「コステロガーデン」さんのページ
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約半年振りにお邪魔してレビュー書き込みしました。
また暫くしたらいなくなります。では

6点 僕といっしょ
愛すべきダメ人間たち!
しょっぱなから、いきなり暗い展開で始まります。
でも、そこは作者お得意のギャグでそういう雰囲気を吹き飛ばしてはいますが
底辺を漂っているのは「稲中」の後半から見受けられる病んだ目でみる人生観。
この後に「グリーンヒル」「ヒズミ」「シガテラ」と続いていく作品も、
人生をテーマにした哲学的ギャグマンガという傾向ですが、
この作品は、独自の濃いギャグと人生というテーマが、他の作品に比べて
非常によいバランスを保っている感じがしました。
個人的にはこの作品以降はテーマ性が強すぎてあまり好きではないのですが、
この作品が面白いと感じる方は、「グリーンヒル」くらいまでは面白く読めるのではないでしょうか?
古谷氏のマンガを読んで、思う教訓は、
「めんどくさいから」で終わってしまうとダメ人間になるということ。
でもこれがなかなか難しい。。。
最終回での「お前がイトキンを殴るな−!」のシーンがベストでした。
◇この作品の個人的価値=全4巻で 400円也
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-10-09 22:15:45] [修正:2005-10-09 22:15:45]