「ranky」さんのページ
- ユーザ情報
- 1980年生まれ(性別:男性)
- Webサイト
- http://twitter.com/hibizakkan
- アクセス数
- 44404
- 自己紹介
-
マンガはマン喫派
点数はなんとなく
レビューは思ったことを素直に
なるべく難しいことは考えないように
マンガ夜話的なものをUSTREAMとかでやってみたいなぁとか思ってるのですけど、どうでしょう?
流行に乗ってみたいというの4割
マンガ夜話の復活とかDVDで見たいが3割
ただしゃべりたいが3割

7点 星守る犬
普通に悲しい話です。
読んでいる間は、
ちょっと感動して、犬かわいいなとおもって、
そんな程度でした。
が、作者のあとがきまで読んで考えがちょっと深まりました。
心を揺さぶるような名作ではないかもしれませんが、
何の気なしに読めば、読んで良かったと思える良作だと思います。
普通に生きてきたつもりの主人が、
実はちょっと(?)怠けてて、
いつの間にかに可愛そうな結末。
でも、別に主人が悪い人ではなく、
むしろいい人。
だけど、可愛そうな結末
後編も含めて
普通に生きている人を描きながら
普通に生きるのも大変だよね。
そんなことを犬を通して伝えてくれる。
主人が悪いの?
社会が悪いの?
運が悪いの?
人によって、捕らえ方はさまざまでしょうが、
読後には「ふーっ」と息を吐きながら、
いろんなことを考えさせてくれました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-08-07 14:03:04] [修正:2010-08-07 14:03:04] [このレビューのURL]
7点 マエストロ
「神童」に続く、作者の音楽マンガ第二弾。
前作はピアノが題材でしたが、今作はオーケストラが題材です。
前作は一人の女の子を掘り下げた「音」を描いていましたが、
今作は複数の人のエピソードを集めて作り出される「音」を描いているという感じ。
指揮者の重要性、楽器マメ知識などが入っており、
オーケストラというもののおもしろさが伝わってきました。
そしてなにより、やっぱり音楽マンガはおもしろい。
音が出てくるときは、作中の登場人物と一緒にしびれます。
私は、この人は絵がうまいと思いますけどね。
「のだめ」「BECK」「ピアノの森」など、
音を表現した有名マンガが複数存在し、
一つのジャンルとして確立してしまった現在では、
新鮮さがなくなってしまった分、
作品を評価するためにはハンデになってしまったかなーというのは否めません。
ただし、音楽マンガのおもしろさには溢れてます。
コマ割の自由さや、読み手に自由な時間の流れ方などの
マンガという媒体の可能性が凝縮されています。
読後に満足感が得られるのは確かです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-06-26 06:04:30] [修正:2010-06-26 06:13:11] [このレビューのURL]
7点 花園メリーゴーランド
7点
でも、限りなく8点に近い評価です。
エロい
とにかくエロい
ただ、
エロをエロを表現するためでなく、
エロを愛を表現するためでなく、
エロを生を表現するために書いている。
そんな気がしました。
もちろんエロだけでなく、
村社会とか民俗学とか男女のすれ違いとか
スリルとサスペンスとかの要素もおもしろい。
でも、
「人間も動物」
「生と性は切り離せないもの」
この作品のテーマと価値はここにある気が
個人的にはしてます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-05-29 20:15:41] [修正:2010-05-29 20:15:41] [このレビューのURL]
7点 アイシールド21
連載開始当初は
個人的に評価は低く
同時期に開始された他の作品の方が
好きでした。
それが、現段階ではダントツ。
一試合の短さや
キャラの立て方とか
バランスがうまい
まだ読んでない人は
好きなキャラクターを見つけてください。
そして、彼らが活躍する日を楽しみにして
ひたすら応援してください。
そうすれば、きっと楽しく読めると思います。
-----------------
連載終了後に再評価。9点→7点。
くどくないあたりが、テンポが良くて好きだったのだと思います。
その分、一人のキャラを語り尽くすのが早く、
キャラがあふれる一方になってしまい・・・。
少年漫画、スポーツ漫画の落としどころの難しさを感じました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-05-05 08:48:17] [修正:2010-05-21 00:54:11] [このレビューのURL]
7点 狂四郎2030
ひたすらに一つの設定の上に成り立った
シミュレーションのものがたり
(設定の概要は、このサイトのあらすじでも)
そしてひたすらに「愛」のものがたり
作者自身のあとがきにあるように
シミュレーションだけに答えがなく
発散しようとする力をまとめてます
それはときに強引さを伴ってしまってますが
その分深みを伴ってるので
読むだけの魅力をしっかり持ってます
エロが一杯出てきます
ただ、多分作者にとっては
愛を書くのには必然なのでしょう
下ネタはご愛嬌
ただただストーリーを追わずに
作者の葛藤を想像したりしながら読むと
もっと楽しめると思いますよ
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-10-09 00:13:46] [修正:2007-10-09 00:13:46] [このレビューのURL]
7点 ハチミツとクローバー
少女マンガは結構苦手な私ですが
楽しんで読めたので高評価です
表紙からのイメージや
「片思いの切なさ」という評判もあって
コテコテの少女漫画を想像しておりましたが
違いました
というか、いろいろな人を
いろいろな場面を通して描いているので
読む人によって印象がちがうんだろーなと思ったり。
ちなみに私にとっては
脂っこいの青春味に独り身おっさんという隠し味
いろーんな人が読めちゃうと思うから
それぞれの感想を聞き比べしてみたいな
ということを感想とさせていただきます
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-10-08 23:52:58] [修正:2007-10-08 23:52:58] [このレビューのURL]
一貫した物語として完結してますし
そのせいか、読み終わったあとに
「そんなもんなんだろなぁ」と
世界についてボーっと考えてしまいました
思考の方向が、
話の理解や矛盾に向かせなかった部分は
このマンガの秀逸さのなせる業ではないでしょうか
残酷さもさることながら
描写も読者に補間を強制したりするので
そういう部分でも読み手を選ぶと思います
(私は、それなりに楽しんで補間しました)
いろいろ感じたり考えたりできるので
マンガが好きな人なら是非とも読んで欲しい一冊です
ただ、個人的には
デビルマンとの類似点を多く感じたので
マイナス1点しておきました
パクリではなく結果として似ただけだと思いますが
いろいろな可能性を感じたいもので・・・
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-10-08 23:47:08] [修正:2007-10-08 23:47:08] [このレビューのURL]