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8点(レビュー数:79人)

作者藤田和日郎

巻数43巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:1997年~ / 小学館

更新時刻 2012-01-19 13:35:47

あらすじ 母を亡くした才賀勝は、自分が世界的家電メーカー「サイガ」の社長才賀貞義の愛人の子であることを知らされ、一夜にして 180 億円の遺産を受け継ぐ。

その代償として嫡子からその命を狙われることなり、逃げ出した先で出会った屈強な青年加藤鳴海。 そして、銀目銀髪を持ち、巨大な人形を操る美女「しろがね」。

この出会いが、三人の運命のからくりを動かしはじめる──

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からくりサーカスのレビュー

点数別:
26件~ 30件を表示/全67 件

9点 ゆうぞうさん

2度目のからくり編まで読まないとわけがわからん漫画でしょう。
そこからの勢いはハンパないですね。
ここまで伏線の完璧な漫画もそうない。
鳥肌立ちますよ。面白いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-23 16:51:27] [修正:2011-07-23 16:51:27] [このレビューのURL]

9点 デッドプールさん

初めてこの漫画を読んだのは中学生の時でした。
当時はジャンプ派でサンデーの漫画はコナンや烈火の炎くらいしか
知らなかった自分にとってこの漫画はジョジョ並に強烈な衝撃を受けたのを今でも覚えています。
漫画ってこんなに感動してこんなに面白いんだというのを教えてくれた作品でもあります。
ワンピースが好きな人には是非手に取ってもらいたい作品です。
本当なら10点付けたいんですが黒賀村以降のグダグダで1点引かせてもらいました

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-10 04:58:23] [修正:2011-06-10 04:58:23] [このレビューのURL]

9点 ガタカさん

からくり編とサーカス編をまぁだいたい交互に読んでいくマンガ。
両方とも繋がってはいるんだけど。

途中からの盛り上がりが半端ないです。

最初から最後まで計算仕切ってんなぁぁって感じ。

サーカス編たまに流し読みしちゃうけど、からくり編はもうギラギラ。←?

かなり面白いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-27 01:33:48] [修正:2011-04-27 01:33:48] [このレビューのURL]

9点 十歩神拳さん

全体で見たら全く必要のない話やグダグダな展開も結構多いのですが、面白い時は10点でも足りないくらい面白いし、爆発力が桁違いです。
また、42巻にも及ぶ長いストーリーを通してこれほど重厚で壮大なドラマを練り上げたことは驚異的だと思います。

サハラ砂漠での熾烈極めるしろがねたちの死闘や壮絶な展開の連続には、それまで私がリアルタイムで読んでいたどの漫画より凄まじい興奮や衝撃を覚えて、毎週鳥肌が立ちっぱなしでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-30 11:49:19] [修正:2011-04-13 10:50:52] [このレビューのURL]

10点 さぶさぶさん

 少年漫画という領域からは身体半歩分はみ出している作品。子供が読んで理解できるかどうかはともかくとして、作品としての価値は最高峰だろう。

 運命と呼ぶのが相応しいのか。
 まるで懸糸傀儡のように、翻弄されゆく登場人物達。
 登場人物は皆、残された者――そして読者に何かを残して退場してゆく。

 深い世界観や設定。交錯する人間模様。いくつか矛盾している点や不自然に感じるところがないわけではない。ないのだが――それらを笑い飛ばせるだけの力がある。
 キャラクター、と呼ぶのは不適切だ。そう思うほどに人物に背景がある。過去がある。願いがあり、相反する絶望を背負っている。
 それでも何らかの意味を手に入れ、彼らは笑うのだ。最後の瞬間に。

 前作「うしおととら」よりも画力は上達しているが、反面読みづらいと感じる方も少なくはないだろう。
 また、女性のスタイルが若干誇張され過ぎではないか、と感じることも事実である。
 しかし、それらに寄るところもあるのだろう。
 風圧を体感させるほどの圧倒的迫力、その喜怒哀楽が読者の元へ直に届くキャラクター達の表情――それらは、まとまっているだけの作品には存在し得ない、独自の魅力だ。

 心に直接届く言葉。
 刃物のように鋭いものもあり、水滴で岩を穿つようなじわじわと来るものもあり、握りしめた拳のような衝撃もあった。
 
 構成も素晴らしい。
 が、連載向き――特に週刊少年誌という分類――ではなかったろう。
 ジェットコースターの登りが緩やかかつ長過ぎる。コミックでイッキ読みする分には気にならないのだが、連載を追っていた人間には辛かったのではないだろうか?

 残念に思うのは中盤の盛り上がりが極大過ぎて、終盤にそれを超えることができなかったことか。盛り上がり方が逆ならばもっと一般的な高評価にも繋がったかも知れない。

 ハマる人はハマる。そんな言葉が何より相応しい一作。
 苦手な人が多くいるのも理解はできるが、私にとってはこの作品は最高のものだ。
 どうか食わず嫌いだけはやめてほしいと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-21 13:17:56] [修正:2011-02-21 14:18:34] [このレビューのURL]

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