「団背広」さんのページ

[ネタバレあり]

備考にも書きましたが、荒木先生本人が作画しているのが2作品のみなのが自分のようなジョジョファンにはちょっと残念かも。
鬼窪先生が作画した作品も荒木先生が監督してはいるんですが、絵が違いすぎるんでやっぱ違和感がありますよ。話だけ見れば普通に面白いんですけどねぇ。

荒木先生の書く女性の中で一番の美人なんじゃなかろうかと思えるウィンチェスターさんも魅力的ですが、この本の中で一番の見所はやはり最後のニコラ・テスラ編でしょう。
あの有名なエジソンさんが言うんです。
「ほざくかッ!テスラァァーー!!」「このスカタンがァー!!」とか…しかも北斗の拳の悪役みたいな顔して。
見せしめのためにネコを電気で殺したりするし、もう素晴らしいワルっぷり。そうか、エジソンってこんなに悪い奴だったのか!とつい膝を叩いてしまうことしきり。
いや、天才なんて言われてる奴に限ってろくな奴いないからさ。誇張して書いてあるかもしれんが実際こんなのだったと思うよ、多分。

この本、エジソンは電気を発明した偉い人なんですよーという話を信用しきっている小学生に見せたら人間不信になってしまうんじゃないだろうか。
人生勉強ということで小学校の図書館に置いてみてもいいかもしれません。

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[投稿:2005-06-15 17:57:08] [修正:2005-06-15 17:57:08]