「そうすけ」さんのページ

第一話がとても好きな漫画。一番好きかもしれない。
笑いあり涙ありで、まさに少年漫画を体現していた。カバさんには思わず涙。
それぞれ特色の違う味方の魔物、心の力という要素も複雑になり過ぎない程度に集団戦闘を熱くしていた。さすがにクリア編はインフレしていたが、まあ最後だし。
今更作者のブログを読んで当時の小学館とのいざこざのいきさつを(概ね)把握したが、作品にその問題を感じさせないままそこそこの巻数で完結させたことも評価したい。

だがなによりこの作品で評価したいのが、呪文。オリジナルでありながら語感がいい。「バベルガ・グラビドン」とかすごく強そう。?ガ、ラージア?、テオ?、ギガノ?、ディオガ?、シン?、などある程度体系化されていたのも面白い。
そういうとこを見る漫画じゃないけれど、こういうとこがしっかりしていただけに感心した。

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[投稿:2008-09-11 19:50:58] [修正:2015-03-18 22:58:27]