ヒカルの碁のレビュー
8点 ういちさん
囲碁というあまり馴染みのないものを、ここまで魅力的に見せる両作者に脱帽。
キャラクターの葛藤や成長、人間関係がとても丁寧に表現されてると思う。
全23巻という長さだがもっと読みたいと思わせる良作。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-12-01 00:26:51] [修正:2008-12-01 00:26:51] [このレビューのURL]
8点 Kino.さん
囲碁を知らなくても楽しめるというコンセプトがよかったです。囲碁という一見難しそうに見えるゲームの面白さや雰囲気を分かりやすく伝えてくれました。何より序盤から中盤にかけてはヒカルと佐為、アキラと塔矢名人の人間模様が軽妙に描かれていて好感が持てます。
ただ後半やや失速したのが残念です。院生からプロになってからのヒカルには子供らしい無邪気な魅力がなくなり、ただのませた子供としてしか描けていなかった気がします。さらに囲碁を取り巻く人間模様の描写がややいい加減になり、囲碁の対局描写がメインになってしまいました。息詰まる攻防は見ていて楽しくもあるのですが、囲碁を知らない人に向けた漫画としては本当に楽しめるかどうか疑問です。ただ、最後はだらつきながらもきちっとまとめたのはさすがでした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-10-29 19:34:44] [修正:2008-10-29 19:34:44] [このレビューのURL]
8点 右から左へ。さん
囲碁という既存の漫画が扱ってこなかった題材をテーマに、少年誌という媒体に掲載された意欲作。
一時期(今はもう下火となってしまったかもしれないが)、小中学生の間で空前の囲碁ブームを引きおこすこととなり、社会的にも大きな影響を与えた漫画である。
原作者のほったゆみと、作画は卓越した画力で名高い小畑健のコラボレーションという時点で、面白い漫画の確変到来といった感じである。その期待を裏切らない秀作だ。
主人公とそのライバルの対決、葛藤を中心に、魅力的な性格の佐為や他の登場人物との友情や、ユーモラスな日常も見事に描かれている。主人公と同年代の頃この漫画を読んでいたこともあって、素直すぎない、年頃の子どもである主人公が好感の持てる主人公像であった。また、ライバルも家柄による苦労が描かれており、環境の中で悩む姿は共感が持てた。何よりの魅力は、囲碁のことを知らなくても楽しく読めるということであろう。囲碁をとりまく、上記のような登場人物の繰り広げる人間模様を見事に描けていたからだ。
だが、院生となったあたりから面白さに陰りが見えるようになった。話が大きくなりすぎたことに加えて、囲碁の対局シーンがメインとなり、囲碁のことに詳しくない読者は取り残されてしまったからだ。佐為編までで終わっていれば、もっと評価が高くてもおかしくないだろう。
上記のような欠点もあるが、全体として少年誌にふさわしい、さわやかな良い漫画であることは間違いない。周囲に親しい小中学生がいればおすすめしたい漫画である。(もちろん大人でも楽しめるが。)人によっては生活に影響が出るほど、夢中になって読むことのできる漫画。8点。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-10-10 10:25:19] [修正:2008-10-10 10:25:19] [このレビューのURL]
8点 腹ペコKUMAさん
この漫画を読んで囲碁を始めた人が
日本全国にたくさんいた。
よってここの採点基準では8点に相当。
僕も17巻までがとくに好きです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-10-04 08:53:35] [修正:2008-11-11 08:05:43] [このレビューのURL]
8点 そうすけさん
面白い。
絵が綺麗なのももちろんだが、きっと原作(ネーム)の時点で相当面白いはず。
囲碁なんて大概の読者は何やってるかわからんのに、不思議な説得力があった。
10巻前後で絵は安定したか?
佐為のキャラがほんとにいい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-09-02 01:32:52] [修正:2015-02-12 00:18:34] [このレビューのURL]
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