「kitano」さんのページ

総レビュー数: 12レビュー(全て表示) 最終投稿: 2016年03月13日

序盤は面白い。後半はエロ漫画だけど、ノリで読めるレベル。オチとか気にせず、その場その場のシチュエーションやら露骨なキャラ造形やらを見てればそこそこ楽しめる。もう少しで愛すべきバカ漫画になったのになぁ、と。勿体無い。

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[投稿:2016-03-14 11:02:36] [修正:2016-03-14 11:02:36] [このレビューのURL]

少年漫画が少年漫画たる要素を、一つも欠かさずに詰め込んだザ・少年漫画。臆面もなく曝け出されたウェットな描写の数々。勢いと展開力で押し切る。

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[投稿:2016-03-14 10:56:09] [修正:2016-03-14 10:56:09] [このレビューのURL]

仕事が丁寧。所謂物語における枝葉にスポットを当てて、本来なら小噺として処理されるエピソードを本筋に持ってくる図々しさ。何もない、という弱点になりかねないものをドヤ顔で大胆に綴る根性を買う。雰囲気漫画などではない、細部に気を使った丁重な仕事ぶりといい、計算された話法と豊かなセンスを見る漫画。上手い。

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[投稿:2016-03-13 22:24:13] [修正:2016-03-13 22:24:13] [このレビューのURL]

何やかんやめちゃくちゃ面白い。とりわけ黄金時代編はえげつない。描写一つ一つの拘りと引き換えに、嘗ての勢いや迫力を失った作。まだ十分面白いが、画にフォーカスを当てて論じると、細かい描写の執念は凄まじいが、連載を経て動きを捉える力が衰えているように思う。画作りとカット割りの溝というか、宮川一夫を撮影に据え、岡本喜八のカット繋ぎにおけるテンポ感が振るわなかった映画「座頭市と用心棒」のような、そんな相性の悪さ・ちぐはぐ感を思い起こす。もう少し、動きに拠った画作りをした方が、本作の本質的な荒々しさと勢いがマッチするように思う。まあ何はともあれ、無事終結することを願う。

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[投稿:2016-03-13 21:07:32] [修正:2016-03-13 22:14:04] [このレビューのURL]

いつもの西森博之。面白くないわけがない。少し段取りめいた笑いを見ると、「今日から俺は!!」のような突発的な爆発力が懐かしく思う。「今日から俺は!!」後期のノリで終始突っ走る作。優しく、丸くなった西森博之。

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[投稿:2016-03-13 21:15:29] [修正:2016-03-13 21:18:24] [このレビューのURL]

9点 YAWARA!

名場面・名台詞の嵐。コマ割り、編集も既に熟練の域。細部における技巧を凝らした演出が冴えに冴えてる。キャラクターが活き活きしている。漫画はやっぱりキャラクター第一だなと。とりわけ少年漫画においては。本作は青年誌で連載された作だけれど、その構造において、王道を行くストーリーや最強の主人公、お決まりのあれこれやラブコメに帰結するプロットといい、紛れもなく立派な少年漫画だと断言できる。お決まりやお約束って、何やかんや堪らない。言うまでもなく本作は、運びが手際良く、演出も達者という、しっかりとした土台ありきで傑作たり得ている。構造に目を懲らせ。必読。

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[投稿:2016-03-13 20:27:07] [修正:2016-03-13 20:27:07] [このレビューのURL]

ちょっと風変わりな設定と単純明快なストーリーに、個性的なキャラと脱力的ギャグを気持ち良い間隔で忍び込ませた西森流萌え漫画。男前な主人公と、理想的なヒロインという、西森らしいキーワードを大胆に取り入れつつ、少年漫画の古い伝統を受け継いだ可愛らしい絵柄が醸す柔和な雰囲気に目を奪われる。お手軽な巻数、丁度いいギャグ・キャラ・展開といい、万人に勧めたい優しいコメディ。

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[投稿:2016-03-13 20:11:31] [修正:2016-03-13 20:11:31] [このレビューのURL]

三橋、伊藤を筆頭に、個性的なキャラ一人一人の魅力がぎっしりと詰まっている。シリアスとコメディのバランス感覚が見事。下手ウマな絵が醸す独特の空気感に身を委ねる。初見から凡そ十年、今なお忘れ難いエピソードの数々が、鮮烈に脳裏に焼きついている。思い出補正込みで、文句無しの満点。

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[投稿:2016-03-13 19:56:02] [修正:2016-03-13 19:56:02] [このレビューのURL]