「為亀」さんのページ

総レビュー数: 26レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年10月26日

[ネタバレあり]

後半の展開が急激過ぎて自分には合いませんでした。
周りの状況がすごいスピードで変わっていくので、一人一人の心情を考えると不自然な感じがして乗り切れずに終わってしまった感がありました。
最後の疑心暗鬼タイプの終わり方も最近では割りとみられる終わり方なので、その先駆者と言う意味でのすごさは感じるものの落ち方自体に新鮮味は覚えませんでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-10-30 13:20:59] [修正:2006-10-30 13:20:59] [このレビューのURL]

8点 BLAME!

まさに人を選ぶマンガですね。世界観や主人公たちのプロフィール等の情報のほとんどを明言せず、推理させることで紹介するこの表現方法は、なかなか他で見られるものではありません。
作品の中で語られるヒントと自分の推理が組み合って一つの綺麗な世界になるのはなんとも言えず面白いです。
そんな楽しみ方が好きだ。と言う人には是非頑張って三巻までは読んでみて欲しい作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-10-26 17:13:42] [修正:2006-10-26 17:13:42] [このレビューのURL]

日々ちょっとした合間に考えてしまう妄想をそのままマンガにして表したような作品。
同じような妄想をみてニヤついてしまったり、なんだか不思議な世界を楽しんだり。とにかく言葉であらわせるようなマンガじゃないです。
かなり独特なマンガなので、買うときは慎重になったほうがいいかもしれません。
この作品が気に入った人には、同じ作者の「そらトびタマシイ」もお勧めしたいですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-10-26 17:07:02] [修正:2006-10-26 17:07:02] [このレビューのURL]

9点 寄生獣

この作品で一番面白いのは人間の持つ一切の倫理観を持ち合わせていない寄生獣と主人公との意見の食い違い。それによって初めて意識された問題での主人公の葛藤だろうと思います。人間とは、私達のなんとなく感じている善や倫理観とは、一体なんなのかと考えさせられる作品です。
生物として合理的、効率的な思考ができる事はとても好ましいことです。しかし人間がそれに徹した行動をとるときに、私達は彼をなんと言ってとめたらいいのでしょうか。。。
そんなことを考えながら読むと、いっそう深みのでるマンガだと思います。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2006-10-26 16:59:00] [修正:2006-10-26 16:59:00] [このレビューのURL]