「佐々木裕健」さんのページ

総レビュー数: 58レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年06月12日

6点 CUE

村上かつらはおそらくスピリッツでの連載に向いていない。

短期間のうちに結果が出ない作品には容赦しないスピリッツには、村上のじっくり読ませるスタイルは根本的に相性が悪いのではないだろうか。

演劇と言う、ただでさえマニアックな題材を、派手に表現するのではなく、内面に向かってゆっくりと進んでいくことを選んだ。それは戦略ミスであり、村上の実力が足らなかったことを意味はしない。

この作品を最後に現時点で、何も発表していないが、是非とも復活してもらいたいものである。

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[投稿:2007-06-13 07:20:01] [修正:2007-06-13 07:20:01] [このレビューのURL]

おいしくて食べやすいマクドナルドのハンバーガーのような、大人も子供も無邪気に楽しめる東京ディズニーランドのような作品。

一時代を築き、これからも語り草になるであろう、永遠のファンタジーである。

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[投稿:2007-06-13 06:26:02] [修正:2007-06-13 06:26:02] [このレビューのURL]

人気の面で問題があったのか、早々と打ち切りになってしまったが、少年誌に福本を投入するというのは実に面白く、有意義な話なのだから、多少無理してでも続けるべきだった。


福本作品は、現実社会の厳しさ、理不尽さと、その中であっても人間らしく生きることの尊さを描き続けており、そういう意味ではものすごく道徳的だったりする。

「孤立せよ・・・」「オレの正しさは、オレが証明する」といった数々の福本節は、明らかに読者層を意識したものである。

少年マガジンを読む少年たちの中には思春期、反抗期の真っ只中にいる子たちはたくさんいるだろう。世の中の汚さに気づき始める年頃だろう。そんな少年少女たちにむけたメッセージが不発に終わってしまったことは、とても残念である。

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[投稿:2007-06-12 21:53:23] [修正:2007-06-12 21:53:23] [このレビューのURL]

作者のデビュー作であり、出世作であり、現時点での最高の作品。

週間連載に耐えられる力量の無い状態で連載を始めてしまったという感じがモロに出てしまっている。

また、少年誌で表現できるようなテーマを超えていて、そういった意味でも無理が感じられる。

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[投稿:2007-06-12 20:49:59] [修正:2007-06-12 20:49:59] [このレビューのURL]

中学生や高校生、おばさんたちの日常、そのなかのちょっとした出来事を丁寧に、的確に、しかも面白く描写している。

「安心して読める」ことと「面白い」こと、この二つを器用に満たした作品。

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[投稿:2007-06-12 18:44:40] [修正:2007-06-12 18:44:40] [このレビューのURL]

感動する性質の漫画ではないが、すばらしい作品である。作者の目の付け所やその切り口には、ただただ舌を巻く。

つまらない新聞の4コマよりこの作品の方がはるかに、社会を風刺できている。

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[投稿:2007-06-12 18:08:55] [修正:2007-06-12 18:08:55] [このレビューのURL]

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