からくりサーカスのレビュー
9点 あおはなさん
個人的には好きです。リアルタイムで読んでいたときには話を広げすぎて大丈夫かいな?と思いながらよんでいたのを今でも覚えていますが、完結して改めて読み直してみると広げた伏線を全て回収しきっているので異常な長さも許容範囲にしようかなと思えてしまいます。サーカス編が正直読むのがシンドクなるときがあります。カラクリ編と異なりラストバトルの描写の前置き的な関係のみのためにあるサブストーリー化してしまっている気がしてしまうときがありますので。しろがねと加藤のラストのあり方をどのように感じるか、ギイへの感情移入などで面白さや感動の度合いがかなり異なるとは思うのですが、あえてこの点数にしました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-03 17:41:58] [修正:2010-11-03 17:41:58] [このレビューのURL]
9点 まいさん
バトル漫画 残酷な描写はあるが全体でみれば王道の少年漫画 複線が見事につながっていくさまは壮観 この作者の描く笑顔はとてもあたたかい
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-07-16 20:43:43] [修正:2010-09-09 19:49:25] [このレビューのURL]
10点 くえどさん
友人から「うしおととら」を借り藤田先生に興味を持ち、たまたま古本屋で見掛けた「からくりサーカス」。1-3巻を読んで気づけば全巻買ってしまいました。笑顔って大切だなぁと。
読んでいく度に解き明かされる謎、読んでいて毎回びっくりしました。仲間との別れ、各キャラのエピソードも泣けます。
迫力のある戦闘シーン、これぞ少年漫画!という印象を受けました。
藤田先生の想いが詰まった作品だと思います。
まずは1-3巻を読んでみてください。それではまったら一気に最終巻まで読んじゃいましょう。最終巻まで読んだらまた1巻から読み直すと伏線の多さに驚きます。時間に余裕のある日に読むのをお薦めします。
絵柄が受け入れられない方にはお薦めできません・・・(あとグロい描写の苦手な方も)絵柄で意見がはっきり分かれる作品かも
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-08-11 23:57:57] [修正:2010-08-11 23:58:57] [このレビューのURL]
9点 そうすけさん
最後が内容を詰め込んでいてかなり残念ですが、25巻を中心とした過去の黒賀村の話はもはや別格の面白さで、フランシーヌ人形の笑顔のページは自分が漫画で泣けた数少ないシーンのひとつです。
それにしてもこれほどの物語を原作なしで描ききる作者は天才だと思いました。
ただ、本編と反比例するようにおまけページが面白くなかった気がする。
購読済み。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-09-11 16:41:13] [修正:2010-06-08 02:47:17] [このレビューのURL]
9点 unsosinoさん
『人の歯車はからからと互いを回し、
人生というサーカスを演じてゆくのかもしれませぬ。』
運命共同体=家族としてのサーカス。
妥協なき面白さを媒介とした観客との信頼関係。
人間に作り出された人形は心から笑えるのか。
人形として育てられた人間は心から笑えるのか。
「からくり」と「サーカス」を「笑顔」で繋ぎながら、
世界中を行き来し、過去に遡るなかで、
隠された真実や絶望的状況に直面し、苦悩しながらも
意志を持って前へ進もうとする主人公たち。
まさに王道中の王道少年漫画であり、
誰かと一緒に心から笑いあうことの暖かさを伝えてくれる漫画です。心に、直撃します。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-06-18 23:11:24] [修正:2010-01-20 07:06:44] [このレビューのURL]
PR