うしおととらのレビュー
10点 臼井健士さん
日本最高の少年漫画のひとつ。
バケモノを滅ぼす最強の武器である「獣の槍」と最強の大妖「白面の者」との因縁の物語。
そして太陽の瞳を持つ主人公「うしお」とその傍らにあって太陽の光を浴びて燦然と輝く月・相棒「とら」と全ての人々の関わりを描く物語。
数々の戦いを通して、実は、真の「バケモノ」とは我々人間の心の奥底に潜む嫉妬・欲・怨み・歪んだ欲望などが生み出したものであったことに気付かされた。
無駄なエピソードはひとつもなく、全てのエピソードが最終の局面である白面の者との戦いへの布石となっていることに驚かされる。
名ゼリフは数限りない。
藤田先生は田村由美先生の「BASARA」の大ファンで、田村先生も「うしおととら」の大ファンらしい。確かに両方の作品を読んでみると作品の根底に流れるテーマというかポリシーが非常に似通っていることに気付いた。勿論、どちらも素晴らしいです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-07-31 07:26:38] [修正:2010-07-31 07:26:38] [このレビューのURL]
10点 百日草さん
これぞ王道少年漫画
プロットが良く練られており、散りばめた複線をきちんと回収しきっています。
最後の方になると尻すぼみになるマンガが多い中、このマンガはストーリーが進むにつれて盛り上がっていきます。
終わり方、終わるタイミング共に完璧だと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-06-11 19:26:36] [修正:2010-06-11 19:26:36] [このレビューのURL]
10点 シェイディさん
ザ・キング・オブ・少年誌漫画!!
最初友達のススメで、文庫本全巻借りて1、2巻読んだときは
ハッキリ言って「話が王道すぎ、お子様向け つまんない」とおもっていました。しかしせっかく借りて「読んでないと言うのは友達に、失礼だと思い
嫌々読んでいました。しかし途中から物語は、少年詩青年詩ぎりぎりのラインで切なく しだいに重厚になっていき どんどん加速 そしてラストの白面のモノとの世界をかけた激闘 わたしは気がつけば、後半ずっと泣きっぱなしでした。
全巻読み終わった後も、うしおととらが頭よぎるたびいい作品だなと思い 今となっては、こんなすばらしい漫画をすすめてくれた友達に大感謝です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-06-02 13:03:31] [修正:2010-06-02 13:03:31] [このレビューのURL]
4点 でろりんさん
合う合わないがはっきりとした漫画なんでしょうね
僕には合いませんでした
読んでいて疲れる絵、主人公のうしおも魅力的には映らない
というより鏢と「とら」ぐらいしか魅力的なキャラがいなかった
敵の妖怪もいくらなんでも多すぎ、何匹倒した事やら
それでもまったく面白くない訳ではなく
シャガクシャの話はよくできてるなと思ったりもした
けど、疲れるといのは=苦痛
5点ぐらいかなと思いつつも絵でマイナス1点
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-05-14 07:02:52] [修正:2010-05-14 07:02:52] [このレビューのURL]
10点 T1さん
一番好きな漫画は?と聞かれたら迷わず「うしおととら」をあげます。
小学校のころに読んで、完全にはまりました。他のどの漫画とも比べ物にならない大冒険活劇。
いくつもの困難がうしおととらを襲い、彼らの行く手を阻止し、時には仲間に助けられ、新たな仲間を増やし、真実を知り、、その全てが壮絶な最終決戦に繋がり、その迫力と緊張感を超える作品には未だに出会っていません。
特筆すべきは魅力的なキャラクター達。特にとら。今見るとかなり古臭くって、好き嫌いの分かれる濃い絵柄ですが、中でもとらは初めて見たときは「なんだこのデザインは」と子供ながらに感じました。しかし、読み進めるごとにどんどんとらが好きになるのです。
そして、ボスはラストの一体、白面のみです。一本の大きな戦いを描く大作です。フリーザ編で終わるドラゴンボールとでも言いましょうか(?)。全てのフセンや謎がその大戦のためにあります。大迫力のラストバトルの緊張感は異常です。
スラムダンクのラストも凄いですが、うしおととらはさらに盛り上がり、締め方も素晴らしい。
「うしおととら」。絵本のようなシンプルなタイトルは、この作品を最後まで読めばまさにベストだと感じるでしょう。題字がまた潔くて良いんです。
いつまでも色あせることの無い少年漫画の最高峰です。
ラストページはマジで泣けます。あの大きな空を僕は一生忘れないでしょう。
かなり褒めすぎかもですが、僕の中での暫定一位なのでまあいいです。
激しくおすすめです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-05-07 21:30:04] [修正:2010-05-07 21:44:22] [このレビューのURL]
PR