もう鬱症状のスペシャリスト揃い踏みかよ、と。ちょっとモブで女の子が出てくるやいなや自傷行為発覚とか。少し辻村さんがどんな目で女子高生を見ているのか不安になりましたw

まあ、流れとしてはひとつの大きな事件を軸に物語は展開されるのですが、メインのキャラクター達はそれぞれ仲間に言えない暗い過去を抱えていて、それらの出来事と向き合うことで一応解決?を見ていく、というのがこの作品のおいしいところなのかな、と。いくつかのエピソードには感動できるようなストーリーがちりばめられていたり、私的には現実に少しだけ思い当たるような出来事があってハッとしたり、なかなか良かったと思います。

印象に残るような良い言葉も随所にみられるので、重めの内容ではありますが、所々清々しい気持ちになれるのも大きなポイントでした。

個人的に大変気になったのは「諏訪」という少年の存在感ですかねw
この子は別に仲良し8人組の一人(メインキャラクター)という訳ではないのですが、やたらキャラが立ってるんですよねw
メインキャラを差し置いて彼が一番魅力的なキャラだったんじゃないか(汗)とすら思いますが。
もしかしたら原作ではもっと出番があったキャラなのかもしれませんね。

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[投稿:2012-08-01 22:42:50] [修正:2012-08-01 22:42:50] [このレビューのURL]

 まず、ラブコメの必須項目である「ヒロインが可愛いこと」については100点満点の出来だったと思います。作中に出てくるヒロインがそれぞれ違った個性を持っていて、それぞれキッチリとカワイイ。絵も綺麗だし、ラブコメというジャンルが好きな方なら大体楽しめるのではないでしょうか。
 「ヒロインが可愛いこと」だけについて言えば、僕もラブコメは好きでよく読みますが、、、屈指ですかね、、、多分wまあ、今思い出せない作品があるかもなので断言は避けますがw

 しかし、ただ「ヒロインが可愛い」だけの作品だったら昨今の漫画には、それは腐るほどあります。それだけでは「良い作品だった」なんて評価はできませんよね。

 僕個人としてこの作品で良いなと思った点は「主人公が夢を追っかけている」というところです。基本恋愛には振り回されますが、主人公には「夢」というのが大前提にあり、夢>恋愛のスタンスが作品を深いものにしていたと思います。ラブコメというジャンルは結構そういうところで恋愛しか描かなかったり、ヒロイン最優先だったりするんですけど(なぞに帰宅部だったりとか)この作品は夢と恋愛と勉強といった実際の高校生が悩むようなところを描いてくることでこちらに「感情移入する余地」を与えてくれていたんだと思います。
 もう一つは「ヒロインが2人以上いる」というところですね。これはラブコメに限りません。どんな作品でもヒロインが2人以上いて、どちらかは結ばれて、どちらかは叶わない、片思い、切ない、位の方が丁度良い。むしろ真に頑張り屋さんでかわいい子の方が一生懸命片思いしちゃってる位が。
 読み手もみんながみんな良い恋愛してるわけじゃないし、むしろそういった人間の方が少数だと思うんでね。特に週刊少年ジャンプは。あまり歯の浮くようなやり取りされると見てるこっちが恥ずかしいというか・・・・・ちょっとイラッとしちゃいますよね☆

 マンガでもアニメでも、ラブコメに関して言えば「ヒロインが可愛いこと」の次くらいに「主人公の魅力(人間味)」や「片思いフラグ」というのが大事だというのが僕の見解です。

 では批判的な考えを述べるとすると、少し「ヒロインこんなにいりました?」ってところです。まあ、ジャンプは新しいキャラ出さないと人気獲れないみたいなとこありますけど、ちょっと不遇な子が何人かいたような気がします。だったらとっておいて次に描く作品のヒロインにでもした方がよかったような(汗)その中の一人が大変魅力的だったためなんだか惜しい気がします。あと必要がないような回も何個かあるんで中だるみが生じたのも失点の一つです。

 ただラブコメというジャンルの中では夢という大黒柱がある分ストーリーもしっかりしているので、切ないシーンもあるし、おススメできると思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-03-13 23:44:38] [修正:2012-03-14 00:00:21] [このレビューのURL]

最初にこの作品を手に取ったときは、良くあるキャラ押しの作品なのかと思っていましたが、なかなか面白かったですね。


設定としてはどこかで見た感じのサバイバルゲームなんですが、突拍子もない武器なんぞではなく「未来を予知する日記」というあくまでキャラ達の実力で「頭脳戦」というのが、なかなかハマっていたと思います。
さらに僕個人としてはヒロインがストーカーというのが、何より斬新で良かったです。これが最後に活きて「僕が由乃を好きになった理由」に繋がったのはこの作品の一番おいしいところでしたね。ヤンデレ最高w


ただし私が気になった課題としては台詞のパンチ力と何よりやっぱりエンディングですね。悪くはないんですが、良くもないという。ちょっとご都合主義っぽくなってしまったというか、、、難しいところですけどね。すごく微妙なところなんですけど、ちょっと安っぽくなっちゃった気がしました。

エンディングってやっぱりその作品の「最高の妥協点」だと思うんですよね。
このエンディングだと「妥協」の「妥協」ぐらいなんじゃないかな。

まあ、でも全体通したら十分良作なんで、斬りあい打ち合いなどの過激な描写が大丈夫な人は十分楽しめる作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-03 01:44:04] [修正:2011-11-17 11:36:20] [このレビューのURL]

他のレビューの方々も仰る通り伏線に次ぐ伏線のいわゆる「伏線漫画」となっています。
伏線マニアにはたまらんですなw

まあ、こういった伏線漫画というのは二度三度読み込むとまた違った味が出て一度目とは違った楽しみ方ができると思うんですけど、
今回に関しては僕は「もういいやw」ってなっちゃいましたw

その大きな理由としては
「ギャグが弱い」のと「キャラが弱い」ことですかね。
ギャグが弱いから作品自体が重くどんよりしている
キャラが弱いからこの作品を全部読んでも特に「好きなキャラ」とかいないんですよね・・・。まあ主人公は最後の方とかはカッコいいんですけど・・やっぱりいないですね。それが痛恨です。
しかもそんな影の薄いキャラ達が伏線要因でポンポコポンポコ出てくるんで、一回読んでも全然名前を覚えられないというorz
読んでる途中で「こいつは誰だっけ」って前の巻を引っ張り出して読む。
この行為自体は漫画を読むうえでは良くあることなんですが
この漫画は少しそういった機会が他の漫画より多くなると思います。
相当多くのキャラがこの作品に登場するのですが、この漫画が映画化されたときに僕が覚えてたのは「ケンヂ」と「カンナ」と「トモダチ」だけでした。(あれ?黒幕は?ww)

「伏線マニア」にはハマるだろうけれど「キャラの魅力」を大事にしている人にはイマイチだろうなぁ。
という感じで点数も辛目につけさせて頂きました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-09 15:24:30] [修正:2012-08-09 15:27:12] [このレビューのURL]

5点 GO-ON!

僕が以前「何かイイ感じの青春ストーリーないかな?」と探していた際に見つかった作品です。表紙がなかなかオシャレで手に取ってみた作品でしたが、期待通りの活躍だったのではないかと思います。

物語の設定も良いですし、話の筋もきちっとしていてわかりやすかったです。作風も全体的にさわやかにまとめられていて、ヒロインの可愛さというのも伝わってくる。

では批判について述べますと、
作中にその主人公たちが作った校歌を何度か歌う場面があるのですが「これ、本当に良い曲なんですかね?」というところで、僕としては少し違和感があったところですかね。
この「校歌」はこの物語の一つのポイントでもあったと思うので、「?cm」とかを上手く使うのは個人的には好きですけど、所々で「いや、これは校歌にはならないだろ」とか「なんでこの歌詞で泣けるんだろ?」とか引っかかってしまうと、少し取り残された感が出てしまいます(汗)
例えば「けいおん!」という作品が現代で結構話題になったりしましたが、あれの「ふわふわ時間」という曲がありますよね。あれの最後に「嗚呼○○高校」とかつけても、それがいい感じの曲だったところで校歌には採用はされないじゃないですか。
そんな感じですw
まあ、曲に乗せるとまた違った感じになるということも考えられますが
あとは、作品を読んだだけなので作者の事情とかはよく分かりませんが、「打ち切り感」があるんですよね。途中感動できるシーンもあり、ラストに期待がかかったんですが・・・
アレとアレとアレを最終回の一回に詰め込んでしまうと・・・
残念でした。もう少し時間を使って一回ずつ描けていれば点数ももう少し伸びたのかなと思います。

ストーリー自体はとても面白かったと思います。まあ、色々な面で惜しい作品だったなという感がありますが・・・


ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-03-29 17:25:04] [修正:2012-04-23 22:33:29] [このレビューのURL]

この作品を一言で表すと「暇を持て余した神々の遊び系漫画」といったところでしょうか。
天界(?)らしき場所にある「箱庭」にて太陽の神様である「アポロン」が人間界から人間を連れて(生贄として送られてくる、もある)きて、その人間たちを「からかったり」「観察したり」しながら、新しい何かに気付かされたり、人間の愚かしさを示してきたりする。そんな作品です。

僕は聖書とか、ギリシャ神話とか、そういった教養には疎いので、キャラ設定とか登場する神々の地位とかはどこまでオリジナルなのかはわかりかねますが、割と楽しめたと思います。

主人公の視点がころころ変わるのが最初少し気になりましたが、概ね上手く描けているなと、
この物語で特に目を引くのは「神々のキャラ設定」にあり
「実際神様なんていたら、こんな奴らなんじゃないの?」
と割とその気にさせる描き方をしています。
うん、この漫画の作者はかなり頭が良いぞw
作者の教養の深さがひしひしと伝わってくる作品なので読み応えもなかなかのものでした。

全体的に「優等生」な雰囲気の作品ですが、所々で入れてくる笑い要素も、微笑ましい程度ではありますが作品に柔らかさを生み出せていたのではないでしょうか。

批判的な考察としましては、まあ特に何か事件が発生するわけではないので、刺激を求めて読む作品ではないと思います。
読み手はもちろん神様ではないのでw非日常的ではありますが…それでもカテゴリーとしては一応日常漫画なんですよね。
その「一応日常漫画」ゆえに物語にゴールが存在しないため、この作品を通して作者が我々に何を伝えたかったのかは、イマイチ分かり辛いです。

ただまあ、概ねの話は興味深いものがありますし、絵も綺麗、全二巻ですので途中で飽きるようなことはないと思います。
点数も「なかなか良い作品が発掘できたぜ」ぐらいの気持ちでつけさせて頂きました。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-03-28 23:14:02] [修正:2012-04-20 00:01:06] [このレビューのURL]

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