「BuBu」さんのページ

総レビュー数: 44レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年04月04日

2巻まで読んだ感想など。

女子高生がアニメ制作に打ち込む話。

所謂"アニメ"ってものだけでなく、パラパラ漫画やストップモーションアニメ等をとりこんでアニメを原点から考えたりしています。最終的にはそれらを踏まえた上で、本流のアニメで何かを作ろうって流れになるのでしょうが。

内容や話の流れは微妙。勢いはあるのですが、それだけって感じでイマイチです。
漫画としては得点にある通りの評価となっていますが、アニメのことをよく知りたい人が読むといいかもしれませんね。

キャラによってセリフ中文字のフォントを変えているのはわざとなのでしょうか?個性があっていいと言う人もいるのかもしれませんが、私としては読みにくく感じました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-06-10 22:54:40] [修正:2009-06-10 22:54:40] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

4巻まで読んだ感想など。

主人公千早は小学生時代に出合った友人たちとかるたに熱中する。小学校卒業とともにそのかるた仲間ともバラバラになってしまうが、皆でかるたをすることの楽しさを胸に再会を誓う。高校生になりバラバラだった仲間とまたかるたをするために、本気でかるたに取り組み全国大会、果ては名人へと挑戦していく。

かるた漫画って珍しいのではないでしょうか。題材からして興味深く、それをよく活かせている面白い漫画でした。
少女漫画と思って敬遠している人も、中身は今のところかるた!かるた!かるた!ですので楽しめると思います。
少女漫画的な展開は恐らくこれからでしょうね。あのドリカム状態の行く末は見てみたいような見たくないような・・・

1〜2巻では千早を美人に描こうとすると誰だ!?って顔になってしまっていました。
4巻あたりではもうすでに違和感はありませんでしたので慣れたのでしょうか。

個人的には最後までかるた一直線で行って欲しい漫画であると思いました。
私もそうなのですが、競技かるたのルールや百人一首の歌、それらの意味などについて殆ど無知ですので、その辺りをもっともっと詳しく解説しつつストーリーに絡ませていくとより面白くなるのではないでしょうか。
これからどうなって行くのか、楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-04-19 23:48:44] [修正:2009-04-19 23:48:44] [このレビューのURL]

3点 COPPELION

2巻まで読んだ感想。

原子力発電所が事故を起こし放射能汚染のために封鎖されてしまった近未来の東京が舞台。
コッペリオンと言う遺伝子操作によって放射能に対する抗体を持った女の子たちの部隊が、廃墟と化した東京で街の人を助け、その過程で出会う謎の集団や原発事故の原因を追及していく話です。

なぜ主人公たちを女子高生にしたのか。なぜ制服を軍用の装備ではなく女子高生の制服にしたのか。
かなり疑問です。制服萌えとかを狙っているのなら凄く残念です。
この作者の絵柄なら主人公を男にして、その上でアクセントとして可愛いヒロインキャラを出すとかにしたほうが良かったのではないでしょうか。女の子キャラをたくさん出す漫画には向いていないような気がします。

原子力や放射能が話の根底にあるので科学的な解説等が入っているのはなかなか面白いです。
漫画の方向性として、原子力発電に反対なスタンスで書いているのでしょうか。そういった意図が見え隠れしているようで読むのが窮屈になる。そんな印象を受けました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-04-19 17:44:15] [修正:2009-04-19 17:44:15] [このレビューのURL]

絶滅したと思われていた恐竜が生き残り続けていて、しかも二足歩行し人間的な進化を遂げていた!
という大胆な設定を舞台にして
人間の女リリーと恐竜の男サバタのコンビが、
時には悪人を相手に時には悪恐竜を相手に銃と酒瓶持って舞い踊る、
そんな漫画です。

まず設定の活かし方が上手過ぎです。
時代背景としては十九世紀あたりを描いているのですが、
その当時の著名人たちが実は恐竜だったら一体どうだったのか、どうであるのか、どうなるのか。
トコトン話を作っていて、大胆な世界観にも関わらず引き込まれる一方です。

また政治や宗教、その当時の発明まで幅広く多くのことに触れながらも
それら全てはアクションシーンのため!とでも言わんばかりの
爽快さ極まるバトルシーンは見物。
特にサバタのクールながらも熱いガンアクションはカッコよすぎです。

全体的にクールで皮肉の利いた雰囲気がアメリカ映画っぽさを醸しだしています。
ブラックラグーンみたいな感じですね。あそこまで俗っぽくないけど。
そんな雰囲気が内容と相まって、とても魅力的な漫画だと思います。

絵(画風)が独特です。
影を描いている感じだと言うと分かりやすいでしょうか。
最初のうちは読みにくいかも知れませんが、慣れると癖になりそうです。
影(と光)だけで顔の表情から筋肉の隆隆とした様、女性の肉付きの柔らかさまで表現していて凄いの一言。

7巻で若干打ち切りっぽく終わってしまったのが残念です。
個人的には「有翼の蛇」との決着が着くまでやって欲しかったと思います。

カッコよすぎ、面白すぎ。
恐竜好きな人、歴史好きな人がすっごい気に入ると思います。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-02-19 23:35:05] [修正:2009-02-19 23:35:05] [このレビューのURL]

案山子という人形によるバトルや、その謎にまつわる話。
選ばれた人間とか村の掟とか怒るとすごいんですとか
そんな感じです。

案山子のデザインは和風ロボットな雰囲気で好きです。
これから機能追加などのカスタムを加えていきそうなのでさらに期待です。

ただ、読者に先読みの楽しみを与えたいのか
まだ話が出来ていないので誤魔化しているのか
よく分からない描写が多いように感じます。
主人公の過去や、その敵が主人公を狙う理由など、
設定に投げっぱなしな印象を受けました。

案山子でのバトルは面白い。
これから戦う場面が増えそうなので楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-01 01:00:58] [修正:2009-02-01 01:00:58] [このレビューのURL]

ライトなSFラブコメ
アキバとかメイドさんとかコスプレとか、そんな感じです。

全体的に軽いノリで進行するストーリーのせいで
折角の面白そうな設定も取って付けたように感じられ
読み込む気が削がれてしまうのが残念です。
(本当にとってつけた設定なのかもしれませんが)

絵は可愛いく、読みやすいので
肩の力を抜いて読むのが適しているのではないかと思います。

そろそろ物語も終盤に向かっているのでしょうか。
ラストに期待です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-01 00:36:40] [修正:2009-02-01 00:36:40] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

前作「東京トイボックス」の続編。
前作を読まないで、この作品から読み始めても十分楽しめるかと思いますが
この作品をより楽しむために是非前作から読むことをお薦めます。

「東京トイボックス」では
天川と月山の2人の物語であるという印象が強くありましたが、
今作からは、新規投入された新人・百田よりに話を進めることにより
メインの2人だけでなく、多くの登場人物それぞれの話にも触れていて
より多くの登場人物のキャラクター性や物語の深さを感じられます。

この作品のテーマの一つはコンプレックスだそうで
主にG3社員の面々が、各々のコンプレックスに躓いたり向きあったりします。
必ずしも「向き合う=解決する」ではないところが、現実味あっていい感じです。
まだそこまで重い話や、スポットを当てられた人物が少ないので
これからへの期待が膨らみます。

合う人合わない人いるかと思いますが
自分にとっては名言連発で読むたびに背筋がゾクゾクっとします。
巻末のオマケもやっぱりいい味出してます。


これからの伸びに期待しての、9点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-05 14:04:33] [修正:2008-10-05 14:04:33] [このレビューのURL]

ゲームに熱き魂を燃やすへたれ男と
ゲームとは無関係な世界で生きてきたキャリアOLとが
小さなゲーム会社で、それぞれがそれぞれの立場で苦しまされながらも
1本のゲームを完成させるために頑張っていく
笑いあり涙ありのお話です。

ドルアーガから始まり、FFのようなゲームやメイドカフェが出てきたりと
昨今問わずにサブカル系の小ネタを挟んでくるので
飽きることなく楽しく読めます。

また巻末の小ネタ解説がこの作品をより深め
おまけ漫画が作品をより広めていて
たった2巻と短い漫画ですが、すごく面白いです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-09-26 12:01:08] [修正:2008-09-26 12:01:08] [このレビューのURL]

7点 喰霊

悪性幽霊退治+ラブコメ+ヒューマンドラマ漫画。

最初はそこらへんの幽霊退治ものとは違いポップ調に描いていて、
その中にもおどろおどろしさがあったりしたので凄く楽しめたのですが、
巻数を重ねる毎にだんだん勢いを失っている気がします。
これからに期待。

絵はキュート。
デフォルメ絵がキモカワイイ。
ところどころに挟んでくるネタのセンスもGood!
おまけ漫画が面白い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-06-24 19:04:24] [修正:2008-06-24 19:04:24] [このレビューのURL]

9点 レベルE

巻数は全部で3巻と非常に短いですが、
内容はこれでもか!ってぐらいギッシリ詰まってます。

内容は、宇宙人が存在するという世界観の中、主に地球を舞台にして
ある一人のとても変わった(性悪なw)宇宙人のトンデモ劇と
それを取り巻く人々の物語を描いています。

各話ともネタの振りから話の広げ方・つなぎ方・締め方がとても上手く
特にオチは秀逸の一言。

宇宙人を題材にした漫画は数多くあると思いますが、
それらとは明らかに一線を画した漫画であると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-06-24 18:51:31] [修正:2008-06-24 18:51:31] [このレビューのURL]