「佐々木裕健」さんのページ
- ユーザ情報
- 1981年生まれ(性別:男性)
- Webサイト
- http://gauger.hp.infoseek.co.jp/
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- 78157
- 自己紹介
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現実をさまよっている、学生とフリーターの中間の生命体。
10年ほど前に存在したサイト「M.M.J.〜漫画無間地獄〜」にも投稿していた経験を持つ。
ネット空間に実名をさらす命知らず。
「レビュー」なんておこがましいですね。単なる「野次」です。
どんなクソでも漫画家にしてみればそれなりに人生を捧げて創っているわけでしょうが。
感想、批判がありましたら、下記のアドレスまで。
p-m-institute@hotmail.co.jp

1点 藍より青し
1巻だけなら、ちょっとエッチな、和服な純愛ものとして見ることも可能。
ターニングポイントは2巻から。
女の子をたくさん登場させ、ハーレム状態を作っておき、でも本物のハーレム路線にはせず、ぬるい展開を維持、最後は1巻の純愛路線に戻ってめでたしめでたし。
別に世の中にどんな不道徳なエロ漫画があっても構わないと思うが、「ごまかしのある純愛」は嫌いです。「純」じゃないから。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-06-12 17:19:40] [修正:2007-06-12 17:19:40] [このレビューのURL]
1点 I”s <アイズ>
私には完全に受け付けられない漫画。
主人公の優柔不断具合や、葛藤の描写にリアルさがあるのは認められる。ダメ男の無限循環のような思考をここまで描写できるのは稀有であることは理解できる。
しかし、こんなダメ男が明らかに不釣合いなくらいの女性と恋愛できてしまえるということ、その点が、私の感じてきた「リアル」「現実」とはあまりにかけ離れていて、これをもってして「リアルな恋愛」「感動できる純愛」とはどうしてもならないのである。
「それじゃあ、ラブひなはどうなる?」と言われれば、あれは根本的にフィクションであり、ファンタジーであり、リアルでもなんでもないことは誰が見ても分かる。世界を構成する土台が大嘘なのだから、嘘みたいなハーレムも許容される。
しかし『アイズ』の場合、ダメ男のダメ思考、ダメ行動を嫌と言うほどリアルに描いておきながら、肝心のところで突然聖人になって(「この誘惑に打ち勝てるのなら、何で今までバカな行動ばかりしてきたの?今までの葛藤は何?」と感じてしまう)、純愛になってしまうところに、物語の自然な流れを妨げ、偽善的、ご都合主義にしようとする意図の臭さを感じてしまうのだ。
もう少し主人公がしっかりした人だったら、こうは思わなかっただろう。
と、ここまで言っても、理解できない人には理解できない話だと思うので、こんな見方をする奴もいるんだなあ、くらいに思っていてください。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2007-06-12 17:02:35] [修正:2007-06-12 17:02:35] [このレビューのURL]