喧嘩商売のレビュー
8点 あおはなさん
「幕張」を連載していた木多先生が格闘ものを連載。最初耳を疑ったものだが・・・読んでみると・・・いい意味でショックだった。面白いです。画力も格段に上がって読みやすさもはるかにアップ。そしていわゆる「知的バトル」がこの作品の特色。でも入江文学の父親のエピソード・・・「泣かないと決めていた」あのフレーズの連呼。意外ときました。普通この点数はつけないかもですが、あえて。
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[投稿:2010-11-04 17:51:29] [修正:2010-11-04 17:51:29] [このレビューのURL]
8点 三助さん
下ネタ満載の格闘漫画です。初期はギャグメインで格闘要素はオマケかも。
色々な意味でやばいギャグが多いので、人によっては不快感を覚えてしまうかもしれません。
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[投稿:2009-06-14 21:21:10] [修正:2010-10-08 20:26:13] [このレビューのURL]
6点 即身仏さん
今までの作者のふざけ馬鹿にし腐ってる作風とは比較にならない「ガチ」な漫画。とにかく描写が凄まじい。
もっと早くこういったお話を描いてくれれば良かったのに。とも思う。勿体無い。
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[投稿:2010-09-23 02:17:26] [修正:2010-09-23 02:17:26] [このレビューのURL]
8点 議長さん
格闘技マンガは数多くあるが、ここまで完全に「喧嘩」を前提においたスタンスは意外と新鮮。他の同ジャンル漫画はどちらかといえば「異種格闘技戦」寄りの場合が多い。
その「喧嘩」が非常に細かく丁寧に描かれており、暴力的で荒々しい喧嘩ではなく高度で戦略性のあるそれを楽しめる。特に心理描写は秀逸。
第1部の山である金田戦は伏線、直前の煽り、二転三転した試合、試合後のエピローグまで全てが完璧。
時々ギャグパートに脱線するが、それはそれで閑話休題的なものがあり不快にはならない。というか面白い。
時事ネタ、芸能ネタ、主人公の毒舌も痛快。
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[投稿:2010-09-11 22:11:25] [修正:2010-09-11 22:11:25] [このレビューのURL]
8点 オカシューさん
このサイトの方々とは(多分)真逆のマンガの読み方をする人がいる。
きっとそんな読み方に顔をしかめる紳士もいらっしゃるだろうと想像する。
「読み捨て」である。まさに文字通り。
週刊誌だけではない。単行本(コミックス)もである。
通勤途中や会社の昼休みに読み、終わればゴミ箱へドサッ!である。
(最近は中古ショップが盛況なので単行本は捨てずに売るのであろうか。それも同じような事であるが)
漫画イコール暇つぶし、という位置付け。
もちろんそれを非難するつもりは毛頭ない。
確かにマンガの読み方として昔から存在している。特に4コママンガ等、週刊雑誌も含めそういう側面を持っている。
特におじさん達にはそんなスタイルを持つ人も多くマイナー系成年週刊誌なんかがそんな読み方をされていると感じる。
一方、少年誌でも「読み捨て」系マンガを描く漢(おとこ)がいた。
その名を木多康昭。その根拠となるマンガスタイルは。
1年後には劣化するであろう刹那的芸能ネタ。常識人は単行本所有をためらうのではないかと思われる程のお下劣な下ネタ。
その作風、デビュー作から変わらず「読み捨て」少年マンガのフロンティア(?)だと私は思ってきた。
その木多先生がついに青年誌デビュー。それがこの「喧嘩商売」だ。
相変わらず楽しませていただいていたのだがスタイルは変わらずと思いきや数巻を経てその作風に変化が生じた。
格闘マンガの要素が本格的に導入。
しかもそのレベルは他の同系統格闘マンガを凌駕しているのだ!
格闘系マンガ好きには是非読んでもらいたいと願う。
極めたと言われる程の下品な下ネタ、パロディも「真夜中の男だけのY談」と割り切り受け止めてもらえるならば、その笑いのセンスの良さに気付いてもらえるハズだ。
扱うネタはお粗末でも料理の腕が高レベル。それに加えて「読み捨て」ともう言わせないのめり込める格闘シーンも加わった。
タレント、芸能人が「化(ば)けた」と言われる事がある。
突然売れ始め人気者になった場合だ。彼らの中で何かが変わったのだ。
そう、それはマンガ作品でもありうるのだ。
対金田戦は完璧。ラストまでもの凄い。
「喧嘩商売」は化けた。
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[投稿:2010-04-13 00:26:52] [修正:2010-04-13 19:48:45] [このレビューのURL]
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