「dollbox」さんのページ

『言葉にできない』というのが最初の感想。
感覚的には理解できたのだが、その感覚を説明できませんでした。

3巻のあとがき対談で
「他者との関わりの中にしか喜びも悲しみもない」と安永は言い、
上野顕太郎は安永を「闇を見ている」と評した。
言い得ている。妙に納得しました。

他の人にとっては些細なことでも、その人にとっては一生忘れられない出来事。そんな作品です。

恐ろしい感性の作家がまたひとり。


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[投稿:2006-01-09 19:27:49] [修正:2006-01-09 19:27:49]