「真樹」さんのページ

ある意味リアルな大学生の恋愛模様。とにかく読んでて痛かった。
何が痛いって、私の大学時代と凄くダブったんです。
私には芹生の全てが他人事には感じませんでしたよえぇ。

作品としてはいかにもアフタヌーン的な、決して読み易くは無い微妙なアングラ感が漂う。
前半は「大人びた若さ」全開の恋愛話。後半はそこに哲学的要素が絡んでくる。
柴門ふみ辺りの世界観を更に痛くて薄暗くした感じ。雰囲気を堪能出来るかがカギかと。
作者自ら仰る通り、話のメインは二巻です。澄緒がひたすらイイ娘!

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[投稿:2005-09-20 03:36:35] [修正:2005-10-17 01:42:52]