「真樹」さんのページ

総レビュー数: 292レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年04月21日

[ネタバレあり]

自らの病を悟り、敢えて突き放そうとするも想いを断ち切れない逞。
病の事を知りながら、それでも一途に逞を想い続ける繭。

二人の心理描写がサブキャラを交えながら二転三転するが、
二人の想いはまごうことなき「純愛」。二人のすれ違いがもうじれったい!
ベタながらも、久々に少女漫画の良作に出会えました。
私はこういう「悲恋モノ」に弱いのですよ(苦笑)
惜しむらくは、逞の心理描写がちょっと揺れ過ぎてそれが時折
展開の解り辛さに繋がってるかな?って点。

前作「僕妹」とのクロスオーバーものでもあります。

20071118、9巻読了後追記。
逞が決意した「心臓移植」。これが今後の展開のカギとなりそう。
ラストがハッピーエンドか悲劇になるかの分岐点になりそうですね。
ますます今後が楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-14 00:34:00] [修正:2007-11-18 03:08:51] [このレビューのURL]

9点 NEEDLESS

近未来世界での異能力者バトル漫画。題材としては割とありふれているが
作者独特のテイストで、中毒性のある作品に仕上がっています。
とにかく、ギャグの入れ所が全く読めないんですよ!
ありえないタイミングでギャグ挿入してくるんで、読んでて油断出来ません。
普通に硬派なバトル漫画としてもいけそうなのに敢えてギャグ挟んできたり
可愛らしい女性キャラ投入してきたりする。侮れない!!
「バトル」「萌え」「ギャグ」を融合させてる作品は最近多い。
その大半は所謂「オタク向け」のステレオタイプな作品ばかりで
正直嫌いなジャンルだったのですが、
パーツが上手くはまれば凄い爆発力を生み出す典型的な例だと思いました。
まさにエンターテインメントの極致!

未読の方は試しに作者のHP覗いてみて下さい。作品解説やサービス精神が半端じゃないです。
この人、ホンマに漫画描くのが好きなんだなぁってのが分かります。
自分の作品に愛情と(良い意味での)自信を持ってるのってイイ事だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-09-16 05:55:52] [修正:2005-09-26 15:10:02] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

作者の出世作「風のシルフィード」の続編というかアナザーストーリー。
シルフィードとそのライバルだったディングルの子孫達の物語。
「競馬は血のロマン」という言葉通りの熱いストーリーで、私は大いに楽しめました。
主役(マルス&馬守)以外のサイドストーリーも多いが、それだけ作者の
競馬に対する造詣が垣間見えてくる内容。

「マキバオー」辺りが競馬知らない層でも楽しめるエンターテインメント作品なら、
こちらはある程度競馬知識がある方がより楽しめるかと。そう考えると少年誌向きで無いかも…
マルスのありえない血統理論とか劇的過ぎるレース描写とか、ツッコミ所も多いですが(笑)
その辺の荒唐無稽さが少年漫画っぽい点と言えるかな?

朝日杯はマジで鳥肌立ちました。
白い稲妻!!これがホンモノの末脚だー!!!ってマルスじゃないし(笑)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-22 00:21:58] [修正:2005-06-22 00:21:58] [このレビューのURL]

拳に生き、そして散ってゆく男の生き様!鳥肌モノのカッコ良さです!!
言いたい事やいいトコはほとんど言われてしまってるんで、
団サンの言うとおり、男なら読め!ですよ。

ガキの頃アニメでハマって、駄菓子屋でPPカード買い集めてましたよえぇ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-11 09:41:29] [修正:2005-06-11 09:41:29] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

設定の字面だけ見れば、家具工場の工員のラブストーリー。すこぶる地味。
この作品の魅力は、当時としては最高レベルのオシャレな絵柄と
人間的にすこぶる魅力的なキャラ達。そして
泣きも笑いも変幻自在のストーリーの面白さにある。って全部重要なトコやん!(笑)
要するに、私にとっては限りなく完璧に近いエンターテインメント漫画って事で。

1点減点分は、私自身がともみに感情移入しちまってる分(笑)
三角関係モノの基本とはいえ、主人公フラフラし過ぎ!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-28 04:27:52] [修正:2005-05-28 04:27:52] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

美麗な絵柄、スピード感溢れるアクションシーン、<br>
洋画の吹き替えを思わせるセリフ回し、殺伐とした世界観。<br>
全てがクールです。<br>
この作者はホンマに映画や本が好きなんだなぁと思いました。<br>
<br>
*四巻読了後追記<br>
それまでとは微妙に空気感が異なる「日本編」に突入。<br>
銀次が雪緒に忠誠を誓うシーンでマジ鳥肌立った!<br>
レヴィやバラライカもカッコイイが、この作品の本領は<br>
「男キャラの激シブさ」だと思いました。一点追加。<br>
GXオマケの「四巻表紙女性向けver」にめっちゃウケタ(笑) <br>

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-03 17:22:41] [修正:2005-05-03 17:22:41] [このレビューのURL]

文字通りの「中坊的下ネタギャグ」で一時代を築いたギャグ漫画。
この作者の、ダメ人間をとことんダメに描くセンスは大好き。
ネタの破壊力も高く、ハマれば爆笑間違い無し!

余談だが、岩下&神谷の女性キャラ陣が何気に魅力的。
岩下さんは、今で言う「ツンデレキャラ」の草分けかと(笑)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-30 12:56:04] [修正:2005-04-30 12:56:04] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

この作者の「悪人はとことん悪」「悲惨なシーンはとことん悲惨」
に描く作風が最もピッタリはまってる作品。
超能力戦争編の徹底的なダークさや、お色気描写のエロさ等
少年漫画ジャンルをやや超越してる部分もあり。そこがまた好きなのだが。
最終章だけ変に少年漫画っぽい内容で、逆に違和感感じた位(笑)
人間ドラマとしても結構いい出来なので、幅広い層にお薦めです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-29 13:42:10] [修正:2005-04-29 13:42:10] [このレビューのURL]

新井作品の中では割と地味目な存在だが、これぞ隠れた名作!
人間の心理を鋭く抉る深い内容ながら、可愛い絵柄といつもの小ネタで
変に重く説教臭く感じさせない辺りは、新井様の芸風のいい所。
涙腺にクる話も幾つかあり、とにかくおススメです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-25 18:25:28] [修正:2005-04-25 18:25:28] [このレビューのURL]

死刑囚田嶋の人間的成長や周りの人間とのやり取り等、
心理描写モノとしては何気に良作。
田嶋に感情移入し易いつくりになってる分、ラストは本当に泣けます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-25 10:30:25] [修正:2005-04-25 10:30:25] [このレビューのURL]

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