「ranky」さんのページ

総レビュー数: 25レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年05月05日

設定的には少年マンガのような内容にも関わらず、
しっかり青年マンガとして読ませてくれる作品。
冗長でもなく削りすぎることもなく物語を描ききっており、
かなりの良作です。

私のイメージは「"子ども"と"大人"の物語」。
この話に出てくる大人は皆カッコイイ。
子どもを理解し、子どもを守り、子どもに語りかけ、
そして子どもを大人に成長させる。
さらに、大人になった子どもが、別の子どもを成長させる。
「成長&バトル」という少年漫画の王道を基本にしながらも
青年誌にふさわしい内容になっているのは、
「成長」というものが、
単に強さのような身体的なものだけでなく、
精神的な成長も存分に(むしろ中心的に)描かれているからではないでしょうか。

「面白い大人」や「やさしい大人」になるのも大事だし大変だけど、
なにより「尊敬できる大人」にならなきゃいけないな、
それなりに年を重ねてしまった私には、
読後にそんな気持ちにさせてくれる素敵な作品でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-29 03:33:45] [修正:2011-01-29 03:33:45] [このレビューのURL]

わかりやすい展開。
キャラが立っている。
作戦の痛快感。
面白いマンガの要素がそろってると思います。
読んで後悔はしないでしょう。


特別なにかが新しいわけではなく、
これまで幾度となく題材にされたであろうサッカーマンガ。
でも、おもしろい。

すごいなーっておもいました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-21 01:13:42] [修正:2010-05-21 01:13:42] [このレビューのURL]

かなり良作です


青春ドマンナカな人と
とっくのとうにオトナになってしまった人と
オトナの階段昇り終わりそうな人と
多分感想が違います

オトナの階段昇り終わりそうな自分にとっては
「大人になるってこんなもんだよね」
「これでよいのかなぁ」
「よいのかもね」
「あ、やっぱり違うかも」
「んまとりあえず、やってくしかないかね」
そんなマンガでした

多分伝わってないと思うので言い換えてみると
なんというか
”あるあるネタ”的読み方をするのも
一興かなと思います
人間の描き方がそんぐらいうまいと言うことでしょうか

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-10-08 23:26:15] [修正:2007-10-08 23:26:15] [このレビューのURL]

秀作です
すごく面白いと思いますし
当時思春期だった自分の性格に
少なからず影響を与えた気がします。

笑いながら泣き
泣きながら笑う
そんな貴重な体験をできました。
このレビューサイト見るまで
好き嫌いが別れるなんて想像してませんでした。
そんぐらい面白いと思ってます。


そのくせ8点になってる理由
書いてるサイバラが
「感動させてやるぜ」、「おまえらこんなん好きだろ?」
みたいなことを考えてるのを想像してしまい
ちょっと悔しいので・・・。
そんな私はサイバラマンガは漏れなく好きです

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-05-07 00:02:47] [修正:2007-05-07 00:02:47] [このレビューのURL]

ものすごく衝撃を受けたマンガです
7巻にはちょっと失望しましたが
まだまだ期待を込めて8点

展開はとにかく遅い
ただですね
話が進まないのは贅沢にページを使ってるからで
トラパネーションを表現するために
一コマ一コマはひどく重みをかけてるな捉えました。


不愉快なぐらいあきらかな使いまわしなどは
いくらでもありましたが、
映画にも小説にもない
マンガの可能性ってやっぱりここだなって
再認識したのです。
コマで心に語りかけて来ました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-05-06 23:32:39] [修正:2007-05-06 23:32:58] [このレビューのURL]

「これは面白い」と思いました
ある形の青春であり、
スポ魂とは違ってその辺にありそうで


そんな感じで一気に読んでみて
落ち着いてみると
自分はオタク度高いと思ってしまいましたよ

ものすごい妄想な設定
都合の良すぎる結果の塊
そんなのを忘れて
世界に喜んで浸ってしまいましてね


そういうわけで、
もしかしたら楽しめるかは、
「隠れオタク度チェック」になるかもしれません
自分は隠れオタクかもという人は
ゼヒゼヒ読んでみてください

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-05-06 23:18:24] [修正:2007-05-06 23:18:24] [このレビューのURL]

8点 リアル

大前提としてまず宣言しますが
むずかしいことを考えずに
単純に物語として読んでます。

スラムダンクのようなテンションはないのですが
じっくりじっくり書かれてて
非常に読みやすい作品になっていると思ってます。

ただ、あくまで秀作かなと。
名作というには、何かが足りない。
井上雄彦だから期待も混ざってしまい
自然と評価を厳しくしてしまっているのかもしれません。

でも、少なくとも
面白くないと思う人はほとんどいないことは
断言してしまってよいと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-05-05 09:00:59] [修正:2007-05-05 09:30:04] [このレビューのURL]