「為亀」さんのページ
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ジャンルに限らずテーマ性のある作品が好きです。
こちら側が考えることを促してくれる作品こそが、名作だと思っています。
基本的に好きだった作品だけレビューするつもりなので高得点で固まると思います。悪しからず。
〜08.9.27 追記〜
傾向が変わってきて、嘘書いたまんまでも気になるので追記。
テーマ性から演出の上手さや漫画という媒体の活かし方の方に着眼点が変わってきました。
おもしろい視点、読み方を発見する足がかりになれるように。と思って書いてます。
ではでは。。。

16巻まででの感想です。
人間がいかに自分の見たい世界ばかりを見ていて、それ故にいかにわかりあえないか。ということを描いた作品なのではないかと邪推しています。
天満、播磨、沢近の三人がそれぞれの行動をそれぞれの願望にそぐわせるように解釈してすれ違っていく様をみて感じました。
この見方を崩すキャラクターに烏丸と八雲がいると思います。
天満の望んだことを取捨選別せず、そのままこなしていく烏丸は極端に世界にたいして主観や願望を交えずに接しているようにみえます。
また、唯一主観と客観を適切なバランスに保って世界と接している八雲はその適切さによって相手を理解しすぎて、悩んでしまいます。
この解釈が合っているとしたら、この二人をどう位置づけて、どう落とすのかが楽しみです。
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[投稿:2008-08-13 12:02:14] [修正:2008-08-13 12:02:14]