聖闘士星矢のレビュー
8点 さぶさぶさん
音楽権利団体が煩くなければ歌ってしまいたいところですが、自重します。
ちょうど二十年前ほどでしょうか。このアニメが放送されていたのは。当時の私はまだ幼かったですから、なんか格好良さげな兄ちゃんがかっけえ鎧着て戦っているアニメ、という認識しかなかった。
しかし中学生の頃、原作版であるこの「聖闘士星矢」に出会った。
見開きで放たれる必殺技。実際にはどんな攻撃だったのか、分からないままに吹っ飛んでいく敵味方。
巻末に詳細が描かれる、聖衣というギミック。実際にあんな構造になっているのか確かめる術はなかったけれど、それを信じてた。
一応理屈らしきものも存在しているけれど、それらはすべて少年たちの思いに応えるためのものでしかなく、当時の私はそれに十分に感動できた。
これは少年漫画だ。
小賢しい理屈を吹き飛ばして、少年が敵を吹っ飛ばすものでいい。
だからこそ、あの日の私は読み耽った。
青銅聖闘士がマッハ1。
白銀聖闘士はマッハ2。
そして黄金聖闘士は――。
圧倒的な力の差を思い知らされても、諦めなかった彼らのような意思は、今の私に残されているでしょうか。
傷付くことを恐れる大人になってしまったとき、何度でもこの漫画が私に勇気を与えてくれる。
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[投稿:2011-02-20 18:55:38] [修正:2011-02-20 18:55:38] [このレビューのURL]
5点 鈴森一さん
12宮編までは名作で9点。
その後は駄作で1点。
間をとって5点です。
設定もよかったし、キャラが非常に立っていましたね。
名前も性格も必殺技も、連載中に見てるだけで全部覚えられたほどです。
闘い方もカッコよかったなー。
当時小学生だった私は夢中になりましたよ。
人気が最高調だった12宮編の頃、ジャンプで月に2回も表紙になったことがあったような記憶があります。
とにかく面白かったのです。12宮編までは・・・。
蛇足ですが、私はブラックセイント編でブロンズセイント同士の間に友情が芽生えていたことが当時から不思議でした。
直前の銀河戦争では、ブロンズ同士はみんな対立している感じだったし、星矢と氷河、氷河と紫龍、瞬と氷河はそれまで全く絡んでなかったハズです。
それなのに、続くブラックセイント・シルバーセイント編でいきなり「これが俺たちの友情だ」みたいなノリになっていておかしいなーと思いました。
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[投稿:2010-12-14 19:10:34] [修正:2010-12-14 19:12:26] [このレビューのURL]
9点 森エンテスさん
とにかく大好きな作品で、本書が読者の精神に影響を及ぼすとは全く思いませんが、自分の中でのマスターピースなのは間違いないです。
漫画版も好きですし、アニメ版も好きですし、とにかく小学校から中学校の時期にハマりこんだ作品です。
というか、この作品が無かったら、ギリシャ神話にもさほど興味を持たなかっただろうし、何よりもオタクになっていたかどうかも疑問。
ファンフィルターを外したら7点かな。
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[投稿:2010-10-21 18:19:53] [修正:2010-11-26 00:41:51] [このレビューのURL]
7点 臼井健士さん
ギリシャ神話をモチーフとした作者の最大のヒット作品。
地上の平和を世界の裏側から守る女神・アテナと、そのアテナを守護する聖闘士(セイント)たち。
その物語は地上を手中に収めん復活を目論む冥界の王・ハーデスとの「聖戦」が主題になる。
そこに至るまでの聖域(サンクチュアリ)の内乱(サガの乱)。
そして、不慮の事象により復活を遂げた海皇・ポセイドンとの争い。
を経て、ついにハーデス軍が復活する。
特筆は「聖衣」(クロス)・「鱗衣」(スケイル)・「冥衣」(サープリス)に代表される
神話や伝説に登場するモンスターや生物たちを模った鎧を自らの身にまとって戦うという設定である。
それぞれの鎧が身体を覆うパーツに分類される「分解装着図」は毎回毎回よくも考え付くものだと感心させられた。
只、108星に代表されるハーデス軍の冥闘士(スペクター)は大部分が未登場に終わってしまったのが残念な点。
作者自身もそのことを気にかけていたのが、現在、この続編が別の作者で連載中となっている。
そちらでは本編未登場の冥闘士たちが新規登場を果たしております。
個人的には「ポセイドン編」の終わりの引き方がお気に入りです。
「全ての生命は海へと還るんだよ・・・」と余韻の持たせ方が上手い。
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[投稿:2010-07-03 09:57:40] [修正:2012-01-03 09:49:19] [このレビューのURL]
9点 福岡太郎ノ助さん
個人的にジャンプを読み始めた時に連載が開始していて、かなりハマった作品です♪今読んでみると、流石に時代のズレというか伏線のはりかたが、乱暴だったり気になる点もありますが、古典マンガの傑作としてやはり名前をあげなければならない名作だと思います。話が少しずれますが今やっている新しい方は読んだことがありません^^;
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[投稿:2010-05-10 14:36:31] [修正:2010-05-10 14:36:31] [このレビューのURL]
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